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「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「立体出力可能な形状モデルに作り変え(その9)」 立体出力の発注!への道は甘くなかった。(汗)

2012年12月29日 23時10分55秒 | MMDアバンドール



すみません。日記が数日開いてしまいました。
その間必死になって立体出力用のデータ修正を行なっていました。

あにまさ式弱音ハクさん(あにまささんに許可を頂いた上で改造させて頂いてます)の立体出力改造作業シリーズ第9弾です。


取り急ぎ年末までに実際にテストショット立体出力の発注をかけようと思い、デジモデさんのところでEnvisiontec Ultraという立体出力機による光造形方式による立体出力をお願いする事にしました。予算を抑えるために全身像の出力は避け胸像となるようボディをカットしています。これに寄って出力代金は3980円に抑えられます。




しかし、あれだけ水漏れしないように意識して精一杯モデリングをしてきたのですが、いつもお世話になってる立体出力サービス会社のアイジェットさんが推奨するSTLファイルチェックツールのminiMagicsを使用してエラーポリゴンを調べたところ、全身像で1100か所ほどの穴あきが確認されました。そちらを修正した上で胸像にするためブーリアンで胴体その他をすぱっと切り落として再度STLファイル化した物を確認した所それでも99か所で穴あきを報告されてがっくりきました。orz


穴あきの原因の主な所は、胸像の場合ブーリアン演算で強制的に切り落とした断面部分で局所的にポリゴンが展開できてない部分があったり、ブーリアン演算の問題か他の要因か不明ですが一部のポリゴンが脱落してたりといった所です。これをどう調べ、動修復するかを図解していきます。

まずメタセコイアのモデルデータファイル(MQO)からSTLファイルに変換した物をminiMagicsに読み込みます。すると始めに穴あきが発生しているポリゴン部分を黄色の線で教えてくれます。




この図を見ながらメタセコイア上で問題のあるポリゴンの穴を探します。大体該当する部分に問題個所が見つかります。






問題個所が見つかったらメタセコイア上で穴をふさぎます。(図では穴にかかっている形状ポリゴンを「隠す」機能で隠して作業しています。)




こうして問題の穴あき部分がなくなり、モデルは正常に立体出力できる状態になります。




残念ながら現物が拝めるのは来年明けてからになると思いますが、現物が到着次第ご報告致します。

それと、これの全身像についてはフルカラー立体出力で出してみようと考えております。(^^)



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