シニア女子の独り言。日常のあれこれを
綴ってみようと思います。
今や人口減少が大きな問題になっていますが
「人口戦略会議」とやらで「消滅の可能性がある」
市町村が新聞に発表されていた。
ドキッ!!
わが町もしっかり消滅危機なのだ。
出産適齢期の女性が、半数以下になるとの推計が
根拠だそうだ。
そういわれると、当てはまっています。
周りはシニアだらけで空き家も多く、なにせ
子供の声が聞こえてこないもの。
静かでは良いけど活気がないね。
自治体も給食費無償化や、通学のマイカーで
送迎、また自然をアピールなどと努力は
しているようですが・・・
ただでさえ結婚しない若者が多く、ましてや
子育ても大変な世の中ですものね。
大学進学などで、都会へでたらもう
戻ってこない傾向が多いようです。
この町に、なにか産業があれば良いけども
働くところがないのが現状で、
これでは若い人は住めないかな~
我が町の役所や社協などは、若い娘さんが
多く勤務していて、活気があるように
思えますが、聞いてみるとやはり、
都会での生活もしてみたいな・・・と
話していました。
華やかに見える都会に憧れる気持ちも
分かります。
一度は体験しても良いでしょう。
でも、故郷に帰ってきて若いパワーで
盛り上げて欲しいな。
我が町が消滅しないように。
消滅?って。
どこかの町と統合されるのかな。
初夏を思わせる気候になり、世間の様子は
すっかりゴールデンウイーク気分。
シニアは、その混雑に巻き込まれる前に
一足早く旅行を計画しました。
行先は草津温泉♨
自宅からは、約2時間くらいの距離ですので
旅行というには近すぎる感じです。
でも、この場所は何度か通り過ぎるだけで
じっくりと温泉につかったり町並みを
歩いたことが無くて、ちょっとワクワク
気分でした。
草津温泉の湯畑。
なぜ湯畑と言うのか納得です。田んぼみたい
温泉の滝。もったいない感じですね。
湯畑の前の足湯。
足湯はあちらこちらに設置してあります。
味のある店先の看板や置物が面白いです。
店先の仏像の
「老いたるものは美しきかな」
の言葉には勇気づけられました。
古民家の宿・手湯・足湯・お地蔵様や
お店を眺めながら、約一万歩の散策コースは
疲れを感じさせない楽しいものでした。
沢山歩いた後は待望の温泉へ。
平日なのに、若い人も多い賑わいは
温泉街を盛り上げていました。
ゴールデンウイークは歩けないほどの
混雑ではないかしら。
夫は勤務していた会社の方々と
花見見物へ。
遠方からくる友人のために夫は、前日
花見スポットの下見に行ってきました。
お天気も良いし桜も満開だから
最高だよ~と。
いそいそと出かけて行きました。
なかなか帰ってこないので、宴もたけなわ、
桜の木の下でさぞ盛り上がっているのだな~
ご機嫌で帰ってきた夫にどうだった?と
訪ねると「桜はちょっと見てすぐ、居酒屋へ
直行だよ」と。
シニア男性は花よりお酒ですかね。
そんなロマンチストな人はいない?
夫を見ればわかるわかる。
だって「類は類をよぶ」と言いますもの。
シニア男性の話題は、病気の自慢話?や
故人になった同僚のことなど
お寂しいことのようでした。
明日は我が身?と他人事ではないと・・・
そしてこれに気をよくして、また会おうと
再開の約束をして別れたそうです。
夫はだんだんと、健康年齢に自信がなくなって
きている昨今。
会えるうちに会っておこう~と
人恋しくなってきているようです。
朝の散歩道での桜。
わざわざ出かけなくても近所の桜並木。
桜がいっぱい!ありがたいことです。
寒さのせいか、今年の桜はなかなか満開とは
なりませんでしたね。
テレビで上野公園や目黒川の桜見物で
押すな押すなの見物客の様子が、映し出されて
いました。
この賑わいが満開の桜と相成って、桜祭りを
一段と盛り上げているようですが🌸🌸
それに引きかえ我が町の桜は、ひっそりと
主張することなく、野の花たちと共に仲良く
咲いています・・
町の有志で桜山を管理している農園。
一般の見物は無料です。
ゼンマイがあちこち芽を出しています
カタクリの花もこんなに満開。
友人たちとそぞろ歩きで散策していると
この桜を管理している方々が気軽に
話しかけてくれます。
桜を守る人も高齢化してなかなか後継者が
いないと言いながら・・・
そうですね。
私達ができることはもっとこの桜をPRして
知ってもらうことでしょうか。
しかし、山一面の満開の桜を独り占め!
という贅沢なひと時でした。