ソノターネット2

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Mr.マリックさん

2011-03-06 22:00:00 | TV

 torneに入っている録画をやっつけていて、「Mr.マリック 復活 超魔術13連発」というのを見ました。生放送!と言っているのに録画見ていると緊張感に欠けましたが。昔は純粋に「スゲー。マリックさん超能力者に違いない」と思えたのですが、ひねくれたモノの見方ができるようになってしまったため、タネがわかる「超魔術」がいくつかありました。オレすごい(笑。

 考え方としては、例えばボートレースの順位予想という演目ですが、「予想を記入した紙がずっとカメラの中にある」という制約があると、順位のインチキはできないわけなので逆に
 (1)いつ最後に見せる紙に予想を書くか
 (2)
カメラの中にあった紙と最後に見せる紙とをいつすり替えるか
 がタネになります。レース中、マリックさんは何度もカメラの枠から外れているので(1)は考慮する必要無し、(2)はそういう目で見ていると取り外すときとそのあとに紙を右手の袖にしっかり隠すのに特に不自然な動きをしていました。手品師が歴史的に長袖を着ているのはモノを隠すためだそうです。
 で、なんですが、その長袖感や不自然感を隠すために関係無いときにもちょくちょく袖をまくったり意味ありげな動きをしたりして勘所でバレにくいようにするのもプロの技なのだと思うのですが、どうも今回のマリックさんはそうした余裕的な動きが少なく、で、僕に見破られてしまうほどになってしまったのだと思います。

 マリックさんは、テーブルマジックみたいな地味なタネの手品をテレビ向けの派手な構成にするアイデアがスゴイ、のだと思います。

 そう言えば何が「復活」なのかと思いましたが、マリックさんブームのときに持ち上げたのも日テレ、このとき福留アナもサクラで協力したりしていたのですが、その後に番組中で手品を失敗させるという意図不明なおとしめ番組を放送したところで絶縁関係になったのだと思います。で、その関係が復活したんでしょうね。
 おとしめ番組はリアルタイムで見ましたが大きくおとしめるわけでもなくなんとなく失敗する感じで番組としても面白く無く、まったく意図不明でした。

 そんな目にあわされたのにまた出演するというのはお金しか考えられません。お金ってこわい。

 

 



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