メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『イグアナの娘』(1~5話)

2019-03-17 13:06:26 | ドラマ
原作:萩尾望都
監督:今井和久、新城毅彦
脚本:岡田惠和
主題歌:♪YOUR SONG/エルトン・ジョン


出演:
青島正則 草刈正雄 青島動物病院の院長
ゆりこ 川島なお美
リカ 菅野美穂
まみ 榎本加奈子

のぼる 岡田義徳 陸上部
中谷
高見澤

カオリ 弟ケイスケ
転校生 三上伸子
ほか


先日、美容院でこのドラマの話になって
私も好きだったけど、どんな話だっけ?ともう一度観たくなった
原作が萩尾望都さんなんだな




美容師さんの記憶通り、エルトン・ジョンの♪YOUR SONG が流れてた
よく覚えてるなあ このドラマで好きになったってゆってた

軽い気持ちで見始めて、全5話くらいだと思ってたら11話もあり
すっかりハマってしまって、気づいたら午前2時半過ぎてた!
2日間で一気観してしまった

無料動画で観ていたから、途中、セリフが無音になってたりして
画像もものすごい粗いけど、さすが萩尾望都さんのストーリーテリング力

この当時、菅野美穂ちゃんは何歳だ?
存在感、演技力、そしてものすごい可愛さと
10代後半の艶っぽさも出てきて吸い込まれるよう

ウィキを見たら、今作の前からもうかなりの出演作があったのか
もっといろいろ観てみたくなった
こうした可愛い役もいいし、悪役も似合う貴重な女優さん

対する川島なお美さんも美しい
こんなステキな女優さんがもういないのは寂しい


【内容抜粋メモ】

第1回 のろわれた誕生
リカは娘を寝かしつけながらある物語を話す
人間に助けられたイグアナのお姫さまが、その男性に恋してしまう
魔法使いに「人間にして」と頼んだら

魔法使い:
よろしい 人間にしてあげよう
ただし、王子さまに気づかれたらイグアナに戻ってしまう


難産の青島ゆりこのそばに付き添う夫・正則
可愛い女の子が産まれるが、ユにはそれがイグアナに見えて叫びだす








マは子煩悩で、リカをとても可愛がる
ユ:私にはまともに見えない
マ:時間が解決してくれる マタニティブルーっていうんだ

マから渡された写真のリカは普通 自分の目だけと気づく
人目を避けるように子育てをするユ




【2年後】




ユ:
いつかは本当の姿が見えてしまう
この子を殺して、私も死のう


川でリカの首を締めようとするが泣きながら出来ない
ユ:私にはその子をどうしても愛せない! 育てる自信がないの

マ:
一人で辛い思いをさせてごめんな
リカを殺せなかった そうだろ?
それが愛してるってことじゃないか

またつわりが起きる
7ヵ月後 次女まみが産まれて、人間に見えるため
マミだけを溺愛し、リカを折檻する
一人ガマンするリカ




【姉妹は小学校に入学】

2人の子育てに明らかな違いがあるユ

リカ:ママの昔の写真はないの?

マ:
パパも見たいがない 出会う前のこと何も知らないけど
ママのことを好きだからいいんだ


リカ:私は本当にパパとママの子どもなの?

それをユに話すマ

ユ:
リカが自分の子じゃなかったらって思うわ
私には人間に見えないの
まるでガラパゴスのイグアナにしか見えないの!

それを聞いてしまうリカ
図書室で生物図鑑を探して調べる
イグアナの写真を見てショックで気を失う




マは青島動物病院の院長
リカ:私、イグアナなの? そういう顔してるの?

父:こんなに可愛い女の子だ と鏡を見せると
そこに写っているのはイグアナ! けっこうリアル!




【母の誕生日】
リカはママの誕生日にママの顔の絵を描く
マミも描く

ママが買おうとしてやめたスカーフをプレゼントしようと思いつき
走って街まで行き、貯金箱のお金を持って店に入るが
値札を見ると1万円以上

店員:親孝行に免じてオマケしてあげる
この店員さんは・・・清水ミチコさん?!




マミの絵を喜ぶママ
リカがスカーフをあげると

ユ:
私、こんなセンスのないものできないわ
無駄遣いもいいとこ プレゼントは気持ちなの 返してらっしゃい!

リカ:
お母さんは私が嫌いなんだ
マミちゃんだけ可愛いんだ!
私なんかいないほうがいいんだ 私がイグアナだから

二度と言うなと顔をぶつ

家を出て、川に入って死のうとする
リカ:イグアナなんていないほうがみんな幸せになるんだ

同じ学校のノボルが見つけて助ける


【9年後 高校生の姉妹】

マミ:自分の部屋が欲しい 暗いお姉ちゃんと一緒だと息が詰まる

相変わらずリカには冷たいユ




リカはノボルが好きだと気づくマミ
カオリも気づき、わざと腕を組んでみせつける






カオリ:
ずっと高校も3年間同じクラスなんでしょ
でも、いるかいないか分からないような子よね
私、あの子嫌い 見てるとイライラするの
世の中の不幸を背負った顔して


転校生 三上伸子がやって来る
クールビューティでハスキーヴォイス
リカの隣りの席になる




バスケの授業中、カオリはわざとリカにボールをぶつけて
秀才なのも気にいらないと言うと何度も謝るリカ
さり気なくかばうノ それに気づくミカミ

カオリが突き飛ばしてリカのシュートが決まり、運動着が裂けてしまう
ミカミ:ナイスシュートだったじゃない 上着をかけてあげる

ノは花形の陸上部




マミ:私、陸上部のマネージャーになりたいんですけど
部員は可愛いコだと喜ぶ 高見澤とは知り合い

父の動物病院を手伝うリカ
好きな人はいるのか聞かれ、いないと誤魔化す
父:もっと明るくならないと ものすごく可愛いんだから

リカ(
ごめんね 私はやっぱりイグアナなの
だからパパが思うような女の子にはなれないの

帰宅するとマミの部屋に陸上部の部員が集まっていて
ノを見て驚き、お茶などをこぼしてしまうリカ

マミ:ノってカッコいいよねー! 私、ゲットしちゃおうかな
(姉のものが何でも欲しくなるってやつか

リカが川に入った時の回想
あなたが助けてくれたの? ありがとう と泣くユ

ノ:
あいつ ずっとうわ言言ってました
「私はイグアナなんだ 私が死んだほうがママも喜ぶ」って

父:リカは好きな男の子がいるな

ユ:
あの子は別よ 相手は迷惑よ
恋なんかしないほうがあの子のためにはいいの

それも聞いてしまうリカはまた川を見て泣く
雨が降り、傘をさしてくれるノ




ノ:
また変なこと考えてんじゃねえだろうな
1つ聞きたいんだけど、なんであの時・・・
言いたくないならいいけど、暗いのやめろよ

ショーウィンドウに映る自分の顔を見て逃げ出すリカ
2人が一緒なのを見ていたカオリ

エンディングは娘と花畑にいるリカ


第2回 わたし死にたい……




娘:どうしてイグアナに見えちゃうの?
リカ:どうしてかな? 肩にアザがある

つづきを話す

リカが告白しようとして、正体がバレる悪夢を見る
リカの恋に気づくユ


【進路を決める時期】




リカは動物心理学を専攻できる東都大学を第一希望に書く
父は病院を継いでもらいたいが
人と会うのが苦手で研究の道に行きたいという

マミ:
お姉ちゃんの成績ならもっと上が狙えるんじゃないの?
私がいいお婿さん見つけてきてあげるから

リカは転んだ時に進路表を落としてカオリに拾われる
カバンにないことに気づいて慌てるリカ

屋上でパンを食べてるノ
ノも東都大学を受けるためカも同じだと言う

カ:学年でトップのリカはどこ受けるんだろうね

リカはどうしてあんなに暗いか、陸上部でカオリが好きな中谷に聞く




中谷:
あんなことある前はそんなに暗くなかったけどね
ノに誰にも言うなって言われてるから

まだ進路表を探しているリカ

カオリはリカの志望校を書き換えて担任に渡す

マ:ユも17の時、可愛かっただろうな
ユ:後悔してるんじゃない? 昔の記憶もない女と結婚して
マ:オレはすごい幸せだ 美人のかみさんと可愛い娘に恵まれて




リカは茂みの中も探す
声をかけるノ ノと同じ大学と分かって喜ぶリカ

自立心が出てきたと夫に言われて否定するユ

高見澤はマミが好き

担任に進路表をなくしたと言うと、もう提出されていて「早稲田と一ツ橋」と書いてある
担任に本当のことを言いそびれるリカ

カ:
私が提出してあげたの もっといい大学に行けるでしょ
イヤミなこといないで
ノと同じ大学に行きたいんでしょ

昔、死のうとしてノに助けられたんだってね ノから聞いた
それ以来思いつめてるんでしょ 迷惑だってさ

窓に映るイグアナの姿に逃げ出すリカ

ミカミ:そんなに怖いの彼女のこと?

また川に来て自分を助けてくれたノを思い出す

ノ:二度とこんなことするんじゃねーぞ!

リカ:
私、死なない ノと約束した通り
幸せになれないかもしれない でも生きていく
ママにわがままを言わない
パパにも心配かけない
マミちゃんにもヤキモチをやいたりしない 決めたよ


泣いているところをミカミに見られる




ミカミ:
私、あなたが悪いと思う
「どうせ私なんか」って自分に言い訳して生きてきた
それじゃ幸せになれない 逃げてるだけ

リカ:
私だって幸せになりたい! 好きな人に言いたい!
友だちと遊んだり・・・
でも、ダメなの

ミカミ:
もういいよ 友だちになろう
友だちがいれば、大抵のこと乗り越えられる

行けばいいじゃない、その大学に
あんた見てると昔の自分見てるみたい




カオリはマミまでいじめに来る

カオリ:
仲のいいきょうだいだこと
ノとの関係は3回くらいかな じゃあねお嬢様
お姉さんに言って 同じ大学に行っても
好きになってもらえるわけじゃないって


母に話すマミ:
お姉ちゃんの妹だってだけでイジメられる
ノが好きだから同じ大学に行きたいんだって

ユ:イグアナのくせに・・・


【リカの面談日】

ユ:あなたはリカのこと甘やかしすぎよ リカのことは私に任せて

ユの肩にもアザがある
ユに「親友」だと自己紹介するミカミ

カオリの親は来ない 彼女にも事情がありそう
面談が気になり学校へ向かう父

東都大を受けたいと担任に言うと阻む母


第3回 高原の夜、初めての……




ユ:
リカの受験を止めさせようと思っています
この子のためなんです 働くなんてこの子には出来ません


そこに父が入ってくる
自宅でケンカになる夫婦

ユ:あの子は外に出ないほうがいいの
マ:一人で抱え込むな それじゃ寂しいよ
ユ:あなたには分かってもらえないわ

リカを散歩に誘う父

父:
ママを許してやってくれ ママなりに考えてのことだと思う
パパはママを守ってあげなきゃ
ママは親もきょうだいも誰もいない
パパと会うまでのこと一切覚えてないんだ
すごい孤独で不安で だから守ってあげようと決めた

この川に立ってた なんてキレイな人だと運命を感じた
それが出会いだ その日がママの誕生日になった 7月7日

リカは自分の思った通りにしたほうがいい
ちゃんと話せばママも分かってくれる

一人で家で泣いているユ それを見てしまうリカ
ユ:私の何がいけないの どうして私にだけリカがイグアナに見えるの?

夜中に自分を鏡で見てみるリカ
やっぱりイグアナに見えるが、笑うとイグアナも笑う

リカ:私、大学なんて行かない お母さんの言う通りにする
ユ:行きなさい 好きなようにしなさい もう何も言わないから

担任に東都大にすると告げる

ミカミ:連休に清里に行ってみない? 日帰りで帰れるよ

仲の良い2人を見ているカオリ 彼女にも友だちがいないのか

マミはノに連休の予定を聞くと、
ノ:部活の最後の大会があるから練習する

友だちと旅行に行くと親に話すリカ
ユ:お小遣いあるの?

♪おめかししてどこに行くの ってピチカート・ファイヴが流れてる!

マミが服を貸してくれる

カオリ:ノ、一生のお願いがあるの きいてくれるよね?

乗馬に挑戦したり、牛に草をあげたり、ソフトクリームを食べたり
写真を撮ろうとするとカオリが偶然を装って私が撮ると言う ノと一緒

一気にテンションダウンのリカ
カオリ:せっかくだから一緒に行動しようよ

父:最近リカ変わった 友だちができたせいかな
マミは泣いて帰る 「ひどいよ お姉ちゃん! 先輩も一緒よ 絶対」

ペダルボートにミカミはカオリと乗る
ミカミ:サイテーな女だね 楽しい? そんなことして
カオリ:ああいう子といると自分が引き立つと思ってるんでしょ
ミカミ:あんたになんか分かんないわよ

ノと一緒にボートに乗るリカ

ノ:
カオリのことカンベンしてくれな
ミカミっていい奴そうじゃん
お前の今日いつもと違っていいよ

水面に映るイグアナの顔にまた悲しくなるリカ

妹へのお土産を選ぶリカ
ノはリカにスノーボールをあげる
夜は4人で花火 これで日帰りできるの?

スノーボールをバッグに入れるリカ
カオリはリカにぶつかりスノーボールが落ちたことに気づかない

終電ギリで走る
スノーボールがないことに気づいたリカは、バッグを落とした所に走る
思わず電車を降りてしまうノ
落としたものがスノーボールと言えないリカ

駅で心配して待っているユとマ
父:朝になったら帰るよ 待とう

ようやく見つけて、もう夜明け
ホームのベンチでうとうとするリカ

手に大事に持っていたのがスノーボールと分かり
キスするところも見ているカオリ
眠っていてキスには気づいていないリカ
始発に乗る2人を寂しそうに見つめるカオリ






両親に謝る
父:ママも寝ないで待ってたんだよ

マミ:お姉ちゃんなんかいなきゃいいのよ!

ユ:
ノと一緒だったわね 好きなんでしょ
いつかこんな日が来るんじゃないかと思ってた
こんな子が幸せになれると思ってるの?! と鏡を見せる


第4回 お母さんの秘密……
生物の授業でスライドを見ているとイグアナが出てきて、気を失うリカ


(イグさん可愛い

軽い貧血と言われ、母親と一緒に帰るリカ
失神した理由を聞いて思いつめるユ




ノ:
イグアナって何なんですか?
小学校で倒れた時も、死のうとした時も
「私はイグアナなんだ」って

ユ:
よっぽど嫌いなんじゃないかしら 醜いから
私も気持ち悪くなっちゃう

ノとリカはどういう関係?
これ以上親しくなるのは止めて欲しいの お願いします


陸上部の最後の大会に向けて走り、足をくじいてしまうノ

小学生の頃から陸上部で優勝したこともある
その頃からノを応援してきたリカ




部室でマミにノが好きなのか聞く高見澤
マミ:私とお姉ちゃんの問題なの!

カオリ:
私見ちゃった ノとリカがキスしてるの
私は真剣だもん 本気でノのこと好きだもん

カオリはリカが来るのを見計らってノにキスして、マミも見て驚く
(こういうのを青春っていうのね

ミカミ:
ノのこと好きなんでしょ?
男はああいう積極的なのが好きなんだから
急に性格変われないもんね ゆっくりやろう


【予選は日曜日】

応援に付き合うというミカミ

帰り道で待ち伏せるカオリ
川で2人を見かけるユ




カオリ:
ここで死のうとしたんだってね
イグアナの写真見たくらいで気を失ったりしてなんなの?
ノに助けてもらおうとか思ったんでしょ 見え見えだよ

終電に乗れなかったのもわざとでしょ 見てるだけで頭にくるのよ
ノは優しいからほうっておけないのよ それを分かってやってるのよ
ノがほかの子を好きになるのは仕方ないけど、あなただけは絶対にイヤ!

いじめられているリカを見て、家で傷心しているユ

ユ:
あなたが倒れた日、ノがお見舞いに来たわ
これ以上親しくならないでってお願いした それでよかったわよね

リカ:
心配しないで ノは私のことなんとも思ってないし
私に恋愛なんて出来ないって自分が一番よく分かってるから
心配ばかりかけてごめんなさい 泣いて部屋に戻る






グラウンドの客席にいると、ノが来て影で見守るリカ
足を怪我していることに気づき、ノにも気づかれる

ノ:
捻挫してること誰にも言わないでくれる 最後の大会で言い訳したくない
変だよ お前の母さん お前がそうなったのって関係あるのか?
ヒマあったら予選見に来いよ




リカを行かせないために「3人で買い物に行かない?」と誘う母

店の中でジュディマリの♪Over Drive が流れてる!
時計ばかり見ているリカ
服着てるイグさん可愛い




レストランで食事する3人
父:マミ怒るぞ 昔からリカの持ってるもの何でも欲しがってたから

立とうとするリカに「座りなさい!」と言うが
グラウンドに走っていくリカ

もうノが走る番
800m走よりリカの走りのほうが速いんじゃない? もうグラウンド

途中で転んでしまうノ それでも走ろうとする姿を見て

リカ:
走って、ノボルくん! 諦めないで
子どもから一生懸命練習してたの、私ずっと見てたから!

足を引きずるノに声をかけ続けるリカを見てみんな感動する
ノはようやくゴール




ユは自分の姿もイグアナに見えて悲鳴をあげる





第5回 誕生日…母に捨てられたプレゼント
ユはトイレで倒れていて、マが駆けつける

リカが帰宅
母は鎮静剤で眠っている
自分のせいだと思って付き添う

ユ:
出てって! なにもかもあなたのせいで私までおかしくなったのよ
自分の本当の正体を言えばノは逃げ出すに決まってる
私は絶対に許さない それがイヤならこの家から出ていきなさい!


【中間試験まであと1週間】

廊下でリカの落とした生徒手帳を拾い
中にノとの写真が入っているのを見るカオリ
(なぜそんな偶然に拾う?←ドラマだから




ミカミ:リカの誕生日の夢ってどんなの?

リカ:
遊園地に行くの 子どもの時、家族で行ってとても楽しくて
いつか好きな人と来たいなって思った
(ノと行くことを想像する

カオリ:バカみたい 生徒手帳を返す

母を心配して早く帰るとマミと明るく笑っているのを見て一人公園に来る

生徒手帳の写真は破られている
試験勉強で図書館にいるとノが来る

ノ:
お前のおかげで最後まで走れた 明日も図書館行くか?
ほかの科目も教えて欲しいんだけど

時々、リカを覗きに来る母親も怖い




図書館で一緒に勉強する2人を見るカオリ
生徒手帳を見て、リカの誕生日を知るノ






図書館から出る2人を見つけるマミ




父:リカ元気そうだ もうすぐ誕生日だ 18か 大人だな もう

中間試験が終わる
いつもより出来たとお礼を言うノ
ノ:明日の試験休み お前の誕生日 お礼に遊園地行かないか?

窓に映る自分を見て「行けない」と泣いて逃げる

ミカミ:
フツーの人にとってなんでもないことが、あの子には怖いの
夢見てるのに 勇気がないの

川にいるリカと話すミカミ

リカ:ノブコちゃんには好きな人いないの?

ミカミ:
いるよ 前の学校の人 来年、こっちの大学に通うの
結婚するって約束してるの
私もリカと似てたけど、その人が私を今みたいにしてくれたの
リカもノとそうなれるよ 何抱えてるの?

ミカミにも言えずに謝る

マミはリカが図書館でノと勉強してたことや
大会で応援したことを母に愚痴る




母は部屋に入ってきてリカをぶち、スノーボールを投げて割る

リカ:
分かってる どんなに好きでもどうしようもないって
でも、近くにいられるだけで幸せな気持ちになれた
だからほんの少しだけそばにいたいと思った それもいけないの?
この気持ちどうしたらいいの?!


父:誕生日おめでとう みんなで夜食事しよう
マミ:私、約束があって・・・

自宅に来るノ
リカは出かけているとウソをつくユ
誕生日のプレゼントを渡して欲しいと渡す
すぐにゴミ箱に捨てるユ

遊園地に一人で来るリカ

病院の倉庫からリカが8歳の時、家族で遊園地に行った時のビデオを観る
映像を通すとユにもフツーに見えるのか




ユ:どうしてカメラにはこんな風に映るの どうして私だけには・・・
映像を見て泣くユ

やっぱりいたカオリ:
あなたの夢、私が先に実現させてもらったよ
3人で遊んでも構わないけど 誕生日おめでとう

1人泣いていると大勢に流されて鏡だらけの部屋に入ってしまう
パニックになり叫ぶリカ




このエンディングの娘は誰との子どもなんだろう?



コメント

ドラマ『イグアナの娘』(6~11話)

2019-03-17 12:28:03 | ドラマ
第6回 波紋、母が呼んだ家庭教師……
リカの娘ユリコは話を聞いて泣く
ユリコ:どうしてイグアナ姫はみんなにいじめられるの?
リカ:でもその分、後で幸せになれるよ

「イグアナの娘」て本を読んであげてるのか

ファミレスでバイトしているマミ
ゴミ箱に捨てられたプレゼントを見つける
ノから姉宛てと知ると、そのまま机の引き出しに隠す


【試験結果発表】
リカの成績の良さを褒めるミカミ ノも上位で喜ぶ

マミはユと担任と話す

担任:
学年で最低ランクで進級も危ない
3科目の追試で基準点を取らないと

マミに家庭教師をつけようとマに相談

バイトをしていたことをリカに話し
前金でもらった給料も使ったから代わりにお願いと頼むマミ 断れないリカ

家庭教師・清水を気に入るマミ
清水はマミよりリカに興味を持つ




店長:この仕事で一番必要なのはスマイル




パフェを持ってきたのはカオリらのテーブルで
驚いてまたこぼしちゃう
気分が悪くなったからとノを連れて帰るカオリ

清水はマミに下心バレバレ

夜中までみっちり働いて帰るリカ
マミ:試験終わったら、清水先生と海行く約束しちゃった

父に夜遅かった理由を聞かれてバイトの話をする
リカ:欲しいものがあって・・・
怒るユ 父は賛成 マミもかばう

リカ:働くのってなんか楽しい 少しは役に立ってるっていうか
ミカミ:リカにはいいリハビリかもね

スマイルも板についてきた 様子を見に来たユ
セクハラな制服だけど、イグさんが着てて可愛い






ノも気になって見る それを見るカオリ ストーカーか?
ミカミ:顔がスマイルだよ 鏡で見てみなよ
鏡を避けるリカ

清水が店にいて「カンタンにいただきだよ 超余裕」と友人に話すのを聞く
リカ:妹の家庭教師お断りします! 清水に水をかける
ノも助けに入り、ケンカになる

清水が来られないと電話してきた
リカ:イヤかもしれないけど、勉強は私としよう

マミも納得するが全然身が入らない あと3日しかない
マミ:バイトして勉強教えたら、お姉ちゃん寝るヒマないじゃない

学校が終わるとすぐにバイトに行き、夜に帰りグッタリだが
マミに勉強を教えるリカ




【追試】

マミを励ますリカ
1人で追試を受けるマミ
すぐその場で点数を出す教師

ユがまた家庭教師を頼むと
「姉から妹との仲を疑ってもう来ないでくれと突然言われた そういうのは困るんですよねえ」

マミは清水を見つけるが他のコと一緒

清水:
マミちゃんのこと好きだって言ったら
二度と来ないでくれってお姉さんに言われて

一生懸命バイトをしている姉を見て
リカが8歳の誕生日のビデオを家で見る
妹思いの姉に気づき始める




バイト最終日
店長:せっかくスマイルが身についたのに残念だな
初めての給料をもらい、母の好きなパッションフルーツを買う

試験はOKだったと言うと喜ぶユ
清水のことでリカを叱り、また顔をぶつのを見て悩むマミ

ノのプレゼントをリカの机の上に置いたマミ
マミ:行ってらっしゃい

遊園地のチケットを持って出掛けるリカ

マミ:
どうしてママはお姉ちゃんに辛く当たるの?
プレゼント捨てたのママでしょ
お姉ちゃんは誰かを好きになっちゃいけないの?
嫌い、そんなママ 私だけ可愛がられても嬉しくない!!

遊園地はもう夜だがちゃんと待っててくれたノ
夢が叶って泣くリカ 花火があがる
メリーゴーランドに乗る2人




父が帰ると、ユがぐったりしている



第7回 母の告白…あなたを殺したい!
カオリも仲の良さそうな家族を見て目をそむける
少年がバイクに轢かれそうになるのを助けて巻き込まれる

ノ:
小学校3年の時のソフトボール大会覚えてる?
(ホームランを打ってみんなに囲まれて笑顔のリカ

オレ、あの時の笑った顔好きだった
正直、今のお前はあまり好きじゃない
あの後、笑わなくなった あの頃みたいに戻れよ
オレに出来ることなら何でもするから

記念写真はどうかとすすめられる
カメラマン:写真はウソをつかない 本当のあなたが映るんですよ

写真を見ると普通に見えるが、窓を見るとイグアナがいる




マミは母を完全に無視してリカの味方になる

リカ:
私も見てみたいな 笑顔だった頃のリカ
変わればいい それで本当にノに好きになってもらえばいい

そろそろ話してくれてもいいんじゃない 何を抱えているの?
悩みなんて言葉にすると意外と大したことないことあるし
私は分かりたいの

川に映る姿に言えないリカ

ミカミ:
言っても分かってもらえないって思ってるんだ
友だちになれたと思ってた 私もそういうあんた嫌い さよなら


6月3日はカオリの弟ケイスケが亡くなった日と思い出すノ
お墓参りに来ているカオリ

カオリの両親は離婚して、一人暮らし

カオリ:
私、好きな人とは同等でいたいの
私に優しくするのは同情? もしそうならやめてね

ユ:
リカ あなたマミに何を言ったの?
まだノも諦めてないんでしょ 結局後で泣くのはあなたなんだから
(これは立派な虐待だ


マミは父の職場に来て、姉と母のことを聞く
マミ:ママはお姉ちゃんのこと嫌いなのかな
父:そんなこと絶対にない マミ 大人になったな 嬉しいよ


屋上に一人でいるミカミに




リカ:
私、変わりたい! ノに好きになってもらえるように
だから助けてください!

ミカミ:怒ってるフリするの難しいわw 親友でしょ

映画のチケットを2枚買うリカ
マミも姉の恋を応援する

ユ:
私、どんな過去を持ってるのかしら
きっと関係があるのよ 私の過去とリカ

呪われてるんだわ あのコ
もうガマン出来ない 私にはリカはイグアナにしか見えないのよ
産まれてからずっと もうイヤ! 信じてくれる?


ノに遊園地のお礼に映画のチケットを渡す
すぐにOKをもらい、大喜びでミカミに報告


【デートの日】

カオリの母が来る

「再婚するから あなたの面倒はお父さんにみてもらうわ
 ケイスケを殺したのはあなた! あのコを一人にしたのはあなたよ」





こんな時にかぎってノが通りかかって見てしまう

カオリ:
親2人とも家にいなくて
弟はいつも「ママは? パパは?」てすぐ泣いて
真っ直ぐ家に帰る気しなくて時間潰してた
そしたらケイスケは一人で家を出て駅に・・・
1つだけ頼んでもいい? 今日だけ一緒にいてくれないかな






駅で待つリカ(ケータイもない時代だもんね
ユが来て、ノから電話があって、来ないと告げる

2人で走ってる姿を見て、落としたノとの写真をユに破られる
ユ:あなたに付きまとわれてノも迷惑だって

リカ:
それでもいいの! 自分を変えてみたい いけない?
私も産まれてきてよかったって思えるようになりたい
幸せになりたい!(毎回泣く役で目が腫れないかな

ユ:
私、あなたを殺そうとしたことがあるの この河原で
私も死のうと思った もしそうしていたらみんな幸せだったかも



夜になっても帰らないリカ
ふらふらと道を歩いている



第8回 永遠の友情、死、そしてもう一人の母
父:何か言ったの?
ユ:私、リカを殺して、自分も死のうとしたことがあるって

父はミカミに電話し、外に探しに出る

校庭の隅にいるリカを見つけるミカミ
窓に映る自分の姿に驚いて叫びだすリカ

ミカミが父に電話する
ミカミ:家に帰りたくないと言っている 私に任せてください

リカは休み

屋上でミカミと話すノ カオリも聞いてる
ミカミ:リカに対して中途半端なのは止めてくれないかな

ミカミの母:
リカなんて可愛い名前の代名詞みたいね
小さい頃、可愛かったんでしょうね




気晴らしに一緒にケーキを作ろうと言い
こういうの夢だったからと笑顔が戻るリカ

ミカミの家に来て笑い声を聞くユ

リカ:
私分からなくて、なんで私なんかと友だちになってくれたのか
昔から明るくて元気なんですか?

ミカミの母:
「場面寡黙症」中学までひと言も喋れなかった
6歳の時、財布を拾って、交番に届けたのに
「お前が盗んだんだろう!」と言われてから人前で話せなくなった
当然、友だちも出来なくて いつも一人

中学3年生の時、ラブレターもらって
それから喋れるようになった ツシマくんのおかげ

人間は変われるのよ 大抵のことは
私も一緒に死んじゃおうかって思いつめたこともあったけど
そうしないでよかった

家の前にユがいたと話すとすぐ外に出るがもういない


ユはスカーフをもらった時、喜んであげればよかったと泣く
海の音が聞こえて、1枚の絵を見つける




夜中にリカを屋台のおでん屋に連れて行くミカミ
川辺に来て、とうとう自分のことを話す

リカ:私がどんなこと言っても信じてくれる? 私はイグアナなの
ミカミ:(少しためらうが)信じるよ あんたが何であろうとずっと友だち






リカ:私、明日帰る もう大丈夫 なにもかも話せたから
ミカミ:日曜日 海見に行かない?

父の職場に戻るリカ

父:
私なんか産まれてこなければよかったなんて思ってないよな
そんな風に思うのだけはやめてくれ お願いだ

父とリカが帰る
リカの好物を作っていた母

また海の絵を見ているユ

マ:懐かしいな 僕が描いた 大学の時に一人旅して ガラパゴス
ユ:見たようなことがあるような気がして・・・


ミカミと海に出掛ける
ツシマが来週こっちに来ると電話がきて、友だちに会わせると言う
(こういう時にまたなにかありそう




信号が赤だが遅刻しそうで飛び出したらトラックに轢かれる
なぜ、ドラマはこんなに悲しいの? イヤになる
マミが来て、リカに知らせる


第9回 幸せになる権利……
病院に駆けつける 頭を強くうって手術中
母:普段は慎重なのに
リカ:遅れないでよと言った私のせいだ

医師から亡くなったことを告げられる

また放心状態になり自責するリカ
リカ:私は人を不幸にするんだ

リカは誰とも会いたくないと部屋から出ない
マミはノに相談する
ノ:オレやお前に言えないことを話してたんじゃないかな

カオリ:
学校にはムリにでも来させたほうがいいよ
辛いことがあって休み続けると来れなくなっちゃうのよ
誰も助けられない 自分で立ち直るしかないんじゃないかな

家にノが来たのが窓から見えて隠れるリカ

母:
いつまでそうしてるつもり?
あなたのせいじゃない 事故なのよ
やっぱりあなたにはムリなのよ 友だちとか恋人とか
きっとあなたと私の宿命
これ以上ほかの人を巻き込むのはよして 私一人でたくさん!

父:
リカは強いから大丈夫だろう
どんなことがあっても人を憎んだりしない
そういう人間が一番強いと思う


マミはリカに学校に行こうと説得する

クラスメイトまでリカを「疫病神」と言う

泣いて逃げるリカを追うノを止めるカオリ

カオリ:
私も可哀相だと思う でも私たちもう男と女なんだよ!
そんな反則で負けたくない 私もノのことが真剣に好き


ミカミの家に行くと笑顔で迎えてくれる母親

リカ:
私のせいで あんな約束しなかったら
私なんかと友だちになったりしたから

ミカミの母:
いい加減にして 悲劇のヒロインになるのはあなたの自由だけど
あの子があなたに何を言ってたか それを思い出してちょうだい
友だちならノブコの言ってたことをムダにしないで 帰ってちょうだい

リカとすれ違うツシマは、ノブコがリカのことを書いた手紙を渡して笑顔で去る




手紙:
新しい学校でもう友だちが出来ました
リカは昔の私みたい きっと自分はダメだと思いこんでいる
ほんとうはそんなことないのに
ツシマくんが私にしてくれたように
私はリカの心を取り戻してあげたい

一番こころのキレイな人って、一番人の痛みが分かる
私もリカも辛かったから、その分幸せになる権利があるはず


人間に起こる不幸はみんな平等なはずだから
リカにはいい事だけが待ってるはず
幸せになる義務がある
私がツシマくんのお蔭で一生分幸せを感じられたように




川で号泣するリカを見て声をかけるノ
リカ:私、幸せになってみせる


ユ:なんだか絵が気になって仕方がないの
マ:ユと出会うずっと前だから、見たことないと思うよ
ユが消えかかって見えて驚く




カオリ:やっと対等に戦えるって感じかな
リカ:私、負けないわよ

ガラスに自分の顔が写ってもあかんべーしたりして笑うリカ

沈んでいるミカミの母を訪ねて、閉めきったカーテンを開ける

リカ:
形見は要りません いつまでも頼ってると怒られそうだし
なくても平気 ずっとお友だちだから ケーキ作りに来たんです

私、自分のことばかり考えてて、一番悲しいのが誰か忘れてました
時々来てもいいですか?





リカ:
お母さん、私を見て 私、イグアナでもいいの
そのままで幸せになろうと決めたの

恋もちゃんとしたい もう逃げない
私はノが好き 気持ちを隠したりしない
イグアナにだって幸せになる権利はあるでしょ

私、この家を出て一人でやってみたい
自分の力で幸せになりたい
相談じゃなくて決めたんです 話はそれだけ

ユ:私は絶対に許さないから!

ボストンの大学への留学を申し込んでたのが合格したノ

父は若い頃の日記を読む
そこから写真が出てきて、イグアナも写っている




第10回 悲しい家族旅行……
荷物をまとめるリカ
父:ママのことは心配するな

ユ:あのコが一人で暮らしていくなんてしちゃいけないのよ!

マ:
今のリカは止められないよ 今まで押し殺してたリカじゃない
ユとリカは少し離れたほうがいい
ユとリカのこと僕なりに考えたんだ
ユはリカを愛しすぎてるんじゃないかって


アパートで荷解きをする
コンビニでバイトもする 夜は道路交通整理のバイト

通学するリカを見て、イグアナとバレていじめられる夢を見て起きるユ
ユ:やっぱりあの時一緒に死ぬべきだったんだわ

バイト中のリカを見かけるノ
(必ず缶コーヒーを持って来るんだね ドラマって

ノ:
一人暮らしか カオリと一緒だな
中学校の時、弟が死んで自分を責めて、親が離婚して
それを誰にも言わないで だから放っておけなくて
あいつの弟「死ぬの怖い」ってゆってた

リカ:だから死のうとした私のことが許せないんだね


今度はノが休みで心配するリカとカオリ
中谷:今日、ボストンに留学するためのオリテーションらしいよ

屋上で話すリカとカオリ

リカ:夢が叶うんだな
カオリ:私にはノしかいない 絶対イヤ! あなた平気なの?
リカ:ノがほんとにそうしたいならそれでいいと思う 反対なんて出来ない

「いい子ぶらないで!」と押したら階段から落ちて失神するリカ
保健室で意識が戻る

マミに「ドジだから滑ったの 橋本さんはそんなことする人じゃない」
リカにも家庭の事情があることを知るカオリ

カオリ:なんで私のことかばうの?

リカ:
私、自分はダメなんだってずっと思ってた
誰か可哀相な私を救ってって思ってた
でも、今の私は違うよ 誰にも幸せになる権利がある
そのためには自分で頑張らなくちゃ

カオリ:私、あなたのこと誤解してたのかも さっきはごめんなさい




秋にはアメリカに行くと決まったノ

川で寂しくて泣いているリカに声をかけるノ




ノ:
オレたち小学校も中学もそのまま卒業したよな
東都大も一緒だったかもしれなかった
一緒に行かないか ボストンで一緒に卒業したいんだ
お前と一緒にいたいんだ
今のお前は何も心配いらない やっと分かった 好きなんだリカが

リカ:私もずっと




キスする2人をすごい目で見てる母

ノと留学すると両親に相談する

父:一人暮らしとはワケが違う

リカ:
私、行きたいの ずっとノのこと好きだった
今まで生きてた中で一番嬉しかった お願いします!

ユ:
行きなさい 私たちが何を言ってもリカは行くわ あなたが言ったのよ
今度の土曜日4人で旅行に行かない?(なにかいやな計画がありそう


昔のように家族で森でビデオを撮ったり、テニスをしたりする
ここでもワイン飲んでる川島さん
1日があっという間に過ぎる


翌朝、リカを散歩に誘うユ

ユ:リカ、一緒に死のう
リカ:お母さんがそうしたいなら、私いいよ


第11回 お母さん! お母さん! ……おかあさん!




リカ:
私嬉しい
お母さんから何か一緒にしようって言われたの初めてだから
その前にお願いがある 1度でいいから抱きしめて欲しい

ユ:出来ない それが出来るならあなたと死のうなんて思わない

リカ:死ぬよりイヤなの?


ユは家で寝込む 夢の中ではリカを抱きしめている


【明日から夏休み ノとリカは留学】

川にいるリカの隣りに座るカオリ

カオリ:
親は親でいいんじゃない 私も会うことないけど憎んではいない
そういう親子がいてもいいんじゃないかな
ノにはなんでも言いなよ きっと受け止めてくれるから


リカの家に見舞いに来るノ

ノ:
リカちゃんのことは僕に任せてください
僕は世界で一番分かっているつもりですから

ユ:
あの子のこと一番分かってるのは私です
あの子の正体を分かってたまるものですか

ノ:
彼女が昔から暗くて笑わなかったのはあなたのせいじゃないですか?

ユ:
ずっと隠し通すなんて出来ないのに 教えてあげる 事情を話す
私とあの子はそうやって生きてきたの
あの子に聞いてみて 鏡にはイグアナが映ってる
一生変わらない それでもいいの?
そんな子愛していけるの?


ノに声をかけるマ

マ:
リカをずっと見守っててくれてありがとう
本当のあの子にかえられるのは君だけだと思う
よろしく頼む 辛いことを忘れさせてほしい
まるで聖母のようにいい子なんだ


ユはマの昔の日記を読む

「ガラパゴスで怪我をしたイグアナを助けた
 気品のある目だ きっとお姫さまではないかと思った
 心が通じて嬉しかった」





イグアナの写真も見て記憶が甦る アザと鏡に映るイグアナを見て泣くユ
荷造りしているリカの部屋の鏡が光る

夜中にノを呼び出すリカ

リカ:
ノに言ってないことがあって、行く前に聞いてもらいたい
私はイグアナなの 自分のことそうしか見えないの

ノ:
お前、ずっとそんなことで悩んでたの?
オレにはそんな風に見えない オレはお前の顔好きなんだよ
いいだろ、それで


ユ:
あなたの昔の日記読ませてもらったの
あなたが助けたイグアナ あれ、私じゃないかしら? 冗談よ
私、もうダメかもしれないな


母は見送りに来ないため、2人で空港に行く

マミは母が寝室にいないと言う
ユは川に来ると雨が降る

道路で傘を拾おうとしている女子高生がリカに見えて
助けたことでクルマに轢かれ、母の呼ぶ声が聞こえるリカ

飛行機の時間だが、先に行ってとノに言い、自宅に走ると
母は亡くなっている なぜ自宅に?




父:すごいキレイな顔してる 見てあげて

白い布をとると母の顔がイグアナに見えて驚く
父:リカ、イグアナに見えるか?

リカにも日記を読ませる

父:
ママは自分の寿命を感じてたみたい
そのイグアナ、私かもしれないって あるわけないよな
リカにはそう見えるのか
パパにはすごいキレイな顔に見える
出会った時と同じように まるでおとぎ話のお姫さまみたいに

リカ:私には分かる お母さんはイグアナのお姫様だったんだ





母はリカに話す

母:
イグアナのお姫様は魔法使いに人間にしてもらったの
王子様にイグアナと気づかれたら魔法は解ける
いいわ 私、絶対気づかれない そして幸せになってみせるわ

リカ:
そして私が産まれたのね 幸せだったのにビックリしただろうね
きっと怖かったんだね 愛してるパパと一緒にいられなくなるんだもん
ずっと辛い思いをしてたんだね しがみついて泣くリカ

波の音がして、鏡が光り、自分の本当の顔が見えて
母と同じアザが出来る




家族でガラパゴスの海に来て、リカがお骨を還す
マミにはワケを話さない




ミカミの言葉を思い出す

ミカミ:
海はすべての生き物の命のもと
すべての流した涙がたまってできている
だから人はなにかを忘れるために海に行くの
悩んでたことがちっぽけに見えるから

リカ:
海にいればもう辛いことは何もなくなるよ
私の悲しみも遠くに連れていったんだね ありがとう
私、お母さんの子どもでよかった

そこにノも来て抱きしめあう


赤いスカーフを髪につけたリカ
ノと結婚して、娘がいる

リカ:
お母さんの悲しみが今はよく分かります
でも私はこの子を力いっぱい抱きしめてあげることができる
私を産んでくれてありがとう リカは幸せです

娘の名前はユリコ
ユリコと抱き合う映像が母と抱き合う映像にかわる

リカには娘はイグアナに見えないのかな?



ウィキには「醜形恐怖症」っている心理だと書かれていた

私は、このドラマをずっと、母から醜いと虐待されているうちに
自分がイグアナに見えてしまうというストーリーだと記憶していたが
一種のファンタジーの中に母と娘の独特な確執を描いた物語

もう1つは、親がきょうだいのうち、何か障害や病気を抱えた子だけに手をかけていると
ほかのきょうだいの精神にも影響が及ぶとも読んだことがある

だからマミも子どもの頃から知らず知らず不公平さに気づいていて
「何か変だ」という思いに苦しんでいたのでは?



【ブログ内関連記事】

『わたしの家族はどこかへん?機能不全家族で育つ・暮らす』

DV 加害者の声から考える@あさイチ

10代のセルフケア3『共依存かもしれない』



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薬物依存について

2019-03-17 12:27:03 | 日記
ムロさん応援

この後にニュースとなった瀧さんのニュースについてもメモ
使用した瀧さんが逮捕された裏には、その密輸ルートの捜査が大きいのではないか
おおもとをなくさなければ、末端使用者をいくら逮捕しても世の中から薬物依存症者はなくならない


“やめられない”薬物の恐怖@週刊まるわかりニュース
最初は気軽に興味本位で始める人がほとんど そこから抜け出せなくなる

過去に違法薬物を販売していた人・使用していた人を取材

「全国ダルク」




三浦さん:
直接持って行って取引したり、車の中で渡す 相手の家で渡すこともあった

Q:売る相手は?

コカインができる人はお金を持っている人
デパートで売っているものではないから、言い値とかその辺の話

Q:結構高いものですか?
当時1グラム5万円


薬物依存に共通すること

三浦さん:
薬を使う人は、毎日少しずつ自殺していることが十分分かっている、みんな
なんでそれができるかというと、自分がそこまで好きではない 大切ではない
自分が使ったら悲しんでくれる人が周りに少ないからでは

Q:後悔していますか?

悪いことをしたと思っています
僕が覚醒剤を売った人が病院に来ている
俺がやらなければこんなことにはならなかったと思う
直接埋め合わせできないなら、違う形で埋め合わせを社会にしないといけないと思った


「館山ダルク」薬物・アルコール依存症の民間リハビリ施設




ダルクのメンバーはそれぞれの体験談を話し合って支えあっている

乙川さん(49)過去にコカインなどを使用:
25年くらいほぼ毎日何かしら体に入れていた
薬物を買うお金がなくなって、どうやって作るか
家族に無心したり、物を売ったり かっぱらってきた物を売ったり
思い出すと恥ずかしい 胸が苦しくなります


崎山さん(36)過去にコカイン使用:
使った後、ベッドに倒れ込んだ時、心臓発作が起きている瞬間はすごい
死の一歩手前まで感じるような心臓の鼓動がきて
「ああ、よかった 帰ってこられた」みたいなものがある


当時の不可解な行動
意味の分からないことをずっと書き続けてしまう




Q:何て書いてあるか分からない?
その時は何かを思って書いているが、思い出せない


「10年やめていた 11年目にいいだろうとやったら
 1年間止まらなくてまた刑務所に行った
 結婚して家庭もあったが崩壊した
 家も買ったが全部崩壊した」



「全て無くなった
 家もなくなって
 家族もなくなって
 友達も親とも連絡が取れていない」


薬物の誘惑を断ち切るために




胸に刻む言葉は「きょう1日」
薬物に手を出さない日を1日1日積み上げていく

「本日は再発をテーマに分かち合いをしたいと思います」

薬を覚えたのは15歳
 何回もやめようと思って、住むところを変えたり
 仕事を変えたり、場所を変えたりしたが、結局また薬に戻って
 僕らは依存症なのでやめることは厳しいと思うが
 今日1日やめることをずっと続けていければ、薬をやめられると思う」


やめることはできなくても、やめ続けることはできる
 朝起きた時、今日もここまで使わない日が続いているから
 今日も1日使わないで生活する日が待っているんだ、と
 人生を二度と踏み外したくない」


***

アナ:
薬物を使っている時というのは、自分の周りのものを排除したくなる 家族も含めて
そうならないように

薬物に手を出さない そういった環境に身を置くこと
自分が社会で必要とされているというのを実感すること
周りに自分のこと、境遇を理解してくれる仲間を増やすこと

こういうことを感じられることで踏みとどまることができるかもしれない
社会全体でどうサポートしていくのか、私たちに今問われているのではないでしょうか


<編集長の一言>

私もダルクにかつて取材に行った
生々しい体験談に呆然とする私に言われました

「これ、自分とは関係ない話じゃないからね」と言われてはっとしました

誰しも孤独、喪失感、コンプレックスを感じるでしょう
そこに入り込んでくるのが薬
もしかしたら身近な人が まさか自分自身も と背筋が寒くなった覚えがあります

誰もがなりうる可能性がある 未来の常習者
特に「若者の1回目をどう防ぐのか」

あの時、体験談で聞いたこの言葉
心を癒すのは、結局、薬ではなく「人の繋がり」だったんだ


***


いいメッセージをツイッタで見つけたのでメモ
こういう使い方が本来のSNSだと思う

ピエール瀧さんの薬物使用報道について一言【せやろがいおじさん】


追加。

この裏には「視聴率取って来い!」という上司がいて
その上にはスポンサー企業がいて、
その個々の会社の上には株主がいて、
今は国家元首よりも、世界中で数%の資本家が世界を牛耳っているという形がある

薬物の売人の上には組織がいて、森林を広大に伐採して原材料を作らせている
作っているのは、それが何かも知らない1日1ドル以下で生きる人々

『児童労働 働かされる子どもたち』(リブリオ出版)

私の大好きなチョコレートの原料のカカオ、
クッキーなど様々なものに入っているパーム油(植物油)、
栄養源として毎日食べているバナナ
1杯100円台で売られるコーヒーなども同様

カカオを作っている子どもたちはチョコレートを食べたことがないとか

「フェアトレード」なものを買いたいと思ってもまだまだ高価
理由は、これらのシステムがまだまだ知られていないから

これらの背景に共通しているのもやっぱり「お金」

今ではクレカでやりとりされている目に見えない曖昧なものを中心に動く世の中
すべてがつながっている



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気をつけよう! 薬物依存 第1巻 乱用と依存(汐文社)

中高年がなぜ? “薬物”本当の恐ろしさ@ニュース深読み

なぜ拡大?どう防ぐ? 脱法ドラッグ@ニュース深読み

欲望の資本主義~ルールが変わる時~

「お金は人をイヤなやつにする?」@スーパープレゼンテーション

シリーズ格差を考える『経済格差』(ほるぷ出版)



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