『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

村上素人

2015年02月17日 | どーでもいいお話

今日、バスを待つため入った本屋さんで何の気なしに手に取った本。





『村上ラヂオ』


著者は言わずもがな村上春樹さんです。


以前、志村君が『僕は《海辺のカフカ》から入った『村上素人』だ。』と書いていた記事を読んで、すぐさま本屋さんへ走った私。


『海辺のカフカ』


志村君は、情景を浮かべ、場面場面のサントラ(BGM)を脳内で作りながら物語を読み進めていたというからすごい。


どんな感じなんだろうなぁ…とわくわくしながら本を手に取る。


あ、思ったより分厚いんだな。上下巻あるのかぁ…ふーん。



…無理だ。(←え?)


私には敷居が高すぎた。


以前の記事でも書いていましたが、私は非常に活字が苦手なんです。本を読まない女子なのです。本を読む素敵女子になりたい!と思って読んだりしたことも有りましたが、長文を読むともれなく眠くなってしまう。


しかし…志村君が好きなんだから間違いない!と、とにかく村上春樹さんの世界を感じるため処女作『風の歌を聴け』(薄いやつ)を購入。更には児童書、絵本も購入。そしてとりあえず読んでみたわけですよ。



ふむふむ。ふむふむ。


………?



難解だ。こりゃ1回読んだだけでは解らないやつだ。スルメだ。





と思って、その3冊を読んだ後は暫く遠ざかっていたのですけど、久しぶりに見てみたらやっぱり面白そうな感じ。今日買ったやつ…これ、私でも読みやすかったです。


小説ではなく、村上春樹さんの日記というかコラムというか…そういうのなんですけど。志村日記を読むようにするする読めた。


文章の内容というよりは、多分私、この方の文章の書き方好きなんだよなぁ。句読点をうつタイミングとかさ。


村上春樹さんの作品って、文書云々というよりアートな感じ。内容より文の構成が好きだ。



私もゆっくり『村上素人』に。