しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

資料作りの苦労。。

2006年06月22日 | パソコンインストラクター
うちの教室のテキスト、余り一般的でない方法で説明してあったり、とてもわかりにくい構成になってるんです。
そこで、先日書いた教室の受講生増加対策の一環として、テキストや練習問題を作ることにしました。
資料(テキスト)やマニュアルを作ったことのある人ならわかると思うんですが、資料作りって大変な労力の割には、効果が少ないんですよね。

特に初心者向けの資料を作ると、ワンステップずつスクリーンショットも載せる必要があり、全て説明してると膨大な量になってしまい、きりがありません。
逆に、細かい手順を全部載せればいいかというと、今度は逆にページ数が多くなってしまいわかりにくくなってしまいます。

自分で教室を経営していて、自分の作った資料を受講生の方に販売すれば、いくらか作った手間の賃金ぐらいにはなりますが、教室には既に製本されたテキストが別にあるので更に受講生の方に買ってもらうわけにもいきません。
仮に販売しようとしても、印刷すればインクと用紙が要るし、ホチキスなどで留めて冊子にして体裁を整えないといけません。これまた手間と時間がかかります。

ということで、なら補足資料を作ってレッスンまたは練習問題に入る前に、それを読んで問題を解いてもらってから入ってもらうということにしました。あげるではなく貸して、理解の助けにしてもらう。これなら受講生のかたの役にも立つし、作った甲斐もあります。
1冊冊子の形にしておけばいいので手間もそんなにかからない(;^_^A
問題があって、その下に解答が書いてあって操作の方法が説明してあるという形にしました。初心者の方にはこれが一番わかりやすい。

ネットやメールのテキストも作ってみたのですが、今は本屋で500円でパソコンの本が売ってる時代です。100円ショップでも売ってます。だから、そんな手間暇かけて態々資料作らなくてもいいんじゃないかと思うときもあります。

理想のテキストというのはありません。使いやすい、わかりやすいテキストというのはあるでしょう。どのテキストでも、要らないと思う箇所があったり、逆にここは必要と思う所が抜けていたり、操作の方法ももっと別のやりやすい方法があるという場合もあります。
自作の場合、手間はかかりますが、必要な箇所を自分の思った構成でできるし、教える際にも教えやすいし、自分自身の知識の整理と勉強にもなります。

受講生の方に「この資料わかりやすいから欲しい」「テキスト代出してもいいから」と言ってもらえると、作った苦労が報われるというか作ってよかったなぁという気持ちになります(*^-^*)