虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

十傑戦、女流戦、学生王座戦観戦記

2015-12-30 21:15:12 | H本

クリスマスに将棋の大会観戦に行ってきたH本です。(Y根と行きました)
25日から28日の4日間、十傑戦、女流戦、学生王座戦があったので観戦に行ってきました。
会場である四日市までは2時間半ほどと、かなり行きやすい距離でした。
自分が将棋指したわけでもないので特に書くことないのですが、なぜか圧力をかけられたので書きます。

25日は十傑戦と女流戦があり、個人的に交流のある方とK原先輩を中心に将棋を見てました。
十傑戦の決勝や三決などは持ち時間が90分、75分(だったと思う)でとても長く、自分ではとても使いきれる気がしませんでした。
実際、自分でも名前のわかるような強豪同士の対局でもお互いに時間が残ったままの終局もあり、持ち時間の使い方の難しさを感じました。


27日~29日には、学生王座戦がありました。個人的に交流のある岡山大学と名城大学を応援してましたので、見た対局もその2大学が中心となっています。
(関西代表に関しては、勝ちすぎているのと全国を阻む敵なので程々に応援してました。)
オーダーとか結果に関しては、各大学がブログで書いてると思うんで見てて思ったことをつらつら書こうと思います。

一つは、逆転が多いなと感じました。優勝した名城大学も序盤での形勢は2-5レベルがざらにありました。
また、○○さん(超強豪)だしこの形勢なら逆転しないと言われた局面からの逆転も何度かありました。
やはり、将棋は終盤が最重要であり、また粘ることの大切さを感じました。

もう一つは、強豪でも普通に負けるということです。全国なので出場者のレベルが全員高いのは当たり前ですが、
全勝者は名城のO村さん、金沢のN澤さんの2人でした。あれだけ強い人しかいないというイメージの京都立命からの
全勝者は0です。(ちなみに立命が7勝2敗で準優勝、京都は4勝5敗で5位でした)
関西代表の常連である2大学のこの結果をどう見るかは意見が分かれるところだと思いますが、自分は全国にいけるかもしれないと感じました。
6回生をしっかり出した京都大学がこれだけ負けるのは正直想像できなかったですし、チャンスがあるのだと実感できました。

最後に毎度のことですが、阪大勢が何人も来てました。自分のようにただぼーっと見るだけではなく、しっかりと棋譜を取りながら見ている方もいました。
阪大の意識の高さは素晴らしいですね。自分も大会参加率があまりよろしくないので、堂々と言えませんが、たまには観戦もいいものですよ。


だらだらと色々書きましたが、真面目な将棋の勉強をメインの目的にしていたわけではなく、どうせクリスマスやることないし、
知り合いもそれなりに多いから四日市行くか~って感じで行きました。
全く知ってる人がいないと流石に行きにくいでしょうが、合宿や西日本大会などで少しでも知り合いを増やしてこういう場にも
顔を出してみてはどうでしょうか。とても楽しい4日間になりました。(楽しすぎて3日の予定が4日に延長されました。)


最後に、優勝された名城大学さんおめでとうございます。四日市で遊んでくださった方、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。



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