熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

「楽校」とサポーターから学ぶ

2005年11月26日 22時48分01秒 | プライベート
子供の学校の学芸会に行って来た。

(写真は学芸会後の舞台で踊る素敵な先生たち。)

子供を行かせている小学校がなかなかいい。

普通の学校と比べるととてもユニークな教育をする学校で、いつも感動と驚きを

与えられる。

これは学校の教育方針と先生の力に寄るところが大きいだろう。

やっぱり学校は楽しくなければ駄目だ、と思う。

特に小さいときほどそうだ。

楽しい思い出を持てる学校こそ、人格を形成する上で、とても大切だと思う。

まさにこの小学校は「楽校」だ。

、、、

その理由を考えてみた。いろいろあるがいくつかだけ。

校長先生が「人物」だ。

(小生もリーダーのはしくれ。やはりまずはトップから観察してしまう。笑)

情熱、謙虚、それでいてチャレンジ精神旺盛。

偉ぶらず子供たち、保護者、地域の人、等々本当に誰とでも気さくに話される。

学芸会の準備も後かたづけも率先してやる。

リーダーが変わるとすべてが変わる。

すべてはリーダーの努力次第。すべての責任はリーダーにある。

そう気づかされる心から尊敬する先生だ。

そして、この素晴らしいリーダーのもとで働く先生たち一人ひとりがどんな小さな

ことでも、決して手を抜かない。誰一人として。

教務主任の先生も小生より年下だが、これまたすごい人。

ちゃんとたまには休んでいるの?と心配になるくらい、人生を教育に賭けている

すごい先生だ。

愚痴一つこぼさず、献身的に働く姿から学ぶことが多い。

情熱の塊のような人たちばかり。

やっぱり「学校は人」だ。
、、、

元もと伝統ある学校だが、学生たちの満足度が高く、いじめもない。

学級崩壊などまったく無縁の学校。

一度冗談で娘たちに「転校する?」と聞いたら、「そんなことしたら絶交!」と

言われた(笑)。

、、、

「one for all,all for one」の精神が徹底的に行き届いている。

長女はここで勉強はもちろんのこと、舞踊、バスケット、楽器、歌、等々本当に

のびのびと楽しみながら学んでいる。

次女も同様。

バスケは高学年からなので、次女はまだやっていないが、習字を習い始めた。

(小生も妻も、習い事や勉強を強制したり、やれやれ!と言わない家庭なので、

選択肢だけは与えるが、すべて自分で決めてやらせている。)

そして友達を大切にする。

挨拶を大切にする。

目上の人たちを敬う。

さらに学外でも「気づき」の場や実体験を大切にしている。

(先生たちはホント大変だと思う。)

日常的に、子供たちのモチベーションを高める術が素晴らしい。

小生も学校を経営する身として、小学校と専門学校の差はあるにせよ実はいつも

勉強させてもらっている。

(多分父兄のなかで小生しかいないだろうが、裏方や進行、先生たちの発言など

をマニアみたいに観察している。笑)

小生も同じ学校で働くという身なので、表に現れる成果の何倍もの陰の努力があ

ること、これは多分誰よりもわかるつもりだ。

、、、

学校を支えるサポーター。

学芸会の前に、この学校を支える青年たち(?)の会合に参加した。

(保護者会とは違う。保護者会も異常?なほど熱心で学校に協力的)

会長を中心に、皆がこの学校を本当に献身的にサポートしている。

どうやったら子供たちにより良い環境を提供できるか、本当に真摯に話し合い、

皆で知恵と力、無理のない程度で自発的にお金を出し合う。

この会のメンバーも保護者たちもやみくもに先生たちを批判したりしない。

むしろ、先生たちに常に敬意を表し、そして謙虚かつ積極的にサポートする。

この人たちからも学ぶことが本当に多い。

小生、この地域に住んで11年。

本当に素敵な人たちに囲まれてラッキーだと思う。

この「楽校」とサポーターは素晴らしい。

この出会いに心から感謝!

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4 コメント

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Unknown (ぱくぅ)
2005-11-27 00:32:21
同感!!!

これからもこの「学び舎」から多くの「人」が育つんだと思うと、

自然に胸が熱くなります。

これからも、いつまでも、大切にしたい「宝」です。



微力ながら「サポーター」であることを

誇りに思いながら

おひさのブログ訪問でした
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サポーターとして (song20)
2005-11-27 09:15:27
コメントありがとうございます。

心から支えたくなる学校があるって幸せなことだと思います。

サポーターとして、多くの人が育つ姿を楽しみにしながら、そして自分自身も学ばせていただこうと思います。

客観的に?というか専門的にこの学校のどこが素晴らしいのか、より掘り下げて学んでいこうと思います。

これからも微力ながら頑張ります。



ありがとうございました
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すばらしいお話に、また、感動しました。 (yy-gaya2)
2005-12-01 14:47:28
「楽校」かあ。いいですね。子供たち、うれしいですね。皆さんでうれしい環境を創出されているのが、手に取るようにわかりました。



話が少し変わりますが、去年、いちばん、感動したことは中越地震の被災地に天皇、皇后両陛下が見舞われたときに、被災地に住む天真爛漫な女の子が、皇后陛下の肩をポンポンとたたき、陛下は振り返り、慈悲深く、笑みを称えられて、その女の子の頭をなぜながら、何かお話になられたシーン。

テレビで見て、とてもうれしかった。昨年、いちばん感動したことです。

子供たちって、素朴で、誰でも同じ目線なんでね。



song20さん、子供たちの世界はひとつですね。

すばらしいなあ。

では、出発オシンコー!(笑) 

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いい話ですね (song20)
2005-12-01 14:54:28
子供たちが本当に大好きです。

カンボジアに行った時も、アメリカの小学校を訪問したときも、皆子供たちは純真で天真爛漫でした。

子供たちに対する愛情が、戦争も、環境破壊も防ぐ一つの大事な考え方になると思います。

次世代のために何が出来るか。

微力ながら考えていこうと思う今日この頃です(^^)。



ここ数日、夜は飲み会、朝は打合せが続き、更新が出来てませんでした。

今日こそ(^^;)。



コメントありがとうございました。
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