空を眺めながら

日々の記録、そして娘への連絡用
そしてストレス発散も(^_-)-☆

思いを伝える難しさ

2012-02-23 | 日記

思っている事はきちんと伝えようと思います
以前は黙って我慢すればいい、その方が楽、と考えていました
でも、我慢しても気持ちはきっと顔に表れていて自分にも相手にも返って良くないと思うようになりました

実家を壊すことになりました
私は3人姉妹の末っ子ですぐ上の姉と私はお嫁に行き、一番上の姉が商売をしている実家のあとを継いでくれました
その事にはとても感謝しています

父が亡くなり母ひとりになった時は姪のMちゃんが一緒に住んでいてくれました
その母も亡くなり、実家には誰も住んでいなくて店先をお花屋さんに貸していました
もう何年も行っていませんが前を車で通るとやはりなんとなくほっとします

数か月前、店先を貸していたお花屋さんが店じまいをしていました
信号待ちをしている時に張り紙が見えました
建物を壊すので店じまいをします・・・こんな内容の文面でした

「壊す」

もう誰も住んでいないのでいずれはそうなると思っていましたが
いきなりそれが「現実」となるとすごくショックでした
生まれてから20数年暮らした家、下から見上げると勉強していた部屋の窓が見えます

ここがどうなろうと私とすぐ上の姉には何を言う権利もありませんが、
「近々家を取り壊す事になったから、必要な物があったら持って行ってね
長年住んでいた家だけどもう古いし建てかえるから」
それくらい知らせてくれても良かったのにと思います
そのうちにきちんと知らせてくれるだろうとずっと待っていたのですが、張り紙を見てから何か月も経ちました

一昨日携帯が鳴ってその連絡がありました
いよいよ荷物を持って行ってもらわないと困るからでしょう
「分かった」と言えば良かったのだと思うのですが、「どうしてもっと早く知らせてくれなかったの」と言いました

妹たちにはそんな権利はないのだから早くに伝える義務もないと思ったのかもしれません
もちろん抗議などする気もありません
でも、事前に伝えてもらうのといきなりあの張り紙で知らされるのは違います

その事を伝えると「あの紙は花屋さんが勝手に貼ったんだから」
「そういう事じゃないじゃない」
『そうだったねぇ、もっと早くに言っておけばよかったね』と言ってくれたら
「ちょっとショックだったけどもういいよ、分かった」って言えたのに

その後も私とすぐ上の姉が仲が良いから話ずらいとか仕事が忙しかったとか言われて・・・
私は抗議しているんじゃなくて、一声かけてくれたら気を使ってくれているんだなぁと思えたのに・・という事です

姉は黙ってしまいました
「私の気持ちを伝えたかっただけなので、もうこれでこの話はやめよう!
なにも言わないでいるといつまでも『あの時こうだった!』ってしこりが残るのは嫌だったので言わせてもらいました。
時間を作って何が置いてあるか見に行って、すぐには持ち出せないから名前の紙を貼っておきます」

電話を切ると夫に「あんまりきつい事言うなよ」と言われました
そうね、きっとこの話が伝わると「〇〇がうるさい事を言っている」ってみんな思うのでしょうね
でも私は強い要求をしている訳ではなくて
・取り壊すことが決まったのならすぐに知らせてくれればよかったのに(話すのが嫌ならメールでも良かったし)
・張り紙で知らされたのは悲しかったと言った時に「そうなんだ、知らせればよかったね」と言ってくれれば
このどちらかで良かったのです

どうしてこの文章を書いたかというと
だれにどう思われても構わないけれど、この人には誤解されたくないという人もいるから
多分このブログを読んでくれていると思うので

無駄なエネルギーを使ったのかなぁと思ったり、
でも思っている事はきちんと伝えた方がいいのだ!と思ったり
迷いながらの人生はまだまだ続きます

 



 

コメント (1)
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