Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

憎悪を政治利用した男・・・小泉純一郎

2007-01-16 | 自民党
 「小泉さんは、他人の悪口を言わなかった」と小泉信者は言いますが、個人に対して、悪口を言わなかったとしても、自分に敵対する者を「抵抗勢力」として、悪魔化したのは、この人です。

 「持たざるもの」の「持つもの」に対する憎悪を政治利用したのは、社会主義革命家でした。いわゆる革新系政治家は、よくその手を使ってきました。

 しかしながら、保守系といわれる政治家で、同じ国民の一部を、「既得権者」だの、「抵抗勢力」だの、「守旧派」だのと断罪して、一般国民の憎悪を煽るような真似をしたのは、この人だけではないのでしょうか。

 この人は、敵対勢力を作って、国民の憎悪をそちらに向けるという手法がとても上手でした。国外においては、「靖国参拝」を強行して、「靖国参拝」に反対する中国・韓国に国民の憎悪を向けさせることに成功しました。

 こんなふうに書くと、私が、「靖国参拝」に反対していると誤解する人もいるかもしれませんが、そうではないですよ。この人が、中国・韓国に国民の憎悪を向けさせるために「靖国参拝」を利用したのがけしからんと言ってるのです。まあ、中国・韓国は非難されて当然の存在ではありますが、問題は、過度に中国・韓国を敵視させることで、逆にアメリカの金融侵略から、国民の目を奪っていることです。一種の陽動作戦ですね。

 また、国内においては、「構造改革」を強行して、「構造改革」に反対する「抵抗勢力」に国民の憎悪を向けさせたのです。

 その結果、悪いのは、「既得権者」だ、「抵抗勢力」だと、「政府の悪政」が原因のものまで、彼らの責任にして、バッシングをするという悪しき風潮になってきました。

 政府の意を汲む構造改革推進者やその賛同者は、最近では、「大企業の社員」を中小企業の社員の憎悪の対象に据えたり、「正社員」を非正規社員の憎悪の対象に据えたり、「生活保護世帯」をワーキング・プア世帯の憎悪の対象に据えたり、「中高年世代」を青年壮年世代の憎悪の対象に据えたり・・・と国民を細分化して、「持たざるもの」の「持つもの」に対する憎悪を常に刺激しています。

 これも、陽動作戦の一部なのです。この様に一般国民同士を互いに戦わせている間に、巨大な「新規利得」にありついているものたちがいるのかも知れませんよ。

 なんにせよ、「国民の憎悪を煽るような」策を多用した前首相は、政治家として最低レベルの政治家であり、このような人物をもてはやしていた小泉信者は、日本国民として最低レベルの者たちであったと断言しておきます。



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「山崎氏は、れっきとした中国の政府機関の人間だった」

2007-01-16 | 中韓
 「溶解する日本」の佐藤健さんから、 「山崎拓に関する笑える記事」というTBが有りました。そこには、「山崎氏は、れっきとした中国の政府機関の人間だった」という笑撃の事実が・・・。

山崎氏は首相補佐官の重職にあった昨年5月、中国の政府機関であり、中央政府・地方政府の政策立案に携わる中国第2のシンクタンク、上海社会科学研究院の客員研究員に就任しています。


 実は、私も、以前、それに関連したエントリーを書いたことがあるので、再掲します。

「山崎拓さんは、中国からも、韓国からも期待されてる?」より、
↓引用開始----------------------------------
MSN-Mainichi INTERACTIVE (google キャッシュ)より(既にリンク切れ)

特集WORLD:
返り咲き、山崎拓首相補佐官が語る 靖国問題・郵政民営化…
 ◇靖国問題/郵政民営化/ポスト小泉…「知恵を出して参拝方法を模索しようということだ」

 4月の衆院統一補選で永田町に返り咲いた山崎拓首相補佐官。5月に入ると早速、中国に乗り込み、存在感を示した。「あんどんに灯がともったようだ」と再びバッジをつけた喜びを語る山崎氏に、靖国問題の行方などを聞いた。【松田喬和、山田道子】

 ●文化の違いを克服

 山崎氏は5~8日訪中し、上海で上海社会科学研究院上級研究員に会い、北京で黄菊副首相、唐家〓国務委員、王家瑞共産党対外連絡部長と相次いで会談した。

 「僕の選挙公約だった。福岡市と上海、韓国・釜山は『黄金のトライアングル』と呼ばれる経済拠点だ。この関係が悪化すると福岡の発展はない。日中間の『政冷経熱』を解消してほしいというのが有権者の声だった。しかも私は、中国第二のシンクタンク、上海社会科学研究院の客員研究員であり、釜山近くの国立慶尚大学校の名誉博士で客員教授も務め、アカデミックな人脈を持っている」「小泉純一郎首相からは、中身は言えないが訪中に当たっての注意事項はあった」

 注意事項は靖国問題にかかわるものだと想像できるが、一連の会談で中国側は「知恵と勇気」を持って解決することを求めた。

 「中国側は、戦争を起こしたのは一部の軍国主義者であり日本人民には罪はないと総括し、そう主張する。その総括自体は理解するが、靖国問題は別だ。小泉首相は16日の衆院予算委で『罪を憎んで人を憎まずだ』と発言したが、死んだらみんな平等だという考えで、不戦の誓いをしながら戦没者を弔っているんだと中国には伝えた。しかし、文化の違いでかみ合わない。『知恵と勇気』で解決するというのは、文化の違いを克服しようということだ。今年は戦後60年の節目なので、それにふさわしい決着をつけようというのが中国側の強い希望だ」

 「整理して言えば、解決方法の選択肢は三つだ。まずA級戦犯の分祀(ぶんし)は、靖国神社が強く反対している。しかも政教分離で政府は干渉できない。次に、国立の追悼施設を造ることに対しては党内に強い反対がある。福田康夫官房長官時代に私的懇談会で検討したが、途中で試合放棄した格好だ。結局、参拝方法を工夫するしかないのだが……。要するに、分祀と国立施設以外で、知恵を出して参拝する方法を模索しようということだ」

 ●国益を考える

 大型連休中、大勢の自民党議員が訪米し、中国や韓国への訪問団はわずかで、政治的パイプの先細りを象徴しているようだった。

 「アメリカに五十数人、欧州連合に二十数人行った。要するに行く目的の問題だ。私は憂国の士なので、どのような議員外交が国益にかなうかを考えた。議員外交の役割に思いをいたすことなく、個人的動機で動くから、大挙してアメリカ詣でとなったのだろう」

 「中国と日本との人的パイプが細くなっていることは、中国側もかなり意識しており、『党間交流』という言葉をさかんに使っていた。中国共産党と自民党、公明党あるいは民主党との間の交流を強く望んでいる。今回の(反日デモ)騒動を収束させるに当たり、日本との政治的パイプが詰まり、意思疎通ができないということを認識したのではないか」

 目下の日本外交の最優先課題である国連安保理常任理事国入りに、中国は反対の意向を示す。

 「日本の外交・安保政策の3本柱は、国連中心主義、日米同盟堅持、アジア重視なかんずく日中友好だ。特に今重要なのは日中友好だ。それは3本の柱の一つということに加え、中国に反対されて常任理事国入りを果たしても、国連がうまく機能すると思えないからだ。私は、日本が常任理事国入りをして国連活動の意思決定に参画できる形にした上で憲法改正し、『自衛軍』を国際平和のために活用すべきだと考えている。そこで常任理事国入りできないと、3本柱のうち国連中心主義が崩れる。そうなると日米同盟と日中友好しか残らないが、米国と中国のベクトルが異なった時、やはり友好より同盟なので、日本は日米同盟だけを考えて行動せざるを得なくなる。中国が日本の常任理事国入りに反対すると、そうなるけれどいいのか、と説得した」

 中国の反応は? 「靖国問題に戻る。靖国と歴史認識の問題は日中問題の核心部分だと」

 小泉首相が就任後初めて、01年8月13日に靖国神社を参拝した。15日にしないよう説得したのは、当時YKKでならした山崎氏と加藤紘一衆院議員だ。その後毎年、参拝時期が注目の的となる。政教分離に反しないよう周到に準備をして85年8月15日に公式参拝し、中国の反対で翌年から参拝をやめた中曽根康弘元首相とは対照的だ。

 「だから、僕は今反省している。あの時必死になって、日にちをずらすよう強く勧めたことを。その後の展開を見て、失敗したかなあと思っている」

 ●内閣改造も

 郵政民営化法案は、党内手続きに手間取った。山崎氏は、小泉首相から「郵政民営化問題でも働いてほしい」と頼まれた。

 「成立時期のずれは想定の範囲内だ。通常国会を延長してでも必ず成立させるのが小泉内閣の方針だ。私は解散権は持たないが、成立しなければ他に方法はないだろう。しかし、衆院解散とならないように汗をかく決意だ」

 真夏の国会で民営化法案が成立したら、小泉政権は任期残り1年。ポスト小泉が、なかなか見えてこないのも小泉流だ。

 「日中共同声明署名が72年9月29日だったこともあり、中国問題は9月が山場だと思っている。その意味でも一つの節目だし、郵政民営化を実現したら、その後の1年間で何をするかという目標設定を改めてするだろう。そのための内閣改造は考えるのではないか」

 「小泉首相には、次期リーダーを指名するという考えはない。彼自身がそのようなプロセスではなく、国民の支持で首相になったからだ。自民党総裁選に我と思うものが手をあげて、競えばいいという考え方だ。その際には、小泉構造改革に沿う路線でなければ国民の支持は得られないだろうとも思っている」

 ところで、山崎氏自身は首相を目指す考えはないのか。

 「私はもう、国民の支持は得られないと思っている。しかし、一度転んで起きあがったので、全力で小泉首相を支えたい」


 山崎拓氏いわく、「しかも私は、中国第二のシンクタンク、上海社会科学研究院の客員研究員であり、釜山近くの国立慶尚大学校の名誉博士で客員教授も務め、アカデミックな人脈を持っている」。これって、本人は自覚していないだろうけど、中国からも韓国からも、工作員として期待されているというふうに見えるけどね。

 中国を敵視するドイツ在住の某女史も、山崎拓氏の中国寄りの言動に、段々と距離を置き始めている様子でしたが、今年の4月にとうとう名指しで「スバイ扱い」しています。

■2006/04/03 (月) ドイツのスパイ摘発は優れていますよ(1) より、

先週のドイツの週刊誌「フォークス」
読んでなかったのですが、
中国のスパイについて、ドイツは既に数年前から
監視を強化していました。

例えば、ドイツ男性と結婚した中国女性が通訳として
登録し、翻訳をしたいからと、国防省から
文書を要求したところ、
これが真っ赤なウソで、どうもスパイだったらしく
発覚し捕まったケースなど、頻繁に起こっています。

ドイツは東西ドイツでのスパイ合戦の地獄をくぐり
ぬけていきているから、国民の一人一人が
すぐ、スパイか、怪しくないか、嗅ぎ分けてしまう。

私もドイツ滞在40年になろうとしていますから、
その辺は実に敏感です。
ドイツで鍛えられましたからね。

そういえば、今回の7団体訪中のメンバー、
彼らって、一体何なのでしょう?

中には怪しげな人物もいるのではないかなあ。

でも日本にはスパイ取締法がないから、
スパイ野放し!

外交も、政策も、産業、皆、丸裸です。

ホント、これって、国家にとって恐ろしいことです。

そこで、
山椒小粒氏から

<<中国スパイ:ドイツ国内で活動活発化、監視を強化

何かというと引き合いに出され、日本と比較されるドイツですが
こういう姿勢こそすぐに取り入れるべきなのでは?

追記:中国の為にお仕事をしている議員先生方
■中国の対日政策責任者が頼りにする現役の自民党議員7人 
産経新聞朝刊より
第1位 河野洋平 
第2位 福田康夫 
第3位 野田毅
第4位 二階俊博 
第5位 加藤紘一 
第6位 山崎拓
第7位 高村正彦

【日中友好協会】平山郁夫会長、村岡久平理事長、
高野倉和央事務局長
【日本国際貿易促進協会】橋本龍太郎会長、中田慶雄理事長、
笠井やく雄専務理事
【日中文化交流協会】辻井喬会長、横川健常務理事
【日中友好議員連盟】高村正彦会長、岡田克也副会長、
太田昭宏副会長、甘利明幹事長
【日中経済協会】千速晃会長、緒方謙二郎理事長、
高島竜祐北京事務所所長
【日中協会】野田毅会長、白西紳一郎理事長、海江田万里理事
【日中友好会館】林義郎会長、村上立躬理事長、吉川順一常務理事

↑引用終了----------------------------------



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