熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

生きる意味を考えさせられるカンボジア研修

2006年03月11日 20時18分48秒 | 仕事日記
4年前から毎年、カンボジア研修旅行を実施している。

うちの写真校の藤井秀樹校長とともに、アンコールワットで有名なカンボジアの

シェムリアップに行く旅行だ。

現地ではボランティアと撮影にいそしむ。

、、、

第4回目のカンボジア研修旅行の講評会があった。

参加した学生たち(他校の人もいる)が作文と自分が撮った写真を発表する場だ。

写真が本当にいい!

被写体の良さもあるだろうが、撮影する人の優しい心を感じる作品ばかりだ。

作文も、素晴らしい。

生きる意味について考えさせられた、日本は大切な何かを忘れていないか、
人の幸せってなんだろう、、、。


哲学的な、深い気づきや疑問を感じた感想が続く。

小生も、4年前を思い出し、胸が熱くなった。

(またじーんとして、涙が出そうになった。)

、、、

小生は第一回目の研修旅行に参加した。

1週間のシェムリアップ滞在。

学生が、いや参加した職員も、外部の方々も皆、変わるのだ!

小生も人生観の根底を揺さぶられたような、そんな1週間だった。

、、、

校長はすでに約20回、この地を訪れ、小児病院の建設、運営、そして孤児院の支

援をされてきた。

大手旅行会社でも、バックパッカーでも、まず行けないところばかりを見学する。

孤児院や、地雷被害にあった方々の自立支援センター、カンボジアで最も貧しい人

たちが住む村、アンコール小児病院、地雷博物館、、、etc。

もちろんアンコールワットなどの観光地もまわるが、メインがボランティアやカン

ボジアの現状を生で見るという旅行だ。

、、、

小生が参加した時も、ホテルのロビーで、考え込んだり、議論にふける学生の姿を見た。

そして深夜までみんなで一緒に語り合った。

正直、成田に集合したときは、だらーっとしていた学生たちまで、あまりにも予想

外の体験の連続で、戸惑い、そして考え込む。

この研修は本当に意義がある!そう思って、校長には無理を言って、毎年団長とし

て行ってもらっている。

ちなみに、この研修に参加した学生たちは、卒業まで授業にほぼ無欠席という状態

になる。

引率として同行する職員も、変わる(これもこの研修の大事な意義)。

「一生懸命、生きなきゃ」

シンプルだが、これに気づかされたという学生は多い。

小生と一緒に参加した卒業生のMさんは、なんとその後カンボジアに渡り、4年

間、ボランティア活動に参加した。

(やっぱり、「最近の若者」、、、は素晴らしい!と思う。)

、、、

技術も大事だが、写真は「心」で撮るもの、デザインだって、マンガだってこれが基本となるだろう。

この素晴らしい研修旅行を、これからも学校をあげてさらに進化させ、継続していきたい。

PS

この研修は、毎年、学外の方も数名、参加しています。

興味のある方は、ご連絡ください。

でも、毎年、定員が早く埋まるので、参加できるかどうかはまったく保証できませんが。(^^;)

自分を変えたい人、人生について何かもやもやしている方には、超お奨めです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いろんなすばらしいことをたくさん、夢の学校ですね。 (yy-gaya2)
2006-03-12 09:47:51
ああ、また、感動しました。私もSong20さんと同じく、すぐ感動してしまいます。

いろんな、夢プログラムがある学校って、学ぶ子どもたちが幸せですよね。環境は人を創り、その環境を大人が創る‥

話は少し変わりますが、自身の会社の話で申し訳ありませんが、高校生対象のバンド大会をやったとき、高校生のガンバリに心打たれたのは勿論なのですが、それを進行しているうちの社員スタッフたちが、途中から涙を流しながら、感動し、打ち上げで、泣き叫んでいる姿に、またまた、心打たれました。

Song20さんが学校のいろいろな日常を翻訳してくださるので、とても学校が理解できます。

と同時に学生や若者に対しての考え方なども理解でき、とても納得できます。ほんとうにありがとうございます。
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学生の姿にじーん、ですね。 (song20)
2006-03-12 09:54:58
yy-gaya2さん、とっても共感出来ます。

学生の頑張りや、ひたむきな姿はもちろん、感動し、涙する学生を見て何度もじーんとしました。

これからもどんどん、いろんな企画をしていきたいと思います。

何かいいアイディアがあれば是非教えて下さい
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