いやぁ、時差(このブログの日付と実際の日付の差)出ちゃってますね。別に、日付が決まっているライヴとか以外は、日付通りに書かなくても良いと思ってるつもりなので(別にライヴも日付通りに書かなくて良いって意見もありますが…笑)、ここいらでバ~ッと時差を埋めたいところなんだけど、最近行ったライヴがねぇ、これがまた、そのことを書いちゃうと、もうその間に色々書きたいと思っていたことが、全部どうでも良くなっちゃいそうな気がして(笑)。それならそれで良いんだけど、だったら、今そのままその最近行ったライヴのことを書けるかって言ったら、書けない気もするから、やっぱり、ちびちびと書いていきたいと思います(スミマセン)。でも、それまでは軽くトントンって調子でいきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
で、映画『Jam Films 2』、やっと観ました。言うまでもなく、
『Jam Films』の第二弾。第一弾は、普段は長編を手がけている人達が短編に挑戦するというコンセプトだったが、第二弾のコンセプトは、普段はPVやCMなどの短編を手がけている人達が30分弱のその人達にとっては長編に挑戦するというもの。
今回は全部で4作品。「机上の空論」をYUKIやキリンジ等のPVを手がけている小島淳二、「CLEAN ROOM」をイエモンやミスチル等のPVを手がけている高橋栄樹、「HOOPS MEN SOUL」をペニシリンやライムスター等のPVを手がけている井上秀憲、「FASTENER」をミスチルや浜崎あゆみ等のPVを手がけている丹下絋希が監督している。
「机上の空論」は、ラーメンズの小林賢太郎が脚本を手がけていて、ラーメンズも二人とも出演している。タイトルからして興味をそそられるが、内容の方も面白い! 机上の空論が、どれだけ現実の世界では通用しないかという、これまた机上の空論? 無駄な苦労を、無駄な苦労をもってして表現? でも、そんな一見無駄と思えるものも無駄じゃなく思えてくる。いや、うん、ぜったい無駄じゃない!? って、よく分からないよね~(笑)。そんなこと何も考えなくても、楽しめると思います。30分でよくぞここまで詰め込んだ! けど、30分だったから良かったのかも。確実にチャンスをモノにする上手な出逢い方から交際に持ち込むまでの究極の<HOW TO>ここにあり!(笑)
「CLEAN ROOM」は、なんだかよく分からなかったけど、なんか綺麗だった(ってそのまんま…汗)。
「HOOPS MEN SOUL」。もともと私がこの映画を観たいと思ったのは、バナナマンの日村さんが出ているから。でも、日村さん、ほ~~~んのちょっとしか出てないじゃん!(涙) ま、良いけど。ストリート感覚あふれるヒップホップのようなノリでした。大森南朋は、なんか、さり気なく目を引くものがあるなぁ。
「FASTENER」は、ミスチルの同名曲から発想を得たものらしい。結構、興味深い内容。嶋田久作、存在感あるなぁ。
それぞれバラバラな作品に仕上がっていますが、全体的に、普段PV等を手がけられてる方なだけあって、映像で訴えてくる力を感じました。コンセプトがコンセプトなだけに、実験的な側面が大きいところはありますが、PVやCMとかが好きで、もっとその世界を広げてみたものを観てみたいな~って人にはもってこいだと思いますし、そうじゃない人でも、なかなか楽しめる作品になっていると思います。って、なんだか、エラそう…(汗)。
この
『Jam Films』シリーズ。最新作の『Jam Films S』では、スネオヘアー、乙葉、大杉漣なんかが出ているとのこと。今度、それも観てみたい。