今夜は三日月がとても綺麗です。
何故だか頭の中でずっと『蜃気楼』が延々ループしてます。
あの曲とっても暗いんですけど、歌詞が深いですよね。とっても文学的。私の中で『蜃気楼』と『Mirror』は文学作品の括りなんです。
そんなこんな書きまして、今宵はもうしむさん観察日記をお届けしまーす。
最近の密着取材動画データが消えた為、もうしむさん夏バージョンを貼る。やっぱりTシャツチョイスが志村的。何てったって『55』番。奇跡。
前回、非常にナチュラルに下着の色を質問された衝撃の初対面の次の回のお話を。
あれから1ヶ月ほど経ちまして、前回の会話の無さと気まずさを踏まえ、会話が無くても場繋ぎ可能な水族館をチョイスしてお誘いしてみたのです。
初対面で下着の色を訊いてきた(くどい)とは微塵も思えないほどのうつむき加減で登場したもうしむさん。やっぱり人見知りがすごい。
私* 『あ、どうも。お久しぶりです。本日はお越しいただきありがとうございます。』
も*『…あ、ども。』
といった感じで、まずは会釈+挨拶から。
挨拶(と言っても天候の話しかしない)もそこそこに、水族館の中へ。
とりあえず、一通りぐるぐると回る。ペンギンさん見たり、お魚見たり、等。(イルカショーは人の多さで断念しました)
私* 『ペンギン可愛いですね。』
も* 『そうですね~…可愛いですね。』
もうしむさん、ペンギンさんを見る目が何だか嬉しそう…どうやら動物がお好きなようだ。相変わらずあまり会話は無いけど今回は水族館にして成功だったなぁ…と思いつつ、スナメリさんの水槽の前に。
私は結構スナメリが好きなんです。『スナメリ可愛いんだよなぁ…』とわくわくしながら水槽に目を向けると、何と。
スナメリ2頭が、がっつりと大人の行為をしていた。
私*『…………。』
も* 『…………。』
こ、これは…
どうしよう、非常に気まずい。
そもそもスナメリの大人の行為なんて、そうそう見れるものじゃないはずでは…。レアケースに遭遇したのは有り難いがスナメリさん、なぜ今…
などと思いながら、チラッともうしむさんを見るがいたって普通。
あれ?もしかしたらもうしむさん、気付いてないのかなぁ。何か普通だし。単純に『スナメリさん可愛いなぁ…』と思って見ているだけかもしれない。
きっとそうだ!私しか気付いてないに違いない。ここで『スナメリが…』なんてわざわざ言ったら、『この女変態か…?』と思われるかもしれない。変に発言してそう思われることだけは避けたい。
よし。彼が気付く前に、一先ずこの場から立ち去ろう。そうしよう。
そんなことを頭の中でぐるぐると考えて、水槽の前を通りすぎようとした時、もうしむさんが一言。
『スナメリさん、節操ないですね』
………え?
何だ、気付いてたのですね。
そしてためらいもなく堂々と、口に出すんですね。
…さすがだ。
そんな衝撃と、気まずさを感じた水族館でした。多分続く。