魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

GW

2011-05-05 21:16:26 | Weblog

映画の感想です。



ブルーバレンタイン


とても良い映画でした。この作品は男女で観終わったあとの感想が異なると思います。
男は幸せを願う。女は安定を求める。


どっちがいい?



八日目の蝉

久々に邦画で良い作品でした。
伝えたいメッセージが明確にある作品は、やはり強い。
上映時間内は観る側の思考を完全に拘束して、自由になることを許さない。
永作博美、井上真央ともに上手かった。小池栄子がやりすぎなのが目についたが、全体的には濃く、凝縮されたものとなっていたと思います。

この作品には、男性からの視点は全く存在しない。
すべてが女性、しかも母親からの視点で描かれている。
この徹底が緊張感と愛情の深さを上手く表現している。

生みの親よりも、育ての親という言葉がある。


僕は、愛(恋愛に限らず)というものは、同じ時間を共有することで形成されるものだと思っています。ただ一緒にいるという意味の時間ではなく、同じ意味空間で時間を共有するということです。


こんな感想を観終わったあとに思いました。



二つの作品を観て、今は女性が主役の時代なのかと思った。
男性が発する強烈なメッセージ(アクション・ヒーローものではない)を期待しています。




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