本日6月26日は、我が栃木県の名物と言われる「雷」の記念日となる。その由来は、
930年に京都平安京の清涼殿(天皇の住まいである御所)に落雷があり、大納言の藤原
清貫が死亡した。時の醍醐天皇は、恐怖のあまり寝込んだと言われている。この落雷
は、菅原道真の祟りによるものと信じられ、以来、道真は名誉を回復して学者としての
能力を評価されて、学問の神様と呼ばれ全国各地の神社に祭られることとなった。
夏になると、栃木県では頻繁に雷に多く出会うことになる。雷は金属に落ちると信じ
ている人は多いが、実際には違う。
例えば、ゴルフ場で4人でプレー中、雷が落ちるのは一番身長が高い人の頭であると
いう。さらに身につけている金属を通り地上に落ちる。その時、金属の熱により黒く火
傷の後が体に残るわけです。だから、平地で雷に遭遇したら伏せているのが良いという。
そして、高い木があったら真下ではなく、少し離れた場所で伏せているのが一番安全で
あることが分かった。車にも雷は落ちるという事例もあります。
私たちは、雷都と言われる宇都宮で学校生活を送っているので、身近にある「雷」に
関する正しい知識を持って、日々の生活を送りたいものですね。
【雷の風景】