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お風呂好きな小生、湯船の中で雑誌を読む癖がある。
読み忘れていた古い雑誌やら、カード会社が送ってくる雑誌やら、JAFの会員誌やらと
ほとんど暇つぶしで読んでいる。
(小生、じっとしていることが苦手。何かやっていないと落ち着かない。
昔から親や担任の先生に落ち着きがない、とよく言われた。多分、次男だから。笑)。
最近、特に多いのが、『R25』というリクルートが発行する駅に置かれているフリー
雑誌。
(同社が想定する読者の年齢からは大分オーバーしているが、読んでみると結構面白い。
リクルートの人からはこの雑誌が出来る秘話も聞いたので、ほぼ毎号、家に持ち帰って
は風呂で読んでいる。リクルートの皆さん、そんな読み方ですみません。笑)
、、、
今日帰宅して、いつものように読んでいたら、2005年10月6日号
(NO.63)のある記事に目が止まった。
それは11ページに掲載されていた「貧困率」のデータ(写真の記事)。
「日本は世界で5番目に『貧困』だった!!」
という書き出しから始まり、貧困率なるものが紹介されている。
ただこの貧困率はそのまま貧しいということを意味する数字ではないようだ。
「貧困率とは、国民の平均所得の半分以下しかない人を『貧困者』とし、
国民全体の何%になるかを示すデータなのだが、これによると日本の
貧困率はメキシコ(20.3%)、米国(17.1%)、トルコ(15.9%)、
アイルランド(15.4%)に次いで世界で5番目の15.3%」
(同記事)だそうだ。
、、、
何を意味する数字かおわかりだろう。
そう、単純に貧しいという意味ではなく、同じ国の中での所得格差を意味する数字だ。
98年に経済企画庁(現内閣府)が発表したレポート「日本の所得格差」では、80年代半ばの
日本の貧困率は世界でも平等度が高い北欧並みと分析され、国際的にも「平等な国」だった、
とのこと(同記事)。
ちなみに写真にあるように北欧のデンマークは4.3%。
、、、
これに関連して、もう一つ気になる数字を挙げてみよう。
以前、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライトニュース」で放映されていた数字。
いつだったかは忘れたが、興味深かったので、その場でメモを取った。
紹介されたのは日本のいわゆる富裕層に関するデータ。
預貯金や株式などの金融資産1億~5億円未満の人がなんと72万人もいる。
(中堅地方都市一つ分の人口?)
5億円以上でも6万人!
(土地や建物などの不動産資産を除く純粋に換金性の高い資産の数字で)
マーケットに換算すると160兆円?(これは正確じゃないかも)というデータが紹介されていた。
へぇーそんなにいるんだ、と単純に驚いた。
ご存じの方も多いだろうが、銀行は「プライベートバンキング」という名の下で、
こういった富裕層の囲い込みをはじめている。
専用のブースが設けられ、例えば世界で数台しかないスポーツカーを買いたい、
超豪華旅行がしたい、などの富裕顧客の要望に応えていくそうだ。
(これが「銀行」業務???)
当然(?)、この人たちは、ATMの前に並んで順番を待ったりしないとのこと。
、、、
善し悪しは抜きにして、日本は確実に変わり始めている。
一億総中流とか、富の分配という面では、社会主義国家よりも「社会主義みたい」
と言われた国が階級社会へと確実に変貌し始めている。
本屋さんに行っても、セレブ向け雑誌が溢れ、逆に年収300万円で幸せになる方法
といった類の本が山積みされている。
こんな時代を迎えて、本当の豊かさとは何か、これから成熟した先進国で暮らす
一員として、どのような価値観を持って仕事をし、生活していくか。
人はなんのために、どのように生きて行くか、
この哲学が問われている、そう思えてならない。
お金ももちろん大事だが、小生は何よりも精神的な富裕層を目指そう(笑)。
読み忘れていた古い雑誌やら、カード会社が送ってくる雑誌やら、JAFの会員誌やらと
ほとんど暇つぶしで読んでいる。
(小生、じっとしていることが苦手。何かやっていないと落ち着かない。
昔から親や担任の先生に落ち着きがない、とよく言われた。多分、次男だから。笑)。
最近、特に多いのが、『R25』というリクルートが発行する駅に置かれているフリー
雑誌。
(同社が想定する読者の年齢からは大分オーバーしているが、読んでみると結構面白い。
リクルートの人からはこの雑誌が出来る秘話も聞いたので、ほぼ毎号、家に持ち帰って
は風呂で読んでいる。リクルートの皆さん、そんな読み方ですみません。笑)
、、、
今日帰宅して、いつものように読んでいたら、2005年10月6日号
(NO.63)のある記事に目が止まった。
それは11ページに掲載されていた「貧困率」のデータ(写真の記事)。
「日本は世界で5番目に『貧困』だった!!」
という書き出しから始まり、貧困率なるものが紹介されている。
ただこの貧困率はそのまま貧しいということを意味する数字ではないようだ。
「貧困率とは、国民の平均所得の半分以下しかない人を『貧困者』とし、
国民全体の何%になるかを示すデータなのだが、これによると日本の
貧困率はメキシコ(20.3%)、米国(17.1%)、トルコ(15.9%)、
アイルランド(15.4%)に次いで世界で5番目の15.3%」
(同記事)だそうだ。
、、、
何を意味する数字かおわかりだろう。
そう、単純に貧しいという意味ではなく、同じ国の中での所得格差を意味する数字だ。
98年に経済企画庁(現内閣府)が発表したレポート「日本の所得格差」では、80年代半ばの
日本の貧困率は世界でも平等度が高い北欧並みと分析され、国際的にも「平等な国」だった、
とのこと(同記事)。
ちなみに写真にあるように北欧のデンマークは4.3%。
、、、
これに関連して、もう一つ気になる数字を挙げてみよう。
以前、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライトニュース」で放映されていた数字。
いつだったかは忘れたが、興味深かったので、その場でメモを取った。
紹介されたのは日本のいわゆる富裕層に関するデータ。
預貯金や株式などの金融資産1億~5億円未満の人がなんと72万人もいる。
(中堅地方都市一つ分の人口?)
5億円以上でも6万人!
(土地や建物などの不動産資産を除く純粋に換金性の高い資産の数字で)
マーケットに換算すると160兆円?(これは正確じゃないかも)というデータが紹介されていた。
へぇーそんなにいるんだ、と単純に驚いた。
ご存じの方も多いだろうが、銀行は「プライベートバンキング」という名の下で、
こういった富裕層の囲い込みをはじめている。
専用のブースが設けられ、例えば世界で数台しかないスポーツカーを買いたい、
超豪華旅行がしたい、などの富裕顧客の要望に応えていくそうだ。
(これが「銀行」業務???)
当然(?)、この人たちは、ATMの前に並んで順番を待ったりしないとのこと。
、、、
善し悪しは抜きにして、日本は確実に変わり始めている。
一億総中流とか、富の分配という面では、社会主義国家よりも「社会主義みたい」
と言われた国が階級社会へと確実に変貌し始めている。
本屋さんに行っても、セレブ向け雑誌が溢れ、逆に年収300万円で幸せになる方法
といった類の本が山積みされている。
こんな時代を迎えて、本当の豊かさとは何か、これから成熟した先進国で暮らす
一員として、どのような価値観を持って仕事をし、生活していくか。
人はなんのために、どのように生きて行くか、
この哲学が問われている、そう思えてならない。
お金ももちろん大事だが、小生は何よりも精神的な富裕層を目指そう(笑)。
読みづらかったらすみません。
やたらと変な処理をするもんじゃないですね。
ちょっと勉強してみます(苦笑)。
冒頭の写真、最高にはまってしまいました。
私も一人で入浴するときにはほぼ100%そうしているもので‥
入浴中の読書、気分は大富豪です、このときだけは階級社会なんてまったく関係有りません。
でも現実は、いつも計算機片手に頭を抱えているわけですが‥‥
普段はとにかく何をするにもぼーっとしているのが苦手です(笑)。
(旅行やサウナの中以外)
せわしない性格と言うか、、、(苦笑)。
大きなサウナでジャグジーにでも入っていると世の喧噪を忘れていいですね。
私も頭を抱える問題もあるのですが(笑)、それ以上にやりがい、楽しさを実感しながら生活していこうと思います。
コメントありがとうございました。
最後の1行がとてもステキです。
ボクはどちらにも成りたい!!
欲張りですか??
でも、どっちも頑張んないとなれませんね!
また来ます~!!
(お気に入りに入れました!)
ステキな本を教えてください!1
素敵なコメントありがとうございます。
精神的な富裕層と言っても、チャップリンも言っているようにある程度の経済力がないとそれもなしえませんね。
二つ追いかけて悪いことは何もないと思います。
要はバランスが大事で、どちらか一方に偏りすぎると、本当の意味での幸せにはなれないと考えています。
経済的な部分に偏りすぎると、「守銭奴」、精神的な部分に偏りすぎると「夢想家」でしょうか(笑)。
私も健全なバランスで二つとも追いかけます(笑)。
お気に入りに入れていただいて光栄です。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました