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100万人のキャンドルナイト

2006年06月21日 23時25分00秒 | 日記

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『100万人のキャンドルナイト』と言うイベントを、ご存知ですか?

そもそもの始まりは、2001年5月。
景気をよくするために、どんどん原子力発電所を作ってどんどん電気を供給しよう、というブッシュのエネルギー政策に反対してカナダで「自主停電運動」が起こりました。
この出来事をきっかけに、国内で『電気を消す』というイベントが生まれました。
広がりを増すにつれ、電気を消すことからキャンドルを灯し、柔らかな光の下に集うという形に変わっていったようです。
2003年に始まったイベントは、口コミやメールを通じて広がり、カメヤマローソクさんが1万個のローソクを提供して、各地で暖かい光をともしたそうです。
『でんきを消して、スローな夜を。』というキャッチコピーに、その思いが表れています。
日本各地で行われたイベントの一部は、新聞等でニュースとして取り上げられていたので、気付いた方も多いのでは。 東京タワーがライトアップを休止したり、六本木ヒルズでは、展望台の施設内の明かりを消したり等々。

1970年頃、大阪で万国博が開催され、高度経済成長が謳われ始めた頃、星を愛する人達の間では『光害』という言葉が広がり始めました。
経済成長の象徴的に、街には光があふれるようになり、夜空からは星の輝きがかき消されてきました。
時折、街灯やネオンを消して星空を見ようというイベントが行われたりしますが、根本的な解決にはなっていません。
防犯的な理由も、進まぬ要因の一つです。
都市によっては、路面だけを照らし、上には明かりが拡がりにくい照明を採用しているところもあるようですが、全国的にはまだまだです。 Dsc_3397
100万人のキャンドルナイトでも、20時から22時までの2時間ほどのイベント。
現在は夏至と冬至の2回だけのイベントですが、違った意味でももう少し広まってくれることを願いたいです。

100万人のキャンドルナイト ホームページ


1 コメント

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ロウソクの炎ってなぜか 心が落ち着きます。 ()
2006-06-29 17:51:00
ロウソクの炎ってなぜか 心が落ち着きます。
心も身体も疲れた時は、アロマキャンドルでお風呂に入るのが 私のお気に入りの 癒しの一つです。
この写真を見て 一目惚れしちゃいました^^
これからも、素敵な写真 楽しみにしています。
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