5月に行われたワンマンライヴで本格的に復活し、6月にアルバム『遠距離恋愛は続いた!!』をリリースしたホフディランが、大阪・浅草・恵比寿でライヴを行った。その中の恵比寿、「LIQUIDROOM」でのライヴに行ってきた。
復活ライヴのときにも書いたが、ホフは私にとって、無条件で楽しめてしまう存在なので、こういうライヴレポ的なものも「楽しかった」としか書けない感じなのだが、それはそれで、とてもすごいことなんじゃないだろうか。
「音楽なんて、楽しけりゃ良いじゃん」なんて簡単に言うけれど、その「楽しい」っていうのが結構大変なことだと思うのよ。理屈を煙たがって、「楽しけりゃ良いじゃん」って言い放つ人いるけど、「楽しくない」から言ってるんだよって時、あるじゃん? 「楽しみたい」って気持ちは、きっと皆、大して変わらないと思うんだけどなぁ。
そういう中で、ホフは、いつでも私が楽しめる音楽を作ってくれるから嬉しい。復活後第一弾アルバム『遠距離恋愛は続いた!!』は、特別新しいことに挑戦したという感じではないけれど、ホフを愛する人にとっては、心地良い既視感が詰まっている素敵なアルバムだ。それでいて、ホフが一度も作っていなかったアルバムでもあると思う。これまでの作品は、ホフディランがホフディランをコントロールし切れていないところがあって、そこが魅力でもあったと思うのだが、今回はなんだかごくごく自然にホフディランだ。
ちなみに、タイトルの『遠距離恋愛は続いた!!』は、1998年のシングル『遠距離恋愛は続く』からきていて、タイトル曲「遠距離恋愛は続いた」は、「遠距離恋愛は続く」のリメイクだ。
そして、この日のライヴも楽しかったのだが、前回の復活ライヴのときよりも、緊張感があって、ホフがグイグイ引っ張っていた。真城めぐみさんとかsarudogとか(鳥まで!)、豪華なゲストありだったけど、ホフがハンドルを握り、ちゃんとホフのペースだったのが嬉しかった。二人の絶妙な掛け合いのMCも聞けたし。
ベイビーが『エビスビール』のCMに出てる(た)らしいんだけど、見たことがない。そういうこともあって、「SUPER DRY」は、“DRY”の部分を“キャー!”に置き換える大人な配慮が(笑)。
田中ゲンショウさんのコーラスが強烈だった(すごすぎ!)、「世界は歌う」が良かった。
特にこの時期は、色々なニュースがあったので(某有名歌手や某有名グループのファンなら分かるはず)、心に沁みた。
この世界は歌う 悲しくてもね
この世界は歌う 苦しくてもね
この世界は歌う さみしくてもね
この世界は歌う ずっといつまでも
この一曲を聴くためだけでも、今日来て良かったと思えたよ。
そんなに大した曲だとは思わなかったのに(ベイビー、ごめん!)、この曲の偉大さに気付かされた。というより、音楽の偉大さに気付かされた。考えてみれば、ベイビーの作る曲っていつもそうだ。
『苦しい時もあるだろさ 悲しい時もあるだろさ それでも いつも歌えるか?』
歌えるよ!歌えるよ!
そして、遠距離恋愛は続いた!!
【メモ】
アンケート用紙にあったクイズ。ホフディランのディレクターが10年以上前に海外のアーティストを担当していた時、あるアーティストとの会食に呼ばれて、最高のステーキを食べたそうです。80年代に最もヒットしたという、その外タレとは? 答えは、「フリオ・イグレシアス」だったそうです。
復活ライヴのときにも書いたが、ホフは私にとって、無条件で楽しめてしまう存在なので、こういうライヴレポ的なものも「楽しかった」としか書けない感じなのだが、それはそれで、とてもすごいことなんじゃないだろうか。
「音楽なんて、楽しけりゃ良いじゃん」なんて簡単に言うけれど、その「楽しい」っていうのが結構大変なことだと思うのよ。理屈を煙たがって、「楽しけりゃ良いじゃん」って言い放つ人いるけど、「楽しくない」から言ってるんだよって時、あるじゃん? 「楽しみたい」って気持ちは、きっと皆、大して変わらないと思うんだけどなぁ。
そういう中で、ホフは、いつでも私が楽しめる音楽を作ってくれるから嬉しい。復活後第一弾アルバム『遠距離恋愛は続いた!!』は、特別新しいことに挑戦したという感じではないけれど、ホフを愛する人にとっては、心地良い既視感が詰まっている素敵なアルバムだ。それでいて、ホフが一度も作っていなかったアルバムでもあると思う。これまでの作品は、ホフディランがホフディランをコントロールし切れていないところがあって、そこが魅力でもあったと思うのだが、今回はなんだかごくごく自然にホフディランだ。
ちなみに、タイトルの『遠距離恋愛は続いた!!』は、1998年のシングル『遠距離恋愛は続く』からきていて、タイトル曲「遠距離恋愛は続いた」は、「遠距離恋愛は続く」のリメイクだ。
そして、この日のライヴも楽しかったのだが、前回の復活ライヴのときよりも、緊張感があって、ホフがグイグイ引っ張っていた。真城めぐみさんとかsarudogとか(鳥まで!)、豪華なゲストありだったけど、ホフがハンドルを握り、ちゃんとホフのペースだったのが嬉しかった。二人の絶妙な掛け合いのMCも聞けたし。
ベイビーが『エビスビール』のCMに出てる(た)らしいんだけど、見たことがない。そういうこともあって、「SUPER DRY」は、“DRY”の部分を“キャー!”に置き換える大人な配慮が(笑)。
田中ゲンショウさんのコーラスが強烈だった(すごすぎ!)、「世界は歌う」が良かった。
特にこの時期は、色々なニュースがあったので(某有名歌手や某有名グループのファンなら分かるはず)、心に沁みた。
この世界は歌う 悲しくてもね
この世界は歌う 苦しくてもね
この世界は歌う さみしくてもね
この世界は歌う ずっといつまでも
この一曲を聴くためだけでも、今日来て良かったと思えたよ。
そんなに大した曲だとは思わなかったのに(ベイビー、ごめん!)、この曲の偉大さに気付かされた。というより、音楽の偉大さに気付かされた。考えてみれば、ベイビーの作る曲っていつもそうだ。
『苦しい時もあるだろさ 悲しい時もあるだろさ それでも いつも歌えるか?』
歌えるよ!歌えるよ!
そして、遠距離恋愛は続いた!!
【メモ】
アンケート用紙にあったクイズ。ホフディランのディレクターが10年以上前に海外のアーティストを担当していた時、あるアーティストとの会食に呼ばれて、最高のステーキを食べたそうです。80年代に最もヒットしたという、その外タレとは? 答えは、「フリオ・イグレシアス」だったそうです。