『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

Zepp福岡Bye Bye バイ@Zepp福岡

2016年05月10日 | フジライブ

はい。ということで。

5月8日(日)、行って来ました『Zepp福岡 Bye Bye バイ』@Zepp福岡!

我が地元を盛り上げてくれたライブハウス、Zepp福岡。

そこが17年の歴史に幕を閉じるその日。SMEアーティストの面々参加の素晴らしいイベントが行われました。


因みに右下にちらっと写っている絵は、福岡県民なら誰しもが知っている『にわかせんぺい』です。『こらケンジ!』のにわかせんぺい…(ローカルネタ)

『今日は特別な夜さ~…♪』が脳内リフレインする中、会場に到着。

だってね、これだけの面々が勢揃いしたのですよ。

奥田民生、PUFFY、SPARKS GO GO、真心ブラザーズ、フジファブリック、OKAMOTO'S、山口隆(サンボマスター)、土岐麻子、斎藤有太、上中丈弥(THEイナズマ戦隊)、 依布サラサ…

…ゴージャス!

しかしうだうだしてしまったばっかりに、陣取り合戦に出遅れまして…1番後ろの後ろに。『もしやこれ、見えなくないですか…?』と一気にテンションさがる。(←え?)

※今からレポ書きますが、かなりの長文大作になりますよ。心してお読み下さい。

はい。ということで改めまして。はりきってレポいきます!

始まりの合図と共に、総合司会の依布サラサちゃん、上中丈弥(イナズマ戦隊)がステージに登場しまして、軽快なトークでライブ内容の説明。

私はてっきり1バンドずつ出て来て演奏するんだ(若しくは皆で横並びになってアコースティック)と思ってたのですが、どうやら自分の持ち歌を1曲歌ってそして次に登場する人のカバー曲を歌う…というルールらしい。しかもホストバンドにボーカルが入る、という豪華さ。

前半のホストバンドは《SPARKS GO GO》でした。噂は聞いていたけれど、技術力すごかった。

そして初っぱな歌い手として、《PUFFY》のお二方が登場。PUFFYを見たのは初めてでしたが、相変わらずのゆるい感じと姐さん感が半端なかったです。歳とらないなぁ…とか。

で、ホストバンドの《SPARKS GO GO》。ベテラン感。からの~…山口隆さん(サンボマスター)!

山口さんは会場を煽りまくって盛り上げてくれました。終始怒りのパワーが凄かった(笑)結構小柄な方でびっくりしました。パワフルな歌声でした。

と、ここで前半終了。(トークを挟みセットチェンジ)

セットチェンジも済みまして、いよいよ我等がフジファブリックの登場です!

ホストバンドとして登場しましたフジファブリック。(ドラムはOKAMOTO'Sより参戦)そーくん赤のストラト。

歌い手には真心ブラザーズ兄さん。フジファブリックとはゆかりありますなぁ…(『STAR』製作時とか。志村君にチューしたい発言とかw)

土岐麻子さんの『Gift』をカバーして会場をざわつかせる。何か面白かったんですよ~…。

で、土岐麻子さん登場。ご自分の歌を歌った後、『次はこの方々です。』とカバー曲の演奏スタート。イントロ聴いてすぐピンと来ました。

『Green Bird』!

ここで『Green Bird』来たか~…!と思ったんですけど、土岐麻子さんの声とこの曲がめちゃくちゃマッチしてて、女性の声で歌うとまた素晴らしいんだなぁと思いました。名曲です。

で、次の歌い手はいよいよフジファブリック。YMUCさんの、『どーも~…福岡~…!』『最高だぜ~!』で笑う。

YMUCさん毎度お馴染みのこのセリフ。私はZepp福岡でこのセリフを聞かなかったことがない。

何の曲を歌うんだろうか…(ドキドキ)と思っていたら、そーくんが『次は自分の曲を歌います。』と言ったので、そーくんが作った、『LIFE』とか『夜明け前』とか『Girl!Girl!Girl!』あたりかな…と思っていたら。

『夜明けのBEAT』!

し、し、志村~!と思ってテンション上がりました。自分の曲…自分の曲…(噛み締める)ありがたや。

そーくんギター背中弾き(花形満風)も無事演奏。やっぱりそーくんのギターは素敵ですね。志村君の曲が聞けて嬉しかった。

で、その後OKAMOTO'Sの『Beek』という曲をカバーしてたんですけど、それがめちゃくちゃ良かった!私的にはかなりハマってるように思いました。

でここで一旦終わり。次のセットチェンジの間にトーク。

『何かフジファブリックしゅっとしてるなぁ~…こんな長いコートなかなか着こなせない。しゅっとしてるわ~…』と終始言われて、そーくん照れてました。

そこでのトークで『Zepp福岡での思い出は何かありますか?』という質問が。

それを聞いて、やっぱり志村オタク女子としてはあれを言って欲しい…と一人で悶々。あれですよね、皆さん。あれ。

『(前の)ボーカルの志村君のですね、アンプに登ってこけちゃって、アンプが火を吹きました』

…やった~\(^o^)/

白煙もくもく志村さんプンスカ事件。アンプが気になって振り返りながらサーファーキング事件。さすがYMUCさん。嬉しかった。『ひたすら平謝りしました。』も笑えました。

で、フジファブリックはここで終わり。(早くてしくしく)

そして、次のホストバンドは『OKAMOTO'S』へとバトンタッチ。

何か色々とスゴいらしい…という前評判を聞いておりましたので、楽しみにしてました。岡本太郎さんが好きなので『OKAMOTO'S』。私も岡本太郎さん好きなので(会社の机の上に太陽の塔飾ってる)もしや好きかも…と思ってました。

今回初めてライブ演奏を観たんですが…一言で言うなればスゴい。スゴかった~…センス。何か天才的だった。ここにも居ましたよ、天才。これから注目したい。

からの、上中丈弥(イナズマ戦隊)!

私はイナ戦結構好きで、今回でもう3回目。相変わらずの軽快なべしゃりと、パワフルな歌声でやっぱり楽しかったです。イナ戦は皆さん行って欲しい~…元気もらえるので。

そしていよいよ民生さんの登場!

ゆったり出てくる。ゆったりというか普通な感じで出てくる民生さん。巨匠感。

『待ち時間長くて酔っぱらってふらふらです』

…さすがだ!(←え?)

そっから『イージュー★ライダー』を歌ったんですけど、やっぱりスゴいなぁと思いました。ゆるゆる登場したのに、一気に会場の雰囲気を持っていきました。

『この曲はね~…ここ(Zepp福岡)の楽屋で作ったんですよ』

『嘘です』

…さすがだ!(←え?)

やっぱり民生さんは民生さんでしたね。相変わらずの空気感。そして歌うとスゴい。志村君憧れの人。

次に『オリエンタル・ダイヤモンド』を歌い、最後はPUFFYと『これが私の生きる道』を歌いました。懐かしかった。

そして、アンコールはPUFFYと特別ユニット(アカペラ)で『愛のしるし』、そして全員で『アジアの純真』を歌って終わってフィニッシュ。(そーくんはタンバリン役。)

Zepp福岡はこけら落としがPUFFYだったということ、閉館のこの年がPUFFY20周年と重なった…ということで、PUFFY姉さん推しな感じでした。

そして…総じて言えること…

実はあんまり見えてません。(←え?)

後ろに行きすぎたよ。押し退けてでも前に行けば良かった…残念無念。今回のフジレポがそーくんそーくんだったのは、そーくんしか見えなかったからなんです。すみません。

しかしかなり後ろ側でしたがでも、やっぱりZepp福岡の最後にフジファブリック、民生さんを観れたのは幸せでした。

出演者の方々のライブステージを拝聴しながら、志村君の事をいっぱい考えました。

ここに居たらどんな顔してたのかなぁとか。やっぱり民生さんのカバー曲を歌ったのかなぁとか。どんな思い出を話してくれただろうか…とか。(絶対アンプ白煙もくもくだと思うけど)

思い返せば、私が生まれて初めて行ったライブハウスがここでした。初フジファブリックもこの場所からでした。

本当に寂しくなります。

ここが無くなると、福岡で行われるライブが2割減になってしまうそうです。都市開発の関係とか、大人の事情とか色んなことがあるんでしょうが…やっぱり残念です。

日々生きていると、毎日色んなことがあって。嫌なことや、やるせなさや、どうしようもない思いも沢山あって。

でもここに来て好きなバンドを観て歌ってもやもやを発散したら、不思議とまた明日から頑張ろうって思えたんですよ。

音楽というのはただの娯楽ではなく、人を救う力があると思います。

新たな場所でいつかまた、こういう素敵な空間が出来ると良いなと思います。

Zepp福岡さん。



17年間お疲れ様でした。あなたのお陰で本当に色んな思い出が出来ました。ありがとうございました。



★☆セトリ★☆

■PUFFY
1* 渚にまつわるエトセトラ
2*ルーシーはムーンフェイス

■SPARKS GO GO
3*Sandy's Sunday
4*孤独とランデブー

■山口隆(サンボマスター)
5*世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
6* スピード

■真心ブラザーズ
7*どか~ん&ENDLESS SUMMER NUDE
8*Gift ~あなたはマドンナ~

■土岐麻子
9*Beautiful Day
10*Green Bird

■フジファブリック
11.*夜明けのBEAT
12.*Beek

■OKAMO'S
13.*まじないの唄
14.*ズッコケ男道

■上中丈弥(THEイナズマ戦隊)
15.*合言葉 ~シャララ~
16.*風は西から

■奥田民生
17*イージュ―★ライダー
18*オリエンタル・ダイヤモンド
19*これが私の生きる道(奥田民生&PUFFY)


★☆アンコール★☆

20.*愛のしるし(PUFFY×スペシャルユニット)
21*アジアの純真(全員)




追伸*

Zepp福岡では一番後ろでステージがよく見えませんでしたが、次の日ラジオの公開収録で、かなりの至近距離で山総さんを見ることが出来ました。
何か…なんじゃこりゃっていうくらいの素敵さでした。お肌ツルツルでしゅっとしてた。山内さん…こりゃモテますね。納得。

見に来てるかたが見事に女子ばかりで、志村君が嫉妬したのが分かってクスッとしました。



以上。