友人からチケットを譲っていただけることとなり、急遽名古屋へ向かいました。
相変わらず、チケットの確保が難しい状態だけに、とても嬉しかったです。
2週間ぶりの美女と野獣ですが、今日の宮田さんのベルは前回と印象が変わりました。
全体的に、宮田さんのベルに仕上がってきているのかなと思えました。
台詞回しや声のトーン、表情などが活き活きとしていて、可愛らしいベルの姿がありました。
コミカルなやり取りも、上手いです。
ビーストに向かって「何てバカなこと。」に中井ビーストは口をあんぐりと開けたまま、「バカって、俺のこと?」みたいな表情で周囲を見回していました。
中井ビーストから「夕食に来て欲しいから・だっ!」に対して「じゃあ、威張っていることを認めたのね。」の満足そうな表情も今までよりも面白かったです。
ダンスの美しさは、言うまでもないです。
今月号のアルプの「舞台NOW」では「ビー アワ ゲスト」でのダンスに対して、「おもてなしをされている立場のベルだから、客席の観客と同じ気持ちで踊ることを求められている」のに「つい、見て!見て!って感じで身体が動いてしまう」と答えています。
村人達からは変わりもの扱いをされ、捉えられた父親の身代わりとなったベルがゲストとしておもてなしを受けているのだから、素直な感動で良いのではと思ってしまいます。
中井さんのビーストは登場時の怖さはあるものの、他はやんちゃ坊主なイメージのビーストです。
宮田さんとの相性も良さそうです。
中井さんのビーストは、図書館のシーンが好きです。
初めて観る、金久さんのガストン。
田島さんがガストンそのもののような存在なだけに、比較してはいけないとは思うのですが・・・。
歌はすっごく上手いし、見た目にもカッコ良いのですが、今一つベルに興味が薄いのではないかと思ってしまいました。
ベルを見つめる表情が、そう感じさせるのだと思います。
それとも、ベルも狩りの獲物と同様に、最高の女性を妻としたいだけなのでしょうか?
ビーストと戦うガストンは、迫力満点で良かったです。
ソワレでは、私の後で小さな女の子楽しそうに観ていましたが、ガストンがビーストに剣を振り上げた時「ダメ~!」と叫んでいました。
ちっちゃなベルに心にも、金久ガストンの迫力は伝わっていたようです。
心の中で「大丈夫だよ」と言いながら、1人笑顔になってしまいました。
道口さんのルミエールは、この日も絶好調。
特に、青羽さんのコッグスと絡むシーンは目が離せません。
流石です。
ソワレはマチネとは対照的なくらい客席の反応が良く、多くのシーンで大きな拍手が贈られていました。
「ビー アワ ゲスト」では手拍子が起こり、ルミエールにスポットが当たった途端に大きな拍手が!
前回観た時には1人だけがした拍手に、ちょっと不機嫌そうな声で(スポットライトに対してですが)「ありがとう」と応えていましたが、今回は拍手の大きさのためか機嫌良く「ありがとう」と応えていました。
宮田さんを始めとして、また観たいと思わせてくれるカンパニーに大きな拍手を贈ってきました。
都内でないのがもどかしいですが、月に一度のペースが保てるので良いのかも知れません。
今月誕生日の友人のおかげで、アニバーサリーキャンペーンのレターセットまでいただいてしまいました。
昨年までのサウンド・オブ・ミュージックや一昨年のアイーダの時は東海3県のidメンバー限定の企画で泣く泣く諦めたのですが、今回の企画は喜んでいる人が多いでしょうね。
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【男性アンサンブル】 吉賀陶馬ワイス 柳 隆幸 安芸雅史 笠松哲朗 戸高圭介 中田雄太 寒河江幸弘 塩山 力 政所和行 影山 徹 |
【女性アンサンブル】 大石眞由 小島光葉 吉田千恵 廣本則子 礒辺愛奈 染谷早紀 高橋沙耶 松山育恵 高橋由衣子 三宅香澄 |