メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

映画『戸田家の兄妹』

2024-07-23 17:54:14 | 映画
監督:小津安二郎

出演
戸田進太郎:藤野秀夫
母:葛城文子
長女・千鶴:吉川満子
長男・進一郎:斎藤達雄
妻・和子:三宅邦子
次男・昌二郎:佐分利信
次女・綾子:坪内美子
夫・雨宮:近衛敏明
三女・節子:高峰三枝子
時子:桑野通子
女中きよ:飯田蝶子
良吉:葉山正雄
光子:高木真由子
鰻屋の女将:岡村文子
友人:笠智衆
ほか

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“1939年7月に日中戦争から帰った小津安二郎が、帰還第一作として企画していた『お茶漬の味』を取りやめ制作した
スター総出演の大家族のドラマ。”

『東京物語』の母と娘ヴァージョンみたいな話だった


【内容抜粋メモ】
父が69歳、母は61歳の還暦
子どもの頃の思い出を話す姉妹







親戚が家に集まっている
記念写真の後、ご飯を食べる予定

校庭みたいに広い庭だな
手前に大きく掘り返した跡があるけど何だろう?

次男・昌二郎はのらくらしてる
着替えを手伝う節子








家の中も広い!
夫婦は十何年ぶりに渋谷公園の音楽堂で音楽を聴いてきた

お酒を飲みすぎた父
父:人間、歳をとったで楽しみがあるものだ

ちょっと苦しいと横になる父
節子に医者を呼ぶよう言いつける母

急に呼び出されるきょうだいら
みんな女中がいて、いい屋敷に住んでるなあ



もう葬式/驚
たくさんの弔問客が来て大変だなあ・・・/汗

雑音が酷くてセリフが聞き取りにくい

昌二郎が帰宅し、節子は泣きだす
昌二郎:泣くんじゃない







昌二郎は家を空けていたことを母に謝る

昌二郎:
お父さんには心配をかけて・・・
もう少し生きてくれれば親孝行もできたでしょうに、残念です

長男・進一郎:
鈴木くんとも相談して、地所などを売り払って借金にあてようと思う
母と節子は家に来てもらう

長女・千鶴らは仕方ないと納得する



昌二郎は電話で呼ばれて酒の席に行く

昌二郎:ずいぶん怖い親父だったよ

友人:父親の本を高く売ったこともあったなw
(笠智衆さん、同世代の役珍しいな









昌二郎:
親父が死んでちっとも悲しくないと思ったが
ちょうどこの部屋で親父といたことを思い出した
その時もこの杯だった
人間なんて妙なところで泣けるもんだよ
天津に回してもらおうと思う
オレにはもう家がない



家の調度品が競りにかけられてる?

節子は昌二郎の荷物をまとめている
母は父の冬服をあげて健康を心配する







母:
体だけはくれぐれも頼みますよ
今度はいつ会えるかしら
今度みんなが集まるのはお寺さんかもしれないわね

昌二郎:
いくら遠いって言っても飛行機なら早い
こないだの話、お前は楽しみにしていたけど諦めてくれ(節子の縁談話
親父が亡くなったからってやめるような奴はすすめたくない
もっといい男はたくさんいる
オレのようなのどうだ、気にいらんか?

お前もできるだけ手紙を書いてくれ
母さんを大事にしてやってくれ

節子はまた泣き出す








母と節子は長男の家で布団を直してる
庭のダリアの花を1つ切って仏壇にあげたら嫁・和子に怒られた

和子は客が来るから母と節子に出かけてくれと頼む
子どもにおやつをあげないよう注意する

節子は父の遺影を見て物思う

節子と母は別行動することにして
母は節子にお金を渡す

母は長女・千鶴を訪ねるとお茶の稽古に出た後

孫・良吉が顕微鏡ではなくそを見せる(ええ・・・/汗
友だちから電信柱と言われて学校を休んでいることを母に黙っていてと約束させる

お弁当をあけると白米だけ?
祖父のお墓詣りに一緒に出掛ける



節子は友だちの時子とお茶してる







節子:会社のお仕事って大変? 私にもできるかしら?

時子:
あんたと私では生まれながらに違うのよ
ずいぶん勇気がいるわよ
なにか食べない? 安くて美味しいもの

夜帰るとまだ客がいる
呼び鈴の押し方で和子の機嫌が分かる

客が帰った後片づけも節子と母がやる
2人で布団を並べて寝るとピアノの音が響く

節子が静かにしてくれるよう言いに行く

和子:
お互い様じゃない? 私もずいぶんガマンしてる
今日もお客様にご挨拶くらいしてほしかった



進一郎は千鶴に相談して千鶴の家で預かることにする
進一郎:それでダメなら綾子の所にしよう

節子が働きたいと相談すると頭から反対する千鶴

千鶴:
ウチのことも考えてちょうだい!
自然とお父様の名前も出るわよ
世間の人たちが何と言うと思う?
それほど困ってないつもりよ
お嫁入り前の大事な体よ 分かった?
(すごいキツイ言い方だな/怖

良吉の学校から手紙が来て、学校に来ていない
母:友だちとケンカして休んだことがあった
千鶴:どうしてすぐ言ってくれなかったの?

なぜみんなこんなにキツイ性格なんだ?
仲の良い夫婦を見て育った子どもがこんなになるかな

母と節子は綾子の家に来ると出かけるところ
鵠沼の別荘で暮らしたいと相談する

綾子:
ウチにも来ていただけると思ったのに
海も近いしかえっていいかもしれない

出かけるって旦那と外食なんだ



別荘って、いい家じゃん/驚

節子が小さい頃からの老女中きよが思い出話をする
きよ:変わるもんでございますね







明日、時子が来る際、洋服か着物か母に当てさせる
昌二郎が一周忌に来ないか気になる節子







1周忌もたくさんの人!
お経をあげてる途中で昌二郎が来る

(日本の葬式や法事って堅苦しくてほんとニガテ・・・↓↓↓
 式が終わった後の飲食もニガテすぎ








昌二郎:
母さんと節子はどうして鵠沼の家にいるんです?
これだけ立派なきょうだいが揃ってるのに
親と子の関係はもっと温かいはずだ
こんなことで仏さまが喜ぶわけがない

綾子夫婦、千鶴、長男夫婦も帰らせる

節子は泣きだす









昌二郎:
ああいう奴にはひとつくらわせないと
これできっとよくなるんです

3人で料理を食べる
(また外国へ行く外野の身だから言えることでは?
 今度会う時、余計に気まづいよ

昌二郎はお母さんと節子を天津へ誘う

昌二郎:
節子だって向こうへ行けば、働くのも自由
世間体なんて何もなりゃしない

きよと九官鳥も連れて行こうと決める

節子:
お嫁さんもらいにならない? いい方があるんだけど
私のお友だち 頭がよくて、とてもいい方 時子さんよ

昌二郎:
あれじゃ、オレが可哀想だ お前に任せるよ
お前のお婿さんはオレに任せろ

時子が来て話してと頼むと恥ずかしいと断る昌二郎
時子のお土産を渡しに行くと海へ逃げて行った後








これで終わりってwww


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