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sky is blue

言わなければよかったのに日記

東京事変、渋谷に現る!

2004-10-23 10:20:03 | 音楽
この季節は感傷的になってイケナイ。ここ最近の日記そんなのばっか。
さてさて…

今日は、「渋谷スペイン坂スタジオ」に行ってまいりました。

東京事変がTOKYO FMの番組『COUNTDOWN JAPAN』に生出演する=東京事変が渋谷スペイン坂にやって来る!という一大事だったからです。もしかして、東京事変が「東京」で公の場に姿を現すのはこれが初?

「ガラス越しの首謀者たちに、心からの声援を!」
「最短距離で、東京事変を確認せよ!」
という公式HPの言葉に踊らされて、ではなく、友達に誘われて(誘われるまで知らなかった)、っつーか、そんな私の理由はどうだって良い! とにかく行ってきたんです。

そこで一言。言わせて下さい。
林檎ちゃんって…

こんなに美人だったのぉ~!?

今までライヴで何回か拝見しましたけれども、そこは暗がりの中だったり、遠かったり、私の視力が芳しくなかったりで、そんなにまじまじ「顔」を拝見したことがなかったのです。もちろん、PVやらライヴ映像やら何やらかんやらで拝見したことはあったものの、そこには「ブラウン管」というものが横たわっていたし、何しろ「生」じゃないし、化粧とかカツラとか黒子とか色々な演出(!?)が施されていたし。

もちろん、この日の林檎ちゃんも化粧してましたよ。でも、それはもう、素敵で。そんでもって、大人っぽい! 華奢! 洒落てる! 小粋! 可愛らしい…。

もちろん私は、そんな言葉何一つかけられずに(かけたらダメです)、ガラス越しで呆然と、しかし息をも殺すドキドキで、固まっておりました。ちょっとトークでニヤケそうになってしまいましたけど。東京事変からは、椎名林檎、刄田綴色、晝海幹音のお三方が来ておりました。やはり、H是都M(PE'Zの鍵盤を兼ねる)、亀田誠治(数多くのアーティストのプロデュース、編曲、作曲などを手がけるベーシスト)のお二人はお忙しいのでしょうね。しかし、翌日(24日)のSSTVの生放送番組『ゴゴイチ!』には、林檎ちゃんとともに師匠(亀田誠治)も出演されてましたけど。役割分担でも魅せます、東京事変!?

やはり人がたくさん集まったので、並んで順番に観ていったわけですが、私が観たときは、ちょうどトークのときでして、だからみんな真剣に見入る聞き入るって感じでした。曲をかけてる間とかCMの間だったら、もっとざっくばらんな和気あいあいって感じで、お客さんとジェスチャーで会話(?)したり手を振ったりって雰囲気だったらしいんですけど(林檎ちゃんの友人が来てたらしい)、私のときはシリアスな感じでしたね~。特に客がっ!

いやぁ~、でも、あんな間近でまじまじと林檎ちゃんの「顔」を見れたのは初めてでしたから。あまりにも間近すぎて、しかも真っ昼間だし明るいしで、こっちが恥ずかしくなってしまって、ときどき目を逸らしてしまいました(もったいない!)。だーって、ふとこの状況を見てみると、檻(ブース)に入っているのは東京事変の方なのに、見ているこちらの方がまるで動物! ああ、もう、仕様がない。こんなに目線で総攻撃しちゃって良いのだろうかと胸を痛めながらも、やっぱり見入ってしまいました。ごめん。

あ~あ。でも、本当に素敵だったなぁ。実は私、林檎ちゃんのことは前から慕っていたけど、「顔」についてはあまり意識していなかったというか、執着していなかったというか、なんというか。周りのみんなが「可愛いー!」と言っているのを聞いても、「ふーん」ってな感じだったのです。きっと、彼女の全身からほとばしる「表現」に夢中で、その「顔」まで神経が行き届かなかった…なんてのはまったくもって苦しい言い訳。もう私バカ!

本当に「美人」やなー。いわゆる一つの「芸能人のオーラ」ってやつをモロに感じてしまいました(遅い?)。そして、悔しいくらい「大人」っぽかったなー。私、年上なのにぃ~!! そりゃあ、林檎ちゃんにとってはこれが「職場」であるからして、それだから背筋をピンと張る部分も大いにあると思うけど。

哀しいかな、同じ淑女(をんな)であるはずの私にとって、それは文字通り「衝撃」だったわけで、林檎ちゃんのことが「大好き」なのか「大嫌い」なのか、よく分からなくなってしまいました。林檎ちゃんに触れるのは辛いな~。そのココロ。それが「生きている証」(by エレファントカシマシ)ってか。
大丈夫。夢ではなかったようだ。

それをお茶の間で感じたいそこの貴方! 下記を目撃すべしっ!

10月29日(金) 20:00~20:54 『ミュージックステーション』
テレビ朝日系全国ネット放映


東京事変が出ます。

*********

スペイン坂スタジオを後にし、フラッと立ち寄った本屋で手に取った雑誌に東京事変が載っていた。そこに写る椎名林檎は、先ほど観た(はずの)生・椎名林檎とは別人のようだった。眉毛が~っ! 髪もカツラかも?(カツラ、林檎ちゃん結構多いよね?) そういや、黒子は取ったの? もともと無かったの? 単なる私の勉強不足なのかも知れませんが、なんだよ、「椎名林檎」って…

全部ニセモノじゃん!?

一体どれがホンモノなの!?

今更ながらに、「椎名林檎」の持っている「虚像」に驚かされてしまう。いや、何も私は「ニセモノはダメで、ホンモノはOK」なんてことが言いたいわけじゃない。何がホンモノで何がニセモノかを問いたいわけでもない。無論、椎名林檎がホンモノなのかニセモノなのかを問いたいわけでもない。椎名林檎のすべてが「虚像」であるような気もするし、すべてが「実像」のような気もする。そもそも、音楽にホンモノもニセモノもあるのか…。ただ、どうしても考えずにはいられないだけなんだ。何でこんなことになってるんだろう。私は「椎名林檎」の「何」を見て、「何」が好きなんだろう。

東京事変のデビュー・シングル『群青日和』についてのインタビューで、林檎ちゃんはこう語る。

「東京事変のメンバーは椎名林檎っていう嘘で塗り固められた虚像を現実のものとしてくれる人たちのような気もしてますね」

「椎名林檎」は「東京事変」が教えてくれるのかも知れない。

奇しくも、東京事変のファースト・アルバムのタイトルは『教育』。発売日・2004年11月25日は、椎名林檎26回目の誕生日である。


今、目の前にある音楽

2004-10-22 10:18:48 | 音楽コラム
「最近気になるアーティスト【邦楽編】」でも名前を挙げた、「クラッシュ・イン・アントワープ」が解散するらしい。「歌いたく無い、ここにもう居たく無いという気持ちがどうしようもない程に膨れ上がってしまいました。」――だそうだ。

「Syrup16g @日比谷野外大音楽堂」で軽く触れた通り、休止期間に入った(はずの)「Syrup16g」が、12月29日~31日に幕張メッセにて行われる年越ロックフェス『COUNTDOWN JAPAN 04/05』に出演するらしい(12/31)。休止期間二ヶ月半!? いや、ライヴやるならリハーサルとかあるだろうし…。と思っていたら、その前にタワレコ25周年記念イベント(11/11)に五十嵐くんソロで出るらしいし、DJもやっちゃうらしい(10/29)。

クラッシュ・イン・アントワープは、「最近気になるアーティスト【邦楽編】」でも書いたように、これからが勝負どころだと思っていた。うまいこと転がれば、カッコ良いロックバンドになれるかも知れないと思っていた。

シロップは……。

もう何も言うまい。バンドというのはそういうものなんだろう。こんなこと、「クラッシュ・イン・アントワープ」や「Syrup16g」に限った話じゃない。休止やら解散やら脱退やら復活やら結成やら…、そんな話いつだってそこら中に転がっている。いつどうなるのかなんて分からない。突然、何かの拍子で砕けてしまうかも知れないし、予想もしないところから転がりだすかも知れない。バンドじゃなくたって、そうだ。きっと、音楽とはそういうものなんだ。

だから私は、いま目の前にある音楽を、思いっきり抱きしめたい。それは目に見えないけれど、本当にいま目の前にあるんだ。

クラッシュ・イン・アントワープを大宮ハーツで観たことをいつまでも忘れずにいたいと思う。


選ばれた人? 選んだ人?

2004-10-20 10:17:25 | コラム
バンプ・オブ・チキンの「オンリー ロンリー グローリー」という曲に、こんな一節があった。

“選ばれなかったなら 選びにいけ”

なるほどー。
世の中には、「選ばれた人」ってのと「選んだ人」ってのがいるかも知れない。

――アイツは好きでそれをやってるわけじゃない。たまたま選ばれちゃったからやってる。だからいけ好かない。

――あの人は選ばれた人なのよ。私達とは違うのよ。

――アイツは好きなことやってるかも知れない。でも、好きだけじゃね。あれじゃあ、趣味やお遊びだよ。

なんか、どーだって良い、そんなの。

ミュージシャン、俳優、芸人、スポーツ選手……なんだって良い。輝いている人を見ていると、その人が「選ばれた人」なのか「選んだ人」なのか分からなくなるときがある。そんなときその人は、本当に、本当に、輝いている。


事件はリアルタイムで進行中

2004-10-19 12:15:24 | ノンジャンル
何も起こらないときは本当に何も起こらなくて、私の人生一生このままかなって思っちゃうくらい(そんなわけないんだけど)、何事もないような素振りで時間は過ぎていくんだけど、何か起こり出すと、『ぷよぷよ』の連鎖なみに、次から次へと色んなことが起こり出す。人生のメカニズムは『ぷよぷよ』か? って、そんなことないですか? 今の私、ちょっと、それです。

そんないっぺんに起こらなくても、均等に割り振って起こってくれればなぁ、みたいな。ちょっと待ってよ!みたいな。でも、多分、そんなこともなくて、やっぱり一日は均等に「24時間」、そう、今流行りの(ちょっと遅いけど)、“24 -TWENTY FOUR-”なんですよね。事件はリアルタイムで進行中――暇に見えてもきっといつでも“24 -TWENTY FOUR-”。

えっと、何が言いたいのかと言うと、突如、色んなことが襲ってきたかのように見えても、それはどこかで自分が種を蒔いてたり呼びよせたことだったりするってことです。もちろん、そうじゃないこともあるけど。ただ、暇なときの時間の過ごし方が違えば、事件勃発なときの乗り切り方も違ってくるんだろうし、逆もまた然りで。まぁ、すべては繋がってるってわけですなぁ。

常に本番。リハーサルも休憩もなし。その代わり、NGもOKもなし。台本もなし。だから、アドリブもなし。そんでもって、いつ始めていつ終えるのかも自分で決められない。一体、何なんですか、これは!

最近、バタバタと忙しい…気がする。色んな人と会ったり、色んなことが起こったり。でも、それを友達に聞いてもらったら、なんか気が抜けちゃって、何にも起こってないような気がしてきた。実際、何も変わってないし。うん。やっぱり、何も起こってないな。まだ(?)。

すべては後になってから分かること、だろうか。やっぱり、私は何かを選択して、何かを切り捨てていく、のだろうか。無意識のうちにも意識のうちにも。

どの色をどんな風に積み重ねていくのか。
そして、どんな連鎖が起こるのか。
敵も味方もない、この『ぷよぷよ』で(笑)。

*********

あまりに抽象的なので加筆。

しばらく前までは、一人で暇してたって感じだったのですけど、ここ最近、色んな方面の人達と会おうという話になって。例えば、高校の友達、大学の友達、会社の友達、それ以外の友達……とか、色々あるじゃないですか。そういう色んな方面の友達から、ずっと音沙汰なかった人も含めて、いきなり連絡がきたり、こちらからしたりして、会うことになったり予定が合わず会えなかったりで、頭の切り替えが大変~みたいな。だから、全然大したことじゃないんです。

でもね、割かし、そういうのって重なることが多い気がする。会わないときは誰とも会わないって感じなんだけど、誰かと会い出すと、それとは別の方面の友達とも会うことになったりして。CMになったから、チャンネル変えてみたら変えた先もCMだったみたいな感じで、人と会う時期、人と会いたくなる時期っていうのは重なったりするものなんですかね。同じ国に住んでるわけだし、移りゆく季節を共有しているわけですね、きっと。普段、天気なんてさほど気にしてないのに、何故か、人と会ったときにしてしまう天気の話みたいな。

みんな、同じ時代を生きている。


明日天気になあれ

2004-10-15 15:16:11 | ノンジャンル
こう曇り空が続くと、気分も滅入るよなぁ。
太陽の光には、体内にある、鬱に対向する物質を増やす働きがあるんでしょ?
ああ、太陽カモ~ン!

と思ったら、今日は晴れた。でも、この晴れも長続きはしないらしい。

まぁ、それは仕方ないから良いんだけど、今日は久々に高校の友達に会った。先生にも会った。

日々生きていく中で、知識とか経験っていうのは積み重なっていくわけで、まぁ、そういったモロモロが、私達の肩の上だか腹の中だか知らないけれど、血肉となって積もっていくわけです。望むと望まないに関わらずね。

で、そういう「鎧」がまだまだ薄手の頃(つまり若い頃ってことです)、出会って一緒に過ごした友達というのは不思議だ。ずーっと会ってなかった時間があったとしても、あまり関係ない。「いま何してんの?」って絶対話題に出るだろうし、どんな風に説明しようかなって会う前にちょろっと考えてみるんだけど、なんかどーでも良いやってなっちゃう(←これは私の性格?)。会う前に、「鎧」を着ようと思っても、うまく着れない。

あと、会う前までは、話題なさそーとか思ってても、会うと話は尽きない。共通の話題が何もなくても、話は尽きない。いや、何て言うか、尽きてるんだけど尽きないっていうか、尽きてるんだか尽きてないんだかよく分からないというか。どんなテーマでも、話していて楽しいし、楽しく話せる。会ってない時間があるから、逆に話題があって盛り上がるのかな? よく分からないけど、なんか「会う」、それだけで良い。楽。拍子抜け。楽。あ、でも、相手にもよるかな?(笑)

そのくせ、お互いのことよく知らなかったりする。何が好きなのかとか、どんな生活してるのかとか、どんなこと考えたり悩んだりしてるのかとか、血液型が何型なのかとか、何も知らなかったりする。でも、もう十分知ってる気もする。あの3年間、毎日のように一緒に過ごした時間があるからなんだろうね。思い出っていうのは、趣味とか仕事より、何よりも強力な共有物なのかもね。

血液型と言えば、やっぱり皆それぞれ何型かなんて知らなくて、私は、
「B型でしょ?」
「AB型じゃない?」
と言われた。
私は「O型」だ。
やっぱり何も知らない(笑)。
いやいや、私も皆の血液型わからなかった。

最後、また会おうね~と言い合って別れる。何気に、携帯番号やメールアドレスを知らなかったりして、別れ際に慌てて交換、確認する。やっぱり不思議な関係だ。ただ単に、みんな高校卒業してから携帯持ったからってのもあるけど。今日来れなかった人にも、会いたいな~。

そうそう、先生(♂)が可愛く見えたりしてしまった。先生ってこんなに可愛い人だったっけ。当時は、それこそ、怖い存在だったのになぁ。もちろん、今でもやっぱり怖い存在ではあるけど。こんな風に先生と飲む日がくるなんてね。というか、地元にこんな良い店があったなんて。ここら辺、来ないからなぁ。地元なのに。

もちろん、最近知り合った友達だって、私には同じように大切だ。それはそれでまた不思議な関係だったりもする。きっと、人と人が出会うって、それだけで不思議なのだ。だって、同じ地球→アジア→日本→関東→…、そして、同じ時代→…、色っんなことが重なってなきゃ、会えなかったんだから。それだけで奇跡と言っても良いでしょう?

これからも、そんな人達と、「思い出」という何よりも強力な共有物を紡げたのなら…。

なんか今日はダメだ。書き殴ったような文章になってしまう。
なんかテキトーでごめん。
「鎧」がうまく着れなくて。

ああ明日は晴れ きっと晴れ そうだよ晴れ ああ ラ・ラ・ラ・空・・・
(エレファントカシマシ「星くずの中のジパング」)