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勝手にしあわせになってるかも!

今日はマヤ暦的にはどんなエネルギー?
日々の暮らしの気づきとともに綴るマリマヤ便り

〈マヤ暦K153〉たくましく生き抜く子供たち

2018-07-09 20:20:59 | ガボンの暮らし
青年海外協力隊の仲間が通っている
郊外の孤児院の見学に行った。
思ったより広い敷地にその施設はあった。



乳幼児から、大きな子たちまで、
たくさんの子供達が
たくましく生活していた。



親がいないかわいそうな子たち……
という印象は、全く感じなかった。
とにかく、たくましい!

世話をしている大人はいるが、
人数的には全然足りていないらしく、
大きな子供たちが、
小さな子供の面倒を見ている。

乳幼児室では、まだ生後何ヶ月か……という赤ちゃんが
3人スヤスヤ眠っていた。
赤ちゃんだけで大丈夫なの!?
と心配になったが、みんな泣きもせず
お利口さんで寝ていた。



もう少し大きくなって立てるようになった子は、
大きいお姉さんたちの部屋で一緒に過ごしていた。
一緒に…と言っても、
その時は誰もいない部屋に
一人で泣いていたけれど。
隣の部屋には、何人か女の子がいたから、
きっと何かあったら来るのだろう。

いろいろ見て回りながら、
衛生面とか安全面とか
日本人の感覚ではこれで大丈夫なのかと
やや心配になる。
その心を察してか、
彼女が自分の思いを伝えてくれた。



「子供たちは、自分たちのルールで
ちゃんとここで生きています。
アフリカの子供たちの生命力はすごい。
この状況の中で、大きな怪我も病気もせずに
生きていけるたくましさがあります。
初めはいろんなことを感じたけれど、
ずっといることができない自分たちが、
日本のやり方を押し付けるのは、
どうかな…と思うようになった。
これから、ずっとここで生きていくのは、
この子達なのだから……。」

そういう答えに至るまでに、
どれだけ心の葛藤があっただろう。
彼女のまっすぐな眼差しを見ていたら、
何も言えなくなった。
ほんの数時間しか見ていない私に
この子たちの何がわかるだろう。



オムツ姿のよちよち歩きの子
バク転、側転、逆立ち歩き
なんでもこいのスポーツ少年
赤ちゃんのお世話をする少女

みんな、ここで、生きている。
支え合って、励ましあって、
しっかり生きている。

誰かが迎えにきてくれる日を
心待ちにしながら……。



☘️7月10日(火)☘️
K153 赤い空歩く人・黄色い種・音10
感受性豊かな教育者の「赤い空歩く人」
柔軟な発想で気づきを得る「黄色い種」
「調整」がテーマ、縁の下の力持ち「音10」

自分の思いつきを深めてみる日。
雑念の中には大切な考えが
含まれていることもある。
その思いつきが、
実際に有効なものかどうかを検証し、
現実の生活に役立てよう。

K153〜K156
血気盛んな時こそ、来るべき事態に備える。
豊かに大きくなる時。
豊かさを手にするのは自分次第。
即時即決、すべてのことを明確に片付けよう。
困難に直面しても弱気にならず、
回り道してでも妥協点を探そう。