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似顔絵(中村ゆりさん・「龍馬伝」 おうの) (portrait YURI NAKAMURA)

労咳に苦しむ高杉晋作に付き添っている女性が登場。
「おうの」と字幕があったので、後で調べたら
高杉の愛人の「うの」という人だった。
美人の奥さんもいたが、どうやらこの人を
あちこちに連れまわしていたそうだ。
呉服商の娘に生まれたが、没落して遊女となり、
晋作と知り合ったという。
歴史的事実はどうあれ、この女性も「龍馬伝」の多くの女性と同様、
悲劇の予感を抱いて生きている風情である。
演ずる中村ゆりさんは、よく知らなかった。
というより、今も良く知らない。
しかし、登場した瞬間の雰囲気が、実に場面に良く合っていたので、
見たがままにスケッチした。
見慣れてからだと違う雰囲気になるかもしれないが、
これはこれでいいだろう。

疲れていると言ったばかりだが、
やはり描きたい対象を見ると
虫が騒ぐ、というのは、もう宿命みたいなものか(大げさだけれど)。
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