こんなこと言うと縁起でもない・・・とけげんな顔をされそうですが
皆さんも、1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
私の母の話ですが、認知症を患っておりその時末期の骨肉腫が
発覚しました。最初は痛がっておりましたがそのうち
意識も無くなりました。
その際、延命治療をするか否か医師の方から求められ
これ以上苦しむのは、かわいそうだと思いしないことを選択しました。
今思うと果たしてそれで良かったのか、母が望んでいたことなのか?
分かりません。
もっと早く母の判断能力があるときに、確認しておけばよかった・・・
と亡くなって何年もたちますが、未だに後悔しています。
そんな折、つい先日ガンの闘病中のかたのお話を聞く機会がありました。
その方はあえて抗がん剤や、投薬治療をせず痛みの緩和治療だけ
やっているそうです。
「がんは家に帰ると痛くないのよ・・・」つまり緩和ケアで
今まで通りの生活をしていると病気のことも忘れるくらい、日常生活を
おくれるとお話していました。
本当に病気なの?と思うくらいイキイキとお元気でした。
しかし現実的には「もし終末期になったら延命治療をしない。という
意思を文書で、元気なうちに書いて残しておかないといけないよ」と。
そういう意思表示もあるんだなと改めて知りました。
私は決して延命治療はして欲しくないしまた、無意味な治療も
したくないので一筆書いておこうかな・・・と思った今日この頃です。
いつ何があるかわからないですからね。
こんなことは、考えたくないな・・・と
後伸ばしにしたい気持ちもありながら。
ちなみに夫は、意識は無くても寝たきりでもいいから
いて欲しいとのこと。
このギャップ、どう説得するかが問題ですが。
という、西日本新聞社が2014年に発行した小冊子にある、「事前指示書」なるものを、良人と記入し、毎年内容を確認して更新しています。
基本的には、「延命治療はのぞみません。」
初めて知ることができて、
とても勉強になりました。ムダな延命治療はイヤですものね。