「何が良くって、何が悪いかってことを見極めるのは、この国では、とても難しいことだよ。自分では正しいことと思っていても、全然、受け入れてもらえなかったり、マイノリティだと、そういうのを味わう機会は少なくないしね。かと言って、腹を立てたのをそのままにしておくなんて何の進歩もないよ。冷静に判断して良い方向に行かなきゃ。そうしようとしている人は多いし、でも、その人たちだけしか認めてあげないって言うんじゃ、片手落ちだと思うな。人の仕様のなさって、拡大されているか縮小されているのかどちらかで、誰でも同じ要素を持っている。だからね、ジェシー、きみのダディの価値は、きみが決めなきゃ。誰がなんて言おうと、きみの心ん中の彼を大切にしなきゃ。ぼくの言っていること、解る?」
トラッシュ/山田詠美
NYCが舞台ということで、何の期待もなく読み始めたのですが、2日間で読みました。
文体としては、まだ洗練する余地があるように感じますが、
著者の初期代表作ということで納得できる作品です。
他者をまっすぐに愛するということ
随分と忘れていた感情に、久しぶりに向き合いました。
もっと若いときに読んでいたらと思いました。
他者との関係を築くということ、これは恋愛のみに関わらず、人生すべてに共通する大事な出来事。高校生に読んでもらいたいです。
僕は他者を切実に求めているという欲求を思い出させてくれました。
諦めてはいけないと思いました。
良かったです。
トラッシュ/山田詠美
NYCが舞台ということで、何の期待もなく読み始めたのですが、2日間で読みました。
文体としては、まだ洗練する余地があるように感じますが、
著者の初期代表作ということで納得できる作品です。
他者をまっすぐに愛するということ
随分と忘れていた感情に、久しぶりに向き合いました。
もっと若いときに読んでいたらと思いました。
他者との関係を築くということ、これは恋愛のみに関わらず、人生すべてに共通する大事な出来事。高校生に読んでもらいたいです。
僕は他者を切実に求めているという欲求を思い出させてくれました。
諦めてはいけないと思いました。
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