メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

原田美枝子さんが映画監督に@あさイチ

2020-03-11 12:58:09 | テレビ・動画配信
原田美枝子さん大好き
彼女みたいな女性になりたい

さすが原田さんのお母さん可愛い!






【内容抜粋メモ】

知っておきたい認知症の新情報
今日は私たちにとってますます身近になりつつある認知症とのつきあい方を考えます


親が認知症になった時、あなたはどうしますか?
4年前、義父母が認知症となり、それをブログに書いたところ
書籍化され、親の老いを考えるトークイベントも人気の島影真奈美さん

『別居嫁介護日記』




真奈美さん:
お金の計算が難しくなって、財布が小銭でいっぱいになるのも
やっぱり認知症でよく見られること
うちの義母の場合は、財布が小銭だらけになっているのを見て
「さっきまでお札が入ってたのに、泥棒が全部両替した」ってすごく怒っていてw

ユーモアを交えながら認知症への対処法、介護制度の使い方を実践的に伝えます

真奈美さん:
実際介護に関わってみるとびっくりすることがたくさんあって
面白がれる部分もたくさんあるし、励まされることもあるので
ちょっとした冒険みたいな


明るい介護の心得




第1ステージ:親の認知症に気づいた時
最初に気づいたきっかけは、2人から変わるがわるきた電話




もしかして2人は認知症かも 病院に連れて行かなければ
(夫婦2人同時にってケースもあるのか/驚×5000

心得1:ビビっていることは悟られない 冷静に対処すること


第2ステージ:病院の受診
心得2:本人を傷つけない

普段は穏やかな義母だが、「物忘れ外来」に連れてきたら
これまで見たことのない形相で「諮ったわね」と怒った
義父も夫も目を合わせない なんとかしなければとついたウソは
「夫が物忘れが心配で来たんですよ」
すると義母は「あら、そうなの?」とすぐに落ち着いた
こんな小さなウソでいいんだとビックリした








ここで「認知症」と診断を受けた


第3ステージ:介護の始まり
心得3:追い詰められたら距離をとる

さまざまな手続きなどしているうちに
「どうして私ばっかり・・・」とネガティブになり
介護サービスに任せて2、3日東京を離れたらスッキリして
想像以上に介護の重みを感じていた自分に気づいた






マナミさん:
父が父で亡くなったり、母が母でなくなったりするのではなく
その人であり続ける部分を日々を目の当たりにして
自分も年をとったらこういう風に年をとれたらいいな、と思えるところもある
年をとることが怖くなくなった





専門家:
多くの方がこのような過程をたどられます
一番大切なのは家族だけで抱え込まないこと

早い段階から地域の包括支援センター、かかりつけ医に相談することが大切
早い段階なら治療やケアもできることがたくさんある

認知症で診断を受けるということはとても大切
同じことを繰り返し聞くベースには「不安感」があるので
不安感を摘んであげることが大事
毎回同じ答え方で大丈夫


みんなで集める介護のノウハウ

認知症 ちえのわnet
一般の方や施設の職員が介護のノウハウをインターネットサイトに投稿して
皆さんで共有するコミュニティサイト








日々の介護で困っていることを
他の人の体験談を読んで、実際やってみて
「うまくいった」「うまくいかなかった」と評価することで参考になる
「困っているのは自分だけじゃないんだ」という介護する側の安心感にもつながる

自分でやってみたアイデアがうまくいった場合、それを書き込むと
共感が得られることで励みにもなる


原田:
認知症の役を何回か演ったことがあるんですけど
その時に勉強したのは、本人が不安だということを分かってあげると
方法が見つかると思う


映画『女優 原田ヒサ子』公式サイト
3月28日(土)より渋谷ユーロスペースにてロードショー!

原田:
母のある言葉に注目してドキュメンタリー映画を作りました
突然「私ね、15の時から女優やってるの」って言ったんです

母は女優をやったことがないんですけど
「お母さん それは違うでしょう」って言えない感じで
もしかしたら(女優を)やりたかったのかもしれない

その言葉がずっと自分の中で
「どうしてそんなこと言ったんだろう」って思って作ってみようと思ったんです







原田:
数年前、母が体調を崩して入院した
病院のベッドで母が突然こう言った
「私ね、15の時から女優やってるの」
私はとても驚いてしまった
なぜなら15の時から女優をやっているのは、母ではなく私だから


母の夢を叶えるために、実際に女優になってもらえばいいと考えた原田さん
認知症になった母を主人公に
今のありのままの暮らしを映画にしました


原田:
母も映画を見ましたが分からないんですよ
残念ながら全体を理解することはできないんですが、チラシを見せたらすごく喜んで
「キレイ!」って言ってくれて

前のことをどんどん忘れていってしまうから
一つの作品として理解することは
今はできないんです

女優になるのが夢だったのかなと思いつくまでにすごく時間がかかったんですけど
介護士さんにも言われたんですけど
自分の一番良い時代に戻ることが多いんですって
人生の一番充実している時代に記憶がポンと戻る
「他の人の記憶を語るのは珍しい」って言われて


その時初めて、母が私の人生を一心同体になって生きてたんだなって思った

介護士さんに「あなたはとても愛されたんですよ」って言われて
そうだったのかなって思った

認知症ってできないことがすごく増えていくんですが
私は良いところを認めてあげるということが大事だと思うんです

たとえば、母が面会に行って、おまんじゅうを持って行って
「お母さん食べていいよ」と手渡したら
ある時、それを2つに割って「はい」って私にくれたんです
そのことにびっくりしてしまって

人としての優しさは残っているということはすごいなと思って
それは人としての価値じゃないかと思うんですよね

何が出来ない、何を覚えてるということではなくて
その優しさで十分じゃないですか
いいところを見てあげる

人生でどう生きてきたかっていうのは子どもは想像がつく
話を聞いたり、写真を見たりすると
そこを見つめてあげるというか、わかってあげて

それをもう一度親に返してみると
「そうなのよ あの時はね」って話が出てくるかもしれない

うちの母は90歳なんですけど
90年の人生の中で何を思ってきたかっていうのはちゃんと残っているわけです
それを見てあげたいと思う



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2 コメント

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原田美枝子さん監督作 (ヒッキー)
2020-12-27 02:51:21
このブログの記事を読ませていただいて、原田美枝子さんが監督をなさる作品があることを、初めて知りました。
当方、「愛を乞うひと」を観て以来、原田さんのファンになりました。
「女優・原田ヒサ子」機会があったら、是非みてみたいです(^^♪
返信する
Unknown (monty)
2020-12-27 10:45:12
ヒッキー様
コメントありがとうございます

私も昔から大ファンです
キレイで、芯があって、鼻にかかった甘い声とか💗

監督作はまだ観ていませんがとても気になります
「愛を乞うひと」はとても辛い作品でしたが
胸に突き刺さりました

また遊びに来てください(^^)
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