goo blog サービス終了のお知らせ 

sky is blue

言わなければよかったのに日記

liquid surprise 02

2006-08-31 17:35:45 | エレカシ
ああ、色々あって、約一ヶ月間、更新できずにいました~。頭の中では書きたいことが渋滞しているのに、ずっとパーキングエリアにいるような(笑)。もう、時差なんて気にしないぞ! いっそのこと、マドンナ様から<Time goes by so slowly>という言葉をもらって、サブタイトルにしてしまおうか。いやいや、皆に「嫌気が差した!もう待ちくたびれた!」って去られちゃうよ。私は開演を1時間遅らせても待っててもらえるマドンナ様じゃないのよ!

というわけで、、、

この日、「リキッドルーム恵比寿」の2周年記念イベント、『liquid surprise 02』に行ってきました。

出演は、エレファントカシマシ/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND。
もちろん私は、エレカシを観るために……。

最初は、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND。
スコットランド系アメリカ人ヴァイオリニストのMARTIN、ブラフマンのメンバー全員、パーカッション奏者のKAKUEIからなる6人で結成されたバンドらしいです。

え~と、海のそばで聴きたくなるような音楽でした! 以上!

す、すみません。時間が経ってるので、これぐらいしか書けないのです。あ、あと、ブラフマンではなかなか見られないようなTOSHI-LOWさんの笑顔が印象的でした(って、ブラフマンも一回しか観たことないんだけれど)。

続いて、エレカシ。
やけに気合が入っていた。演奏のまとまりという点からいうと、二ヶ月前に終わった“今をかきならせ”ツアーのときの方がまとまっていたように思うが、今日はもう、まとめるとかそういうことじゃなくって、気合だろ気合って感じだった。

こういうのって難しいよね。綺麗にまとめたらまとめたで気合が感じられないとか、気合入れたら入れたでまとまってないとか。よく言われてる台詞だとは思うけど、本当に「バンドって生き物」なんだなぁ。何を今更そんなことって感じかも知れないけど、でも、実際、この、「バンドは生き物なんだ!」って感覚、よく言われてる割には、実感できることってそんなにはない気がする(そんなことない?)。私が鈍いだけかも知れないけど、そんな中、エレカシはいつだって「生き物」なんだなぁ。

「歴史」をひっさびさに聴けて嬉しかったけど、これは、今日みたいな荒々しい演奏よりも、静かにじわ~って方が良い気がしたかな。

“今をかきならせ”ツアーで編み出したのか、「so many people」の、ギターをチャラララ~とやってから入る入り方、今のエレカシに合ってるというか、結構好きかも。エッジの効いたギターから入る入り方も、それはそれで好きだけどね。

で、この日は、「シグナル」にきた。これが聴けただけでも良かったってぐらい、沁みた。なんでこの人は、こんなに、皆のために(私のために)祈ってくれてるんだろうって、勝手に感じ入ってしまった。音のひとつひとつに、言葉のひとつひとつに、祈り(のようなもの)が宿っていた。無償の愛? なんだかよく分からないけどさー、こんな私のために祈ってくれるなんて、申し訳ないような、有難いような、でも、嬉しくって。ヤバいねぇ、私(笑)。

アンコール最後に「ガストロンジャー」をやったけど、今日のセットリストの中では浮いていたような気がした。「ガストロンジャー」単体では、心に刺さってくる感じだったけど、全体の中で考えると、そこだけ浮いていたような気がした。それが良かったとか悪かったとかじゃなく、なんとなく。

あとは、色々、カッコ良かったなぁ。特にトミのドラムがパワフルだった。あと、石くんが…。石くんのあの姿勢といい表情といい、良いのだろうか?(笑) 笑いをこらえるのが大変だったよ。

ミヤジ、「死ぬまでやるって決めたんだ」みたいなことを、何度も言っていたような気がする。で、「別に今日ってことじゃないですよ!」って付け加えてたのがウケた(笑)。やっぱ、面白いなぁ、ミヤジは。それと、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDに対して、「ブラフマンと180度違ってて、ビックリしました」って感想言ってたなぁ。

と、まあ、いい加減な記事になってしまいましたが(二ヵ月後の記憶のみで書いてるので、抜けはもちろんのこと、間違いや勘違いもあるやも知れません)、こんな感じでした。


sweetbox "ADDICTED" to "(miss)understood"

2006-08-23 17:55:32 | AYU
スウィートボックスのライヴ、『"ADDICTED" to JAPAN Tour』に行ってきた。

その記事が何故、「AYU」カテゴリなのかというと……。

今年元旦に発売された浜崎あゆみの『(miss)understood』には、スウィートボックスのGEOからの提供曲が「6曲」収録されていた。インタビューによると、選曲もアレンジも詞もほぼ見えてる状態だったアルバムを、一旦全部ゼロに戻してまで、あゆが入れようとした6曲ってことになる。

その後、3月に発売されたスウィートボックスの『アディクテッド』に、あゆに提供した曲のセルフカヴァーが収録された。何曲入ってるのかな?と思って曲目を見てみると、「Pride」「Bold & Delicious」「Ladies Night」の3曲のようだ。と思ったら、タイトルは違っているが、他にも2曲あった。「Every Step」と「Beautiful Girl」だ(あゆの方のタイトルは、「rainy day」と「Beautiful Day」)。ということは、セルフカヴァーが「5曲」も収録されてるってことだ(ただ、スウィートボックスがあゆの曲を聴いてからレコーディングしたかは不明)。なんだかなぁとも思ったが、こうなった以上、とにかく聴いてみたい! いや、これは、あゆファンならば、聴かねばならない作品だろう! だって、普段は気付きにくいあゆの才能に気付けるかも知れないんだからね…。(『アディクテッド』については、あゆも公式コメントを出しています)

そういうわけで、スウィートボックスの『アディクテッド』を聴き、ライヴにも足を運んだのですが、いやあ、CDだけでなく、ライヴまで体験できるとは! もちろん私は、あゆのライヴでも「GEO提供曲」を体験済みだからね。これは、今まで見えてこなかったあゆの魅力に触れられる最高のチャンスじゃないですか!

というわけで、私が書くことは、結局、「AYUカテゴリな内容」になってしまうのです。ごめんなさい。ただ単に私が、スウィートボックスについて語れるだけの言葉と見識を持っていないってだけなのです。

******

セルフカヴァーが収録されると聞いたとき、私は正直、ちょびっと凹んでしまった。あゆがせっかく新境地を見せたのに、ここで本人にやられちゃあ、敵わないよ、しかも相手外人だし、と、そんなことを考える自分が何よりも嫌なくせに、誰よりも私自身がそう思っていた。でも、心のどこかでは、良くも悪くもこれで真価が問われると、ドキドキしていた。ま、とにかく、聴いてみないことには何も始まらない。

そして、『アディクテッド』に収録されているセルフカヴァーの5曲を聴いた。
そして、この日のライヴでも、「Beautiful Girl」を除く、4曲を聴くことができた。

もちろんこれは、好みがあるだろうし、好き嫌いは聴いた人それぞれが決めることだ。だから、これから書くことは、あくまでも私個人の意見でしかない。でも、そんなことを言ったら、音楽について書かれた文章なんて、全部そうでしょう? けれど、だからこそ、なるべく、出来るだけ、そういった個人の好みとは関係ないところで書けたらなぁと思っている。出来てるかどうかはともかく、そう思っている。

というわけで、これだけは言えると思ったことがある。

「あゆの方がイッちゃってる」

スウィートボックスも確かに良いのだけれど、何か足りない。何年後かに思い出すとしたら、あゆの方だろうなと思う。心に残るのは、あゆの方だと。

それが何故なのかを、私は知りたいんだと思った。そして、そんなことを考えている自分に驚いた。だって、こんなことを考えてみたのは、初めての経験だったから。だから、漠然と思った。

「浜崎あゆみは本質を暴いていくアーティストなんだ」

そう思ったら、今まで抱いていた色々な謎がスッと解けていくような気がした。

スウィートボックスよりあゆの方が、何故良いのか、良いと感じるのか。それを突き詰めていったら、日本語のロック(J-POPでも歌謡曲でも何でも良いけど)に出来ることは何なのか?とか、そういうことにぶち当たってしまった。そんなことをこんなにバカみたいに真剣に考えさせられたアーティストは、私にとって、おそらく、「あゆ」が初めてだよ。それは、日本語ロックの本質に向き合うことに他ならないじゃないか。だから、あゆは本質を暴いていくアーティストなのかもなぁって思ったんだ。あゆを聴いてると、日本語ロックとは何なのか?って、そういうことに向き合わざるを得なくなるんだよ。そんな、考えなくても済むのなら、考えなくても良いような、しかし、それを考えなければ日本語ロックに未来はないとも言えるような、そういうことをさ。まぁでも、それも最近になって、なのかなぁ。あゆは、遅咲きのアーティストなのかも知れない。

話を元に戻そう。

具体的には、どんな風にあゆの方が良いと思ったかというと……。

まず、パッと聴いただけでも違いが分かるのは、「Bold & Delicious」「Pride」「Ladies Night」の3曲。「Bold & Delicious」は、音の隙間の取り方といい、歌の間の取り方といい、コーラスの付け方といい、もう一言で言ってしまうと、あゆの方がファンキーなのだ。「Pride」は、曲の荘厳さや重厚さ、迫力において、あゆの方が勝っている(その分、あゆの方が重いが)。「Ladies Night」は、コミカルかつ狂気を感じさせるビートの打ち込み方、ナレーションのようなラップからキャッチーなコーラスへと展開していくときの強引さからくるグルーヴ、電話の音での終わり方など、すべてが圧倒的。

また、これら3曲に比べて、そんなに違いがないように思える「Every Step/rainy day」「Beautiful Girl/Beautiful Day」でも、「Every Step」には、最後にフワッと音が消える瞬間、それがない。「rainy day」では、それがあることによって、曲の描く世界がグッと広がると同時に奥深さが増している。「Beautiful Girl/Beautiful Day」も、どちらがソウルフルかと聞かれれば、あゆの方だと言わざるを得ない気がする。

ここで、ふと気が付いた。

あゆがやっていることは、その曲のルーツや根源にあるものを掘り下げることではないかと。「Bold & Delicious」では、よりファンキーに。「Ladies Night」では、80年代を感じさせるビートとそれに絡むラップ~コーラスを強調。「Pride」では、その曲が持っているクラシック的というかオペラ的というか、そういう要素を掘り当てているといった感じだ。「rainy day」では、潤いや情緒を感じさせるリズムの刻み方やサウンドの繊細な構成から、エレクトロニカ等の影響が感じられる。「Beautiful Day」では、シンプルでありながら、よりソウルフルに聴かせている。

つまり、人から提供された曲でありながら、その当人よりも、そのルーツや根源にあるものを掘り下げてしまっているという印象なのだ。これが本当だとしたら、物凄いことなのではないだろうか。少なくとも私は、これに気付いたとき、胸が震えてしまった。

そして、それだけではない。あゆの楽曲には、スウィートボックスの楽曲にはない、ある種、「破壊的」なところが感じられる。解体して再構築しているというか。だから、その曲のルーツを感じさせながらも、どこか歪(いびつ)でもある。つまり、人からの提供曲でありながら、それを土台にして何かを付け加えるのではなく、それを解体して、そのルーツや根源を探り当てながら、尚且つ、そこに何かを付け加えて、再び構築していく。そういうことが行われているような気がするのだ。

そういうことなら、あゆ側の編曲者がすごかっただけじゃないの?という見方もできる。しかし、あゆは、自分で曲も作るし、編曲だってやる人なんである(『MY STORY』で、初の自作インストを披露、そこで初めて編曲にも挑戦している)。現場では、ヴォーカルスタイル、フェイクやコーラスのアレンジを次々と繰り出し、プロデューサー的役割をこなしているらしいし、そんな人が、音に対して人任せでいられるわけがない。いや、仮に、人任せであったとしても、あゆの求心力がなければ、こんなサウンドは作れなかったはずだ。それは、聴いてみれば分かる。それに、今回は長くなってしまうので書けなかったが、スウィートボックスを聴いて、あゆの「日本語(歌詞)の乗せ方」に感服してしまった。特に「Bold & Delicious」「Ladies Night」なんて、よくもまぁこんなことが出来たなというか、どうしてこんなことが出来たのかと不思議に思ってしまったくらいだ。補足するわけではないけれど、以前にも引用させてもらった、CMJKのこんな言葉が、あゆの「音楽家」ぶりを言い表していると思う。「彼女はちゃんと自分自身で着地点が見えてるし、なによりミュージシャン対ミュージシャンの話ができるから一緒に仕事してても楽しいし面白い。ものすごいアイディアマンでもあるからね」

さて、『(miss)understood』で私が感じたのは、まだまだほんのちょっと顔を出しただけに過ぎないかも知れないけれど、「ブラック・ミュージックへの接近」だった。それが、今までにない深みをもたらしているように思えた。

近田春夫は、4thシングル『For My Dear...』(98/10/07)の時点で既にそれを見抜いていたかのように思える。収録されていたアコースティック・ヴァージョンについて、こんな風に書いていたのだ。

「ちょっとロバータ・フラック風な生ピアノとエレピの実に黒いアコースティックだった。このミックスの方が、彼女の魅力がよく見えるような気がする」

今回、スウィートボックスのライヴに行けて、本当に良かったと思う。


AYU meets L⇔R

2006-08-11 12:52:05 | AYU
私は今まで、「リミックス」というものにまったくと言って良いほど無関心だった。いわゆる「クラブ・ミュージック」と言われているような音楽にも疎いし、自分の好きなアーティストの作品にリミックスがあっても、それに感動した経験がほとんどないからだ。

しかし私も、「浜崎あゆみ」を好きになったわけで、彼女の作品にたくさんのリミックスが存在していることも知っている。そして、『fairyland』収録の「STEP you "DJ TAKI-SHIT More Step Up Remix"」や『Bold & Delicious / Pride』収録の「Will "Wall5 Remix"」などのリミックス作品が思いのほか良かったので、ちょっくら聴いてみようかなと。

浜崎あゆみのリミックス作品なんて、『ayu-mi-x』のようなリミックス・アルバムだけでなく、シングルにも多数収録されているわけで(その他、アナログ盤とか海外盤とか色々あるみたい…)、とてもじゃないけど、まだまだ全部を聴いたわけではないので、多くを語ることは出来ないんだけど、いやいや、なかなかどうして、これが面白い!

とりあえず今回は、私が持っている範囲で、気になったリミキサーや参加メンバーを列挙してみたい。

■国内

HAL、DJ HASEBE、福富幸宏、LaB LIFe、曽我部恵一、田中知之(Fantastic Plastic Machine)、長田定男(COSA NOSTRA)、宮崎"D・M・X"泉、エマーソン北村、上原キコウ、CMJK、POP、渡辺未来、Huge、RAM RIDER、SUGIURUMN、DJ TAKI-SHIT、Heigo Tani(Co-Fusion)、HOW(後述参照)、DJ FUMIYA(リップ・スライム)、Su and Pes(リップ・スライム)、ケツメイシ……

■海外

Mad Professor、Orb、Junkie XL、EBOMAN……

あくまでもこれは、クラブ・ミュージック関連に疎い私が引っかかった名前のみ(しかも私は、全部持ってるわけではない)。それでも結構すごいメンバーなのではないだろうか?

CMJKは、砂原良徳が加入する前の「電気グルーヴ」の元メンバーで、あゆの作品では最早お馴染みの存在。Hugeは、友達が教えてくれた人なのだが(ありがとう!)、彼のリミックスは確かに面白いし刺激的。リップ・スライムやケツメイシまで、あゆの作品に参加していたなんて(ケツメイシの参加はふらわんさんが教えてくれました!)。二組とも99年に参加してるんだけど、リップもケツメイシもまだメジャー・デビュー前だ。

マッド・プロフェッサーって、ダブのすごい人でしょ? オーブって、あのオーブ?

いやぁ、あゆの元にこれだけの人達が集まったっていうか、やっぱり、これだけの人達を呼び寄せるだけのものが「浜崎あゆみ」にはあるんだなぁって思った。そりゃ、集めるだけだったら、レコード会社や事務所の力があれば出来るのかも知れない。けど、例えば、これは、「安室奈美恵」には出来ないことだったんじゃないかなぁ。いや、どっちが良い悪いじゃなくね。あゆの場合、どっか一つの方向に収束していくんじゃなくて、どんなものも「開かれたポップ・ミュージック」にしてしまうというか。

これだけの色々なジャンルのクリエイター達を受け止める器とそれに見合うだけの開かれた志向性と、その中でも核となるオリジナルな部分を失わない強さと、そして、それらをポップにしてしまう力と……そういうものがなければ出来ないことなんじゃないかなぁって。

これだけ個性の強い人達が集まれば、「名前負け」しちゃったりとか、あるいは、妙に「仕事」っぽくなっちゃったりとか、そういうのがあると思うんだよね。けど、ギリギリのところでそうならない。クリエイター達の多種多様な個性を、「浜崎あゆみ」というアーティストはしっかりと飲み込んでるんだよね。だからこそ、リミキサーが好き勝手に色々やってたり、新しい才能がそこで芽を出してたり、色々なことが起こっていながらも、つまり、ちゃんと「化学反応」が起こっていながらも、「浜崎あゆみ」になってるんだよなぁ。あゆと○○って、ええ?どうなの?みたいなことも、飲み込んでいくっていうか。

それと、あゆに関わる前は、アンダーグラウンドな存在だったり、一般人だったりした人が(実際、HugeやYuta Nakanoはリミックス一般公募から選ばれた)、その後、活躍してたりするのも見逃せない。リップやケツメイシだって、そういうことになるもんね。

いやぁ、他のクリエイターとの化学反応が楽しめたり、楽曲の他の解釈に触れて新たな発見があったりして、「リミックス」って面白いんだね! リミックスのネーミングも色々面白かったりするし。いやはや、「リミックス」に興味がなかった私の扉を、またしてもあゆは開けてくれちゃいました。それってすごいことだと思う。音楽の楽しみ方や世界を広げてくれてるってことなんだから。そしてそれは、あゆのリミックス作品がカッコ良かったから出来たことなんだし。あゆには、どんどん扉を開かされてます。

他にも、「別ヴァージョン」とか「アコースティック・オーケストラ・ヴァージョン」とか「クラシック・ヴァージョン」とか「トランス」とか「ユーロビート」とか色々あるんだけど、その話はまたいつか、書けるときがきたら。「リミックス」についても、まだまだ色々あるだろうし。

あ~~~、「浜崎あゆみ」って奥が深い!

最後に、もっとも私を驚かせた名前について書いておきたいと思います。

それは、「immature "CLUB BAHIA MIX"」。リミキサーのところに「MINT meets HOW」って書いてある。ん? 「HOW」ってあの「HOW」? いやいや、まさかそんな…。だって、HOWって、あの元L⇔Rの黒沢秀樹が、L⇔R活動休止後にひっそりと結成したバンドだよ? おそらく、知る人ぞ知るバンドだよ? 活動歴約4年、3枚のミニ・アルバム(2003年に解散したらしい)。私だって、ひっそり過ぎて追うのが大変で断念しちゃったくらいなんだから(笑)。そんなバンドが、あゆの作品に参加してるっていうんですか? おそるおそる(?)クレジットを見てみると、「Acoustic Guitar: Hideki Kurosawa」って書いてあるじゃないですかー! 他にも、笠鳥高生、関美彦と、まさしく私が言っている「HOW」のメンバーじゃないですかっ!

……参りました。

私が音楽にハマっていくキッカケとなった、言わば“原点”とも言える「L⇔R」。それと繋がっちゃっちゃ、もう、離れるわけにいかないじゃないですか。

「MINT meets HOW」で「AYU meets L⇔R」。

あゆ(とL⇔R)にトドメをさされました。