自然食・健康懐石料理 『湯斗』(ゆとう)の旬の食材と料理 【湯斗で見れる花・ 雪の下(変わり花)】

旬の自然食材を使い、薬食同源を基に、30余年一筋に懐石料理を提供しています。健康安全食生活習慣に興味のある方、どうぞ。

『発酵酵素玄米』

2018年03月01日 | 健康

1年半前ぐらいから、健康管理の方にお出ししている発酵玄米です。
酵素玄米とも言われてるかな?

健康管理のお客様、何組かの方たちからは、催促されるので必ず作っているのですが、...
なかなか手間でして。
出来上がるまで1週間ぐらいかかるんですよ。
玄米を冬場で2~3日、夏場で2日程浸水し、毎日2~3回水を替えて。
玄米は勿論、種にはみんな持っている発芽制御毒素
「アブシジン」をなるべく少なくします。
玄米食は調子が悪いという方は、このアブシジンが悪さをしている事も考えられます。
または消化に悪く、胃腸に負担がかかって、と言う事も考えられます。

そして、別に大麦、黒米なども同じように浸水し、
うちの場合は、野生小豆を浸水していたものを混ぜて
一緒に炊きます。
野生小豆は、品種改良をされていないので、自然の力が大きいのです。
野菜類はみんな品種改良を何十回も繰り返し、病気に強い、沢山出来る、
大きい、色が良いなどの為に交配されてきていますので、
野生に持っている力が無くなってきています。
そんな意味で野生小豆は効能も大きいのです。
在庫が有るうちは使います。

そして全部混ぜ炊いたものを3日以上、保温発酵させたものなんです。
小豆の効能も含め大麦、玄米の効能が加わり、皆さん大変調子が良いようですよ。

食感は、モチモチするし、小豆の風味が入るので
お赤飯のようですね。お客様に、昔田舎で食べた小豆の赤飯の味がすると言われました。

時期により、無農薬玄米に、
野生小豆や無農薬小豆、黒豆、大豆、無農薬大麦、おおつ麦
古代米、粟、稗、などが入ります。

下処理をした後、全て混ぜ陶器の釜で炊き、後に保温釜に移します。

健康に、大きく貢献するようですヨ!



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