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ウエストサイド物語  12月9日

2007年12月09日 21時21分52秒 | 観劇

9月8日に始まったウエストサイド物語も、既に3ヶ月が経ちました。
当初の楽日ということでチケットを取っていたのですが、気付けば1月20日までの延長が決まり、さらにアンコール公演まで行うことに。
はぐらかされた感があるものの、キャストが大幅に変更されたこともあり、どのような舞台となるか楽しみにしていました。
開演前、更新されているであろうプログラムを購入し座席で開くと、前回はリハーサル写真が掲載されていたページが本公演のものに差し替えられていました。
さらにキャストのページを見て、驚きました。
A3より一回り小さい紙が二つ折りになり、28名もの役者が紹介されています。
さらに、追補として1名。
合計29名もの方が追加されています。
スタート時に51名の方が掲載されていたので、実に6割近い数字となります。
その中には、リフ役として荒川 努さん、マリア役に高木美果さん、アニタ役に増本 藍さん、ベルナルド役に望月龍平さんが。
高木さんと増本さんは既に舞台に立たれましたが、残りの2方はいつ登場されるものか。
ともかく、今日の目的は、マリアで舞台に立つ高木美果さん。
樋口さんの後アニタを演じている団 こと葉さん。
やっと初見となる、鈴木涼太さんの3名。
他にも初見の方は多いのですが、さすがに多すぎて追いきれません。
まずは、団さん。
キャッツのディミータでなかなかの迫力の歌声を聴いていたので、ダンスと併せて楽しみにしていました。
肌の色がかなり褐色なのが気になるものの、姉御肌の雰囲気で好演されています。
ただ樋口さんのアニタがとても素晴らしかっただけに、その印象が拭いきれないのが辛いです。
3月のオペラ座以来となる鈴木涼太さんは、阿久津さんよりも温厚なトニーという印象を受けました。
ハイトーンはやや辛そうな時があったものの、歌声は素晴らしいですね。
マリアやトゥナイトは、聴き入ってしまいます。
初見の高木さんは、JCSのマグダラのマリア以来です。
1幕では、まだ少し堅さが残るような気がしました。
台詞に少しだけ気になるところがあったものの、一般の方は気付かない程度かと思います。
母音法の四季の発声が、幸いしている部分も大きいのかと思います。
歌声は言うまでもなく、素晴らしいです。
もっとも、鈴木涼太さんとのデュエットシーンを観ていると、オペラの屋上で2人のデュエットを聴きたかったという思いも。
この2人、いる場所が違うのではという気もしてきます。
今日の舞台を観ていて感じたことの一つが、高木さんのマリアと木村花代さんのマリアが似ている点。
ラストシーンなどは、私の中では花代さんの演技がダブっていました。
他に方には、どう映ったのか興味があります。
トニーの遺体が運ばれ、ベイビー・ジョンがマリアの頭にショールをかけたとき、右の頬を伝う涙が印象的でした。

<col width="119" class="xl25" /> <col width="90" class="xl25" />                                                                                                                                                            
四季劇場 秋2007年12月9日
ジェット団
リフ 松島勇気
トニー 鈴木涼太
アクション 西尾健治
A-ラブ 大塚道人
ベイビー・ジョーン 厂原時也
スノーボーイ 澤村明仁
ビッグ・ディール 萩原隆匡
ディーゼール キム スホ
ジーター 川口雄二
グラジェラ 恒川 愛
ヴェルマ 村上 智
クラリス 井上あゆみ
ポーリン 蒼井 蘭
ミニー 王 雪菲
エニイ・ボディズ 木村仁美
シャーク団
マリア 高木美果
アニタ 団 こと葉
ロザリア 鈴木由佳乃
コンスェーロ 村上絵里子
テレシタ

高橋亜衣

フランシスカ 大口朋子
エステラ 榊原央絵
マルガリータ 室井 優
ベルナルド 加藤敬二
チノ 玉城 任
ぺぺ 齋藤 翔
インディオ 神谷 凌
アンクシャス イ ギドン
ファノ 内御堂 真
ニブルス 佐藤雅昭
おとなたち(The Adults)
ドッグ 立岡 晃
シュランク 牧野公昭
クラプキ 荒木 勝
グラッド・ハンド 川口雄二
第2幕第1場
ソプラノ・ソロ 久保田彩佳
コンダクター河合尚市

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