「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「立体出力可能な形状モデルに作り変え(その12)」 見積り・調整・再発注!

2013年01月16日 19時48分24秒 | MMDアバンドール



あにまさ式弱音ハクさん(あにまささんに許可を頂いた上で改造させて頂いてます)の立体出力改造作業シリーズ第12弾です。


昨日立体出力の見積もりを発注したのですが、思いの外お見積金額が高かったので金額交渉をしてみました。

この辺は大阪人の悪い癖と言うか性と言うか、最初の価格だけで納得せず値段を下げる余地があるのかをつい調べたくなるのです。(汗)

この件をメールで伝えると、出力サービス会社の担当さんからお返事を頂けました。曰く、


容積率を小さくすると出力金額が下がります。


という事を教えて頂きました。


このアドバイスを受けて早速調整を行ないました。以下の画像が昨日までの立体出力用モデルデータです。





そして本日送った立体出力用モデルデータはこちらです。





ご覧になると判ると思いますが、ハク姉さんの足元の台座がずいぶん小さくなっています。

最初はここを円形の台座にしていました。これは台座を円形にすることでモデルを安定して立たせるという目的があったためですが、この「円形」が曲者でした。円形にすると直径×2の面積分の容積を必要とします。容積計算は円筒形では行われず「縦×横×高さ」の直方体(いわゆるバウンディングボックス=外形箱)で求められます。ここが円形だと左右の空間が開いててもその分の容積も計算に入れられてしまうのです。


そこで、ハク姉さんの外形箱サイズに限りなく近い容積率になるよう円形台座を諦め、長方形台座として高さもぎりぎりまで抑えました。
その分不安定になるとは思いますが、安定土台についてはプラ版を追加する事で自前で構築する作戦に切り替えました。

そのため、真横から見ると本当に必要最小限の土台となっています。





ここまで削った甲斐がありまして、先程頂いたお見積もりでは出力価格を8,400円(税別※)に抑え込む事が出来ました!

 ※ 送料は別途2,000円かかります。店頭引き取りだとこの金額はかからないそうです。

フルカラーの全身像フィギュアでオーダーメイドで、なおかつMMD(あにまさ式弱音ハク)モデルをこの価格で出す事が出来ました。

前作の初音ミクさんは無駄にパーツ分割したため5万6千円かかってしまった事を考えると、かなり値段を下げる事が出来たと思います。


上記のデータは本ブログのまとめ動画を公開した際に公開配布させて頂く事に致します。(^^)

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