7月19日のハーモニーホール座間以来、久しぶりのマジョリンです。
広い公園の中のホールは思いの外コンパクトで、自由劇場の幅を拡張したような感じです。
5ヶ月ぶりですが、長野さんのマジョリンは安心して観ていられました。
表情が、とても良いです。
二幕でダビットへの恋心を見せているシーンは、魔女の小学生とは言え、子供っぽさが少し薄れ気味かな?
逆に意外だったのが、菅本さん。
オープニング後の幕前でマジョリンと話をしているとき「長いこと魔女にお仕えしているこの○た、あたしでさえ・・・」と珍しく台詞を噛んでました。
毎回、ベテランの上手さを感じていましたが、この日は少しだけ違和感も。
渡久山さんから代わった牧野さん、一幕は大人しめでしたが、やはり二幕ではこどもも大人も関係なく、観客全体をしっかり持って行ってました。
反面、魔女の山でマジョリンを怒鳴る口ぶりは、魔女の域を超える迫力です。
面白いけれど、ちょっと神保さんも観たくなってました。
おチビさん達が多いだけでなく、反応も良好。
ステージ下で隠れているマジョリンを探していると、あちこちで「いたっ!」なんて声があがってました。
澁谷さんのステファンっぷりは、相変わらず本当にの男の子に見えますね。
マジョリン、結局演じずに終わってしまうのでしょうか?
権守さんも、幼さなさを感じさせますね。
セット関係は、今回もさくらんぼが落ちきらなかったり、袖にはけるさくらんぼの木が幕に引っ掛かり、少しだけステージ側に引き戻してから幕を外して収めてました。
私が観ているときは、スムーズにいかないことが多いです。
そう言えば、隣席の年配の男性が子供以上に楽しまれていて、しばしばステージの俳優と一緒に歌を口ずさんでいました。
カーテンコールで判ったのですが、身内の方が出演したようで、大きく手を振ってアピールしてました。
これも、全国公演ならではの光景です。
お見送りの時に、長野さんに「地元群馬の富岡公演が終われば、少しゆっくりできますね」と話をしていたのですが、27日に宮古市民文化会館での復旧事業公演が組まれたんですね。
この公演が終われば、年明け~3月くらいで全国公演も終わります。
全国が終わったら、今度はじっくり観に行ける役に就いてくれると良いのですが。
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【男性アンサンブル】 諏訪友靖 荒井 孝 小林敏克 |
【女性アンサンブル】 山脇麻衣 梅澤紗耶 松尾千歳 権守美加子 脇野綾弓 松岡彩花 青柳絵里奈 能智慈子 |