
十数キロの栗を1日水につけ、
硬い鬼皮を、渋に傷を付けない様に剥きます。
2日ぐらいかかるかな?(写真左側)
それを水を張った大鍋で、沸騰するまで煮る。
翌日水を替え、また煮る。3回ぐらい茹で、水を替え、歯ブラシの様なもので
外側の渋をていねいに取り除く。
これが時間がかかるんです。1日やっているわけにはいかないので、合間見てなので4~5日かかる。
この辺でもうウンザリ。(写真右側)
薬品を使わないので、時間が数倍かかります。
これを煮たてて、冷まし、水を替えまた煮立て・・・・・
赤茶色の色が出なくなるまで、7~8回繰り返す。
水の色がきれいになったら、これから砂糖を煮含ませます。
少しづつ砂糖を加え、煮詰め、ゆるめ・・・・・
7~8回に分け砂糖を濃くしていきます。一気に入れると、硬い栗が出来上がります。
ねっとり柔らかい物を作るには、時間がかかります。
作り始めてから、約3週間ぐらいで出来上がり。(写真右)は去年の物。うちはこれを、1年寝かせます。すると尚ねっとりした渋栗が出来上がります。
栗の時期になると、1年前の物を、お出ししていきます。
何と時間がかかる、バカな事をやっています。