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sky is blue

言わなければよかったのに日記

今をかきならせ @SHIBUYA-AX (2)

2006-06-27 17:35:47 | エレカシ
前日に引き続き、渋谷AX。2日間連続で観るのは久しぶり。しかし、前日で既に満たされた気分だったから、オマケというかデザートというかアンコールというか、そんな気分で会場へ。そんなこと言ったって、今日だって立派な一公演なのだから。いやぁ、贅沢。

本日は、MUSIC ON! TV(M-ON)での生中継あり。だからなのか、浮かれ気分っぽいところもあったかも。浮かれ気分っていうと聞こえは悪いけど、皆の前に出られて嬉しー!みたいな。TV中継がなくたって、今までだって皆の前に出てたけど、やっと地上に出た!みたいな。「スタートライン」って言ってたけど、そんな感じだったなぁ。トミの病気があったりして、この4人で活動できる喜びとかを再確認したってのもあるんだろうけど、このフレッシュさは何なんだ? こんなこと言うのはなんだけど、今回のことはすごいタイミングだったのかも。

ライヴの方は、前日でお腹一杯なのもあって、まぁ、前の記事で感じたことに、それほどプラスはされてません。なので、メモ的なもの少々とセットリストのみで。

「so many people」の、ギターを何度かチャラララ~とやってから入る入り方、結構ハマってたかも。

「甘き絶望」のあと、「理想の朝」に入ろうとしてたんだけど、突如「男は行く」に切り替えた(と思う…あれ?それは前日だっけ?記憶があやふや)。その強引な入り方で鳴らされる「男は行く」のイントロが、カッコ良かった。

「理想の朝」のコーラス、面白い。お茶目。エレカシって、コーラスの付け方がうまいというか、ユーモラスで特徴的だと思う。CDではミヤジも重ねてるコーラス部分を、ライヴだと石君や成ちゃんの声で聴けるから、コーラスの魅力に改めて気づかされる。

「ああ流浪の民よ」、<生まれついた 民族の血は 忘れたくはない>なんて言葉を、こんな風な説得力で響かせるのは、やっぱりすごいことだと思う。音の隙間、無音の部分、間(ま)にしびれる。無音なのに、何かを語りかけてくる。<いじけた ああ流浪の民よ>。

「はじまりは今」、<迎えに行くよ町に咲く花を 君の両手に届けに行こう>ってところで、花を持って届けに行くようなポーズ。何だか分かんないけど、喜びのオーラ感じたなぁ。

と思ったら、次、「ガストロンジャー」。

「武蔵野」のとき、「武蔵野」と分かるまで時間がかかった。

石君は、異様な形相でギターを弾いていることが分かった。いや、本当に。

ミヤジは、熱くなっても、全体を見てるというか、冷静だ。でも、熱い。冷静と情熱を行ったり来たり、そこらへんが落ち着きなく見えるのかな? でも、だから、心は熱くしてくれて、頭は冷やしてくれる。そんな気がする。

*** セットリスト (発売年) ***

01. 地元のダンナ (2006)
02. 悲しみの果て (1996)
03. so many people (2000)
04. デーデ (1988)
05. 甘き絶望 (2006)
06. 男は行く (1990)
07. 理想の朝 (2006)
08. すまねえ魂 (2006)
09. おまえはどこだ (1993)
10. ああ流浪の民よ (1989)
11. 人生の午後に (2006)
12. シグナル (2006)
13. 今をかきならせ (2006)
14. I don't know たゆまずに (2006)
15. なぜだか、俺は祈ってゐた。 (2006)
16. はじまりは今 (1998)
17. ガストロンジャー (1999)
18. ファイティングマン (1988)
― アンコール 1 ―
19. ゴクロウサン (1988)
20. 雨の日に… (2006)
21. 今宵の月のように (1997)
22. 武蔵野 (2000)
23. てって (1988)
― アンコール 2 ―
24. 流れ星のやうな人生 (2006)


今をかきならせ @SHIBUYA-AX (1)

2006-06-26 17:28:59 | エレカシ
ここ最近、ずっと「ライヴの記事」ばっかでスミマセン。って、なんで謝るのかよく分からないけど(笑)、懲りずに読んでね☆

リキッドルーム恵比寿から引き続き、行ってきました。エレカシの“今をかきならせ”ツアー。

いやぁ、良かった。

リキッドのときに、最新アルバム『町を見下ろす丘』が素晴らしい作品であることを、「確信した」ではなく、「ほぼ確信した」と書いたのは、ひとつだけ気がかりなことがあったからだ。それは、『町を見下ろす丘』を聴いたときと同じ感想で、これをファンじゃない人が観たら(聴いたら)どう思うだろうってこと。「ファンじゃない人を取り込む力があったかどうか」ってことだ。『町を見下ろす丘』も、リキッドでのライヴも、既にエレカシファンである私にとっては、非常に素晴らしく、グッとくるものであったが、果たして、特にファンではない、前知識ゼロの人も引き寄せることができたのか。「ファンじゃない人も取り込む」ということが、良い作品であるための必須条件だと言いたいわけではない。「ファンだからこそ分かる魅力」というのもあるのだろうから。ただ、『町を見下ろす丘』はどうだったのか――。

で、この日のライヴを観て思ったのは、こりゃ、この日私がエレカシを初めて観たんだとしても、そして、特に思い入れもなく前知識もなかったとしても、きっと、好きになっていた!ってこと。それぐらい「人を取り込む力」があったのだ。強烈に。

ひょっとしたら、それが裏目に出て、コアなファンは、「リキッドの方が良かった」なんて思ったかも知れない。私も一ファンとして、その気持ちも分かるつもりだし、濃さでいったら、リキッドの方が、あるいは濃かったのかも知れない。しかし、じゃあ、この日が薄かったのかといえば、決してそうではない。やっぱり、とんでもなく濃かったよ。と同時に、「ファンじゃない人も取り込む力」を持っていた。私はそう感じた。これはやっぱり、「ツアーを回ってきた成果」なんだろうな。無論、会場の広さってのもあるんだろうけど。

『町を見下ろす丘』を聴いて、作品の匂いから、前々作『扉』の延長上にあるようなアルバムだなぁと思った。そこで、『扉』に伴う“パワー・イン・ザ・ワールド”ツアーを思い出してみると、そのときは、『扉』の楽曲が中心のセットリストだったと思う。ぽつぽつ過去の楽曲も演奏されたが、あくまでも『扉』が主役だった。今思えば、そのときのエレカシは、敢えて過去から距離を置いていたように思う。『扉』に収録されている「化ケモノ青年」の一節に<青春の残像がフイをついてやってくる>とあるように、まるで、青春(の残像)から逃げるように……。

それから約2年。この日は、「ファイティングマン」や「デーデ」など、比較的よく演奏する曲から、「男は行く」や「おまえはどこだ」や「遁世」、「今宵の月のように」や「悲しみの果て」、「so many people」や「ガストロンジャー」、そして「化ケモノ青年」と、これは野音ライヴか!?ってほどの、新旧取り混ぜぶり。もちろん、『町を見下ろす丘』からも8曲演奏されたが、“パワー・イン・ザ・ワールド”ツアーのときの『扉』の曲のように、「あくまでもこっちが主役ですからね」というような主張はなく、過去の曲たちの中に、自然と入り込んでいたように思えた。これは、単純に、過去の曲たちが今のエレカシを通して生まれ変わったとか、今の曲たちが過去寄りになったとか、そういうことだけではない気がする。これは、過去から距離を置いたり、青春(の残像)から逃げたりする必要がなくなったということではないだろうか。『扉』と『町を見下ろす丘』の最大の違いはそこにあるのではないか。……ってなことを考えてみたわけですけど、どうなんでしょ?

簡単に言っちゃえば、過去を受け入れた。過去も含めた上で、今をかきならす。そういうことなんじゃないかなぁって。だから、『町を見下ろす丘』には、既視感が散りばめられているんじゃないかって。言うまでもなく、今ってのは、良くも悪くも、過去の上に成り立っている。『町を見下ろす丘』に、今までにない深みが感じられるのは、それら過去も含めて、今がかきならされているからなんじゃないだろうか。そして、そんなことができたのは、今に自信を持てたからなんだと思う。だから、過去(青春の残像)と向き合えたというか受け入れられたというか。過去(青春の残像)に足を引っ張られない今を手に入れたんだよ!

数々の濃ゆ~い曲を演奏しておきながら、そんな過去の曲に足を引っ張られることなく、そしてまた、それから距離を置くのではなく、その濃ゆ~い過去の曲たちをも飲み込むようにして、そして、そこから描き出される“今”。うう~ん。素晴らしいライヴでした。

*** セットリスト (発売年) ***

01. 地元のダンナ (2006)
02. so many people (2000)
03. 悲しみの果て (1996)
04. デーデ (1988)
05. 男は行く (1990)
06. 理想の朝 (2006)
07. すまねえ魂 (2006)
08. 甘き絶望 (2006)
09. おまえはどこだ (1993)
10. 遁生 (1990)
11. 人生の午後に (2006)
12. シグナル (2006)
13. 今をかきならせ (2006)
14. ガストロンジャー (1999)
15. 今宵の月のように (1997)
― アンコール ―
16. てって (1988)
17. 化ケモノ青年 (2004)
18. I don't know たゆまずに (2006)
19. やさしさ (1988)
20. ファイティングマン (1988)


ライブ イン ザ サン @日比谷野外大音楽堂

2006-06-17 22:58:24 | ライヴ
ザ・バックホーンの『太陽の中の生活』ツアーに行ってきた。日比谷の野音でファイナル。

私がバックホーンのワンマンに行くのはこれで2回目なんだけど、1回目のときの「ギターで言うわ」にも負けず劣らず(笑)、「生きることを掴まえにいこうぜー!」とライヴ・スタート(いずれも菅波氏の発言)。ま、これは、1曲目「カオスダイバー」の歌詞に、<生きることを掴まえるんだ>ってのがあるからなんだけど。

こういうことを書くと、暑苦しいバンドなんだなって思うかも知れないけど、こういうクサい台詞を言ったりしても、なんだか暑苦しくならないんだよなぁ。なり切れてないとも言うのかも。ほら、私、未熟とか未完成なものに弱いから(笑)。暑苦しいようで、暑苦しくない。熱いけど、冷めてる。でも、熱い。熱気と冷気、両方感じるなぁ、バックホーンからは。

この日の演奏を聴きながら、ベースとドラムがカッコ良いことに気付く。なんか、ブルースやジャズを通ってる感じがするんだよね。とか言って、ブルースやジャズに詳しいわけじゃないんだけど、直感的にというか本能的にというか、そういう血を感じた。リズム感とか間の取り方とかかなぁ。ロック・バンドが数ある中で、バックホーンに惹かれる理由はここにあるのかなって思った。これが個性になってるのかな。もしかしたら、これが、ギリギリのところで「暑苦しくならない」の鍵を握っているのかも。山田氏のヴォーカルや菅波氏のギターももちろん特徴的なんだけどね。

「ブラックホールバースデイ」「コバルトブルー」、良かった。「ブラックホールバーステイ」の乾いた炸裂ドラムとうねるベース、良かったなぁ。

でも、やっぱり、どこかベタッとしてるというか、ジメッとしてるというか。バックホーンとか聴いてると、日本人が奏でる音楽は、やはりどこか“恨み節”になってしまうのかな~とか思ってしまう。“情念”っていうかね。でも、それで良いんじゃないの? 洋楽にはなかなか出せないものなんだろうし。それを“カッコ良く”響かせればさ。って、その“カッコ良く”ってのが難関なのか。一歩間違えればダサくなってしまうような情念やら情緒やらを、それに流されないようにして、どう昇華するか。バックホーンの音楽からは、そういうせめぎ合いを感じる。特に今回のアルバム『太陽の中の生活』では、NYレコーディングに初挑戦してて、海外の風を入れることによって、“情緒に流されないサウンド”と“それでも流されない情緒”とのせめぎ合いを感じた。

この日は、山田くんが結構語ってくれた。「昔からのファンの人も、最近ファンになってくれた人も、俺ら関係なく、大切に思ってるから」みたいなことを言ってたなぁ。で、真面目に語ってて、シーンとなってるお客さんに、「なんか反応ねえけど…」って呟いたのが面白かった(笑)。笑いが起こって和んだよ。そんで、「これからのバックホーンに期待してくれて良いから!」と前向きなことを言ってくれた。

ライヴが終わってすぐ、雨がぽつりぽつり。今のバックホーンには、運も味方してるのか? あ、「天気予報」聴きたかったな。

開演前と終演後に、トッド・ラングレンがかかってたよ。好きなのかな?

そうだそうだ。ヴォーカルの山田将司が、宇多田ヒカルの最新アルバム『ULTRA BLUE』の「One Night Magic」という曲に参加してるということで(『CASSHERN』つながり?)、聴きましたよ! 山田くんのヴォーカルは、そんなに目立つ感じではないのですが、バックホーンではなかなか顔を見せない魅力が味わえて、良かったですよ~。

もっともっともっともっともっと会えたら♪


(miss)understood TOUR ~3回目~

2006-06-11 22:46:25 | AYU
ツアー最終日。

現在7月29日。やっと6月11日かよ!って感じですが、ツアーも終了してから一ヶ月以上経ったことだし、1回目2回目を通して、感じたことはある程度書いてきたつもりなので、今回はもっと具体的なことを書いていきたいと思います(プラス、なるべく軽いノリで)。

1曲目「Born To Be...」。アルバム『(miss)understood』の後に発売されたシングル曲だ。『(miss)understood』と銘打ったツアーだっていうのに、その後の新曲を頭に持ってくるなんて、あゆのやる気を感じるというか何というか。あれだけのアルバムを作ったのに、いや、ああいうアルバムを作れたからこそ、今あゆは、前を向いているんだろうな。私の想像以上に、その視界は開けているのかな。一体、彼女は今、その目でどんな景色を見ているのだろう。楽しみでなりません!

実は初日に、あゆが告白してくれたのですが、予定では、1曲目、違う曲だったらしい。それが急遽、当日(か前日)になって、変更の旨をあゆが全員にメールしたそう。「もう変更しないから」と、メンバーに謝ってました(笑)。最初に予定していた1曲目は何だったんだろうなぁ。シングルでありながら披露されなかった、「fairyland」かなぁ。それか、「Will」とか。気になるところ。でも、「Born To Be...」で幕開けは大正解だったと思います!

今回、初めて挑戦したというチェーンを使ったイリュージョンも確かに凄かったのだけど、私はその後の流れに衝撃を受けました。「Ladies Night」から「alterna」への流れです。「Ladies Night」で、キュートで、でもちょっとクレイジーな“レディー”な世界を魅せたと思ったら、ここまでは全部嘘でした!とでも言ってきそうな、それまでをすべてぶち壊してしまうような、「alterna」でしょ。何じゃこりゃ。すべてが“ギリギリ”じゃんかよ! もうね、この「Ladies Night」→「alterna」の流れにおける表現にはね、本っ当、震えた! ここ日本で、こんなことをやってのけられるのなんて、あゆしかいないよ! とりあえず日本人は全員観るべしっ! あゆは日本の宝だ! 一人の人間にこんなことができてしまうなんて…。あゆって一体何者?

その「alterna」、最初と最後に映像が流れるんだけど、これがまた、イヤ~な感じなのよ(笑)。これに熱狂してる私達って一体何?みたいな。水で満たされてるカプセルの中に入ってるあゆが歌う映像(ホルマリン漬けの中で歌うみたいな?)が最初に流れて、そんで、檻のような球体が宙吊りで出てきて、その中であゆが歌い、更にその球体が客席の方に移動してくんのね。もう、よく分かんないけど、なんもかんもがカッコ良い! で、最後に、再びさっきの映像が流れて、そしたら、カメラがどんどん引いていって、そのホルマリン漬けあゆ(笑)が何体もいるという。そのときのコワさといったら。ゾクッとさせられたよ。新手の嫌がらせか?って思っちゃったもん(笑)。この感じは………………ロックじゃないか!

あの、良いこと思い付いたんですけど、最近、「○○かっこいい」って流行ってるじゃないですか。あゆの場合、「コワかっこいい」なんて良いんじゃないですか?

「is this LOVE?」のギターかっちょ良い~。ヨッちゃん最高!

「rainy day」は、あれ、本当に雨(水)を降らせてるんですよね? キレイ~。この曲も、今までになかったタイプの曲ですよね。日本的な情緒があって。でもこれ、GEO作曲なんですよね。あゆは、それに日本的情緒を加味させたってわけですね。

「Bold & Delicious」は、もうなんか、凄いなぁ。何が凄いって、もう完璧に自分のモノにしてるんだもん。この曲が発売された当時は、え?これがあゆ?なんて言ってたのに。この曲の演出は『CDL 05-06』のときの方が良かったと思ってたんですが、これはこれで良いなって思いました。笑っちゃうけど。いやいや、本当にカッコ良いものってのは、笑えるんだよ!

*** 本編はここで終了 ***

あのね、衣装とか演出とか凝るとね、「衣装とか演出で音楽を誤魔化している」とか言う人いますけど、じゃあアナタ、同じ衣装着てこの演出やってみなさいよ。これをモノにするのって、相当のもんですよ? それにね、じゃあ、TシャツGパンでシンプルなステージだったら音楽で勝負してるってことになるのだったら、それ、衣装とか演出で音楽を判断している=誤魔化しているってことと同じじゃないですか。大事なのは「説得力」でしょう?

あゆのライヴには、「説得力」がある。それは、どんな衣装や演出であっても、「音楽が伴っているから」です。そうじゃなきゃ、成立しませんもん。すべてに意味が込められてることが伝わってくるんですよね。その明確な答えは分からないまでも、あゆにとっては、すべてに意味があってやってることなんだなってのが伝わってくる。「必然性」があるんですよ。だからといって、押し付けがましくないんですよね。あゆも、「単純に楽しかったとか、イリュージョン凄かったとか、あゆ可愛い(←自分で言ってるよ!笑)とか、そういうのでも良いの。でも、私にとっては、すべてに意味が込められてるし、もし何かを考えようとしてくれるのなら、ちゃんと謎なり問いかけなりメッセージなりは用意しているよ」みたいなこと言ってたもんな(立読みの為うろ覚え)。ここまでやっておいて、「単純に楽しかったでも良い」って言えちゃうところが、あゆの器のデカさだよな。私だったら、「ここまでやったんだから、もうちょっと考えてよ!」って言いたくなるもん(笑)。それでいながら、魂込めることは怠らない。以前、あゆのことを「開かれてる」って書きましたが、正確に言うと、こういうことだな。あゆは、「思いっきり閉じ込めながら、思いっきり開け放している!」

*** アンコール ***

まず、アコースティックで2曲。このアコースティック編成、『CDL 04-05』ぐらいからやり出してるよね。それで味を占めたのかな? 私としても、好きだから、やってくれて嬉しい。

6/21発売の新曲「BLUE BIRD」をこの日だけ歌ってくれました♪

「Humming 7/4」。考えてみれば、前作『MY STORY』からは、この曲しかやってないんだよね。やっぱ、あゆにとって重要な曲なんだろうな。言いたいこと言ってる感じがするし(笑)。

そして、この日の「Boys & Girls」が凄かった! 何がって、会場の一体感が。いや、一体感って言葉も、合ってるかどうか分からない。とにかく、こんな光景、見たことない!って、本気で思いました。<君にとびきりの景色見せたい>って「criminal」で歌ってるけど(あゆにこれ歌われると、泣きそうになるなぁ)、こんな景色は本当、見たことなかったよ。今まで積み上げてきたものとか、色んなものが重なって生み出された、絶景。これは滅多にあるもんじゃない。ありがとう。

そして最後の曲、「Beautiful Day」。うわっ、アッという間だった。この日は、最終日ということもあって、あゆが初っ端から、弾けててさ。「もう楽しんじゃおう!」って感じで、そのオーラに、バンド、ダンサー、お客さんがグイグイ引っ張られていった感じだった。本当、頼もしい。あの初日から、よくぞここまで成長したって感じだよ。初日は一杯一杯って感じだったのに、この日は、アッという間に感じられて、余裕すら感じられたもん。いやはや、感動しました。

『(miss)understood』、及び、今回のツアーで、あゆからは、「生きたいように生きろ!」ってメッセージを受け取った気がする。それは、あゆ自身が、そうやって自分自身に言い聞かせていたからかも知れない。

*** オマケ ***

ライヴ終了後、注意事項のアナウンスの後に、あゆが「また会おうぜ!」ってアナウンスしてくれた☆ 実は4月の代々木のときも、周りに煽られたらしく、「ありがとうございましたぁ~」ってアナウンスしてくれたんだけど、そのときは戸惑いながらって感じで。本日は堂々と。

私の周りは、男性客が多かった。前からライヴに行ってる人の話によると、前は女性が多めだったけど、今では男性も増えたそう。あゆの客層って、ほんと幅広い。未だに「ギャルが多いんでしょ?」とか言ってくる人がいますけど、これを見たらどう思うんでしょう。周りを見渡してみても、ファン層が掴みづらい。むしろ、東京事変なんかの方が、ギャル(?)が多い気がするけど。どっちが良い悪いではないけど、あゆが持つ「大衆性」は頼もしく感じます。「時代」とズレてないっていうか。会場を出てから、街を歩いていると、通りすがりの人が「誰のライヴだったんだろう」と目をこらし、「あゆだ!」と騒いでいるのを見て、よりそう確信しました。

そうそう、今回、気になったのは、アンケートに「コラボして欲しいアーティスト」って質問があったこと! 誰かとコラボ、考えてるのかなぁ。ワクワク。調子に乗って、凄い名前、色々と書いちゃいましたよ。むふふふふ。

*** セットリスト ***

SE. Are You Wake Up?
01. Born To Be...
02. AUDIENCE
03. evolution
04. STEP you
05. Ladies Night
06. alterna
07. is this LOVE?
08. (miss)understood
SE. tasking
09. Pride
10. rainy day
11. Startin'
12. UNITE!
13. Bold & Delicious
― アンコール ―
14. HEAVEN
15. teens (trfのカヴァー)
16. BLUE BIRD (新曲)
17. Humming 7/4
18. Boys & Girls
19. Beautiful Day