虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

ネットワーク型

2008-09-03 22:48:39 | シャオリン
雑誌の就職活動の特集記事を読んでいると、
うちの大学の就職活動の支援体制は「ネットワーク型」といって、
大学やサークルやゼミや学生団体が独自に支援活動を展開するものである、
と論評しているページが目に止まったことがあります。
どこか特定の組織が中心となって引っ張っていくわけではなく、
様々な組織の支援が折り重なっている点に強みや弱みがある、というわけですね。

で、将棋部のことを振り返ってみると、
うちの部はこうした「ネットワーク型」に近いかもしれないな、と思いました。

たとえば、うちの部には下記のようなグループがあるように思います。

・将棋(熱心派)
・将棋(時々指す派)
・麻雀
・カラオケ
・QMA
・鉄道
・2D
・ニコ動
・声優

部内には様々なグループが存在します。
一軍戦直前に将棋(熱心派)のグループの存在感が大きくなったり、
時の権力者が2D派の排除に乗り出そうとしたりすることもありますが、
基本的にグループ間はお互いを尊重し(?)、
場合によっては緩やかに提携したりもします。
各部員は自由にグループに加入したり移動したりすることもできるため、
基本的に部員は居心地の良さを感じ続けることができるのではないかと思います。
それなりに幅広いタイプの人間を許容する下地があるってことですね。

しかし、そうした柔軟さは場合によっては弱みにも繋がります。
「団体戦の勝利に向けて将棋頑張って行こう!」とするには、
将棋以外の娯楽のメニューが豊富過ぎるきらいもあるのかもしれません。
また、(熱心派)から見ると、
(時々指す派)はどうにかならんのかと不満にもつ可能性もあります。
このように「チームのまとまり」という点では、やや弱みのある組織構造なのかもしれません。


とはいっても、個人的にはこうした「ネットワーク型」には居心地の良さを感じています。
いろんな人間が集まってくるのは刺激になりますし、若手・中堅の部員が自発的にイベントを企画するような雰囲気は、こうした組織文化ならではだと思います。
今後も、こうした「ネットワーク型」は維持していって欲しいですね。
その一方で、「チームのまとまり」を強めて試合で結果を出していくのかが、今後も課題になってくるのでしょう。
今後の後輩の皆さんの頑張りに期待と無理やりこじつけて、本稿の執筆を終えたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポケモンをまたやってみたくなった

2008-09-03 18:57:47 | こたつねこ
改造ポケモンを作ってみた -10年後の世界- Vol.1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする