My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

twelve ~OFF OFF BROADWAY JAPAN

2011年03月21日 23時10分00秒 | 観劇

幸運にも、金曜の夜にチケットが入手できたので、観にいってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、
構成・脚本・演出/望月龍平
出演/柳瀬大輔、谷内 愛、栗原英雄、光枝明彦、吉沢梨絵、高橋卓爾
石塚智子、羽根渕章洋、沓沢周一郎、波咲まこ、鄭光誠、張春紅 他
と、言うまでもなく元劇団四季のメンバーがズラリと。
顔を見るだけでも、思わず笑顔になってしまいます。
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今回の会場は、西葛西にある東京フィルムセンター映画・俳優専門学校の1Fに会場を設けています。
客席に入ると円形の盆があり、その上に長テーブルと12席の椅子。
盆を囲むように並べられた椅子は、3辺が2列と1辺が3列の並び。
そう、もっともステージから遠い席でも3列目と超至近距離です。
原作は、昨年シアターコクーンでも上演された「12人の怒れる男」がベースなので、いかなる芝居かはお判りいただけることでしょう。
法廷劇で、裁判員制度で選ばれた、様々な職業からなる12人の陪審員たち。
客席は、傍聴人です。
ミュージカルでお馴染みの人が多かっただけに、ストプレとなるといかがなものかとも思えたのですが、さすがに四季で鍛えられた人たちです。
みな、素晴らしいものでした。
ストプレながら、オープニングとエンディングには歌声を聴くこともでき、満足度のとても高いものでした。
エンディングは、吉沢梨絵さんのアカペラで始まった「アメイジング・グレース」。途中から谷口 愛さんが加わり、2コーラス目からはステージ上に戻った全員でのコーラスでした。
カテコの締めに舞台に立たれた望月さんからは、震災後間もない時期に開催することきっかけとなった仙台在住のファンの方からのメッセージの紹介がありました。
更に、申請をしていたNPO法人として認可されたことも。
客席を出ると、望月さんのお見送りと共に、スタッフから手渡されたプレゼントが。
中身は、今回のtwelveの脚本と全員のサイン入りのポスター。
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写真に写っているサイズの大きいものは、入場時に配布されたプログラムです。
チケットは、ごくごくシンプルなもので、「えっ?」という感じでしたが、プログラムも、台本も付いて、さらにポスターまで。
チケット代10,000円は少々お高いかなと思っていましたが、望月さんの志と頂いたものを見ると、逆に利益はないのではと思えてきます。
今後、どのような公演を見せてくれるのか、楽しみです。