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もう一度民主党公約に戻って

2012年07月25日 | 雲の日記
民・自・公による弱い者イジメ消費増税

東京電力福島第1原発事故を検証してきた国会の事故調査委員会の報告書では、「事故の根源的要因は『人災』で、政府、規制当局、東電には命と社会を守る責任感が欠如していた」と書かれている。この政府とは(当然)旧政権です。


原発に頼らない社会を目指しましょう!





 皆さん、おはようございます!^^
国会中継がされる時間帯に見られる(聞ける)人はタクシーの運転手さんか私のようなプータローだけではないでしょうか? だからなのか国会での野次は凄い! どうせ国民は見ていない(聞いていない)だろうから大丈夫だと踏んでいるのか、兎に角、驚くほど汚い言葉で攻撃されるのが国会です。

私が記憶している野次では自民党の石原 伸晃(いしはら のぶてる)氏が一番だろう。勿論、他にもいるだろうが私が記憶している中ではピカイチである。言わずと知れた石原慎太郎東京都知事の息子である。育ちが良い筈なのに、あの下品さはどうしたのだろうかと驚いたものです。

石原 伸晃氏の野次は兎も角凄かった! しかしテレビカメラが写すとピタッと野次を止める。カメラが移動すると、また野次る。それの繰り返しだった。その光景を見ていて『ああ、議員はカメラの動きが分かるんだな』と思ったものです。正直言えば『あの程度でも(家族に政治家がいれば)国会議員になれるのだな』と思ったのを覚えています。

さて..今日も朝食を食べながらBGM代わりのテレビが国会中継を放送していました。茶番劇を見るようで興味は失せてしまうのですが、国民が政治に関心を持たなくなって喜ぶのは『権力者』たちです。何故なら..自分たちに都合の良いように政治を動かせるからです。

高齢者の医療を差別した『後期高齢者医療制度』...
労働者の権利を一気に奪ってしまった『労働者派遣法の改正』...などなど..
これらは全て旧政権が行ったことです。

驚くべき悪法が成立したのは、国民が政治と向き合わなくなった時だと思います。

今はマスコミを挙げて『民主党政権の攻撃』をしているので(相対的に)旧政権である自民党や公明党が有利なように見えていますが、本当にそれでいいのでしょうか??

今日の国会中継では『ミスター年金』こと長妻 昭(ながつま あきら)厚生労働大臣が答弁に立っていました。その場面だけ耳を立てて聞きました。その中で長妻氏は『後期高齢者医療制度』についての見直しでは(自民・公明との三党合意の中で)自民・公明は『現行制度の維持』を主張したが文言からは『その部分』は削除したと言っていました。

旧政権(自公)は国民に不満の大きい『後期高齢者医療制度』や『派遣法の改正』は現行制度の維持を主張しておきながら、国民向けには『民主党政権を批判』している。

何より国民年金制度の改正においての話し合いでも『現行制度の維持』を主張している。無年金者の対策など考えもしない旧政権でした。やったことは『社会保障費用の削減のみ』です。救済しない上に費用の削減で出た結果は、全国に広がった『生活困窮者』と『餓死者』でした。

17万人いると言われる無年金者の救済は『憲法の要請』でもあり、緊急に行わなければならない政策だと私は思います。増税をしない為に無年金者の救済を行う為には、現行制度で貰っている年金者の年金を減らす以外にはないでしょう。勿論、私も将来減らされる一人です。

貰える年金は少しでも多いほうがいいに決まっている。..が..高齢になり生活出来ない無年金者を救済することは国の大切な仕事です。(勿論、憲法の要請でもあります)しかし旧政権は現行制度の維持を主張している。

旧政権は長きに亘って行ってきた悪政を正そうという気が無い。何故長期政権が転覆し、国民が政権交代を望んだのか?彼らは分かっていないようです。民主党政権の次を睨み、旧政権時代の悪法・悪制度を少しでも維持しようとし、自分達の政権で民主党政権での良い制度を変更するのを避けようとしているのです。

今の野田政権を庇うきには到底なれない。野田政権は自民党野田政権なのだと私も思います。旧政権と何処が違いますか?? しかし民主党政権には、まだ期待しています。民主党政権が当初に掲げた公約は、どれも現在と未来の日本にとって重要な政策ばかりだからです。

その公約をことごとく反故にさせているのは旧政権(自公)です。国会運営上、三党合意が必要なので民主党が歩み寄らなければならないのです。その為に『子供手当て』も『高等学校授業料の無償化』も『年金制度改革』も『後期高齢者医療制度の変更』も『労働者派遣法の再禁止』も何もかも旧政権(自公)側は拒み『現行制度の維持』を条件に出して交渉のテーブルに着くのです。

呆れた連中ですが、そのことに国民が気付かずに『民主党は公約を守らない』となるのは間違いだと思います。民主党が何とか良い政治をしないように..しないようにと足を引っ張っているのが旧政権なのです。だってそうでしょう?? 再度の政権交代が無い限り、旧政権側は万年野党で居なければならないからです。これは辛い!

何としても政権交代したい! ..が..国民サービスの向上はしたくない!
それが旧政権側(自公)の考えていることです。


私は今でも思っています。原発事故が起きたのが民主党政権になってからで良かったと.. 何故なら、旧政権は原発を推進してきた張本人ですし、今明らかにされている東京電力福島第1原発事故を検証してきた国会の事故調査委員会の報告書では、「事故の根源的要因は『人災』で、政府、規制当局、東電には命と社会を守る責任感が欠如していた」と書かれているからです。この政府とは(当然)旧政権です。

政府、規制当局、東電の三者がグルになっているときに『原発事故』が起きれば、どのように事実が隠蔽されるか分からない。菅首相の避難指示が出されたときでさえ、多くの有識者は『時期尚早』と言って菅首相の避難指示を非難したことを私は覚えています。

あの時..避難指示が遅れていたら多くの国民が更なる放射能の影響を受けたのではないかと思い背筋が寒くなる思いがします。

民主党政権が全ていいとは到底言えないです。若手議員など酷い台詞を平然と吐いている><
野田政権に関して言えば最悪です。最悪ですが、民主党政権の方が旧政権よりは期待出来ます。何故なら旧政権(自公)で悪くなった日本社会を立て直すことが出来るとしたら、それはダメにした本人ではなくて新しい政権だと思うからです。

時々は国会中継を見るのもいいですね。政治に対する期待や怒りが湧いて来るからです。

一番悪いのは無関心だと思うからです。