毎年この時期に、社会研究部員と栃木県聾学校の生徒さんとの交流会が行われている。
今年は、中等部生徒が聾学校校舎を訪れての交流会として11月4日(水)に実施した。
この日は3年生が英進トライアル練習テストの日になっていたので、1・2年生の部員
で訪問した。到着後、中等部と聾学校生徒30名がそれぞれ自己紹介してから、聾学校
生徒代表から聴覚障害についての説明を聴いた。そして4班に分かれて校舎内見学や
「宝さがしゲーム」のレクリエーションを楽しんだ。休憩をはさんで、筆談にてグループ
ごとにお互いの聞いてみたいことを書いて懇談会を行った。お互いの様子が分かると
積極的な手話によるコミュニケーションも始まり、和やかな雰囲気の中で交流会が進め
られた。最後に中等部生徒による手話歌が披露され、来年の交流会も楽しみにしている
ことを伝えた。手話を学んでいたことで、違和感のないコミュニケーションがとれること
を生徒たちは実感していた様子であった。このような交流会が長く続けられれば良いと
つくづく思う一日であった。
【交流会の様子】