シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

妄想未来ばなし・・の続きが書けない

2022年03月03日 | 平和
3話まで書いた「妄想未来ばなし」。
ロシアがウクライナに軍事侵攻し、
文中に出てきた核というキーワードをプーチンが使ったりして
さすがに不謹慎な感じが否めないよなぁとかモヤモヤして
積極的に書こうと思う気持ちがすっかり萎えてしまった。

妄想未来ばなしは、将来、こんな風なら平和になれるかもね、というファンタジーを書くつもりだった。
誰もが平和に暮らしたいけれど、世界の複雑な情勢を知れば知るほどそれがいかに難しいかを思い知らされる。
だけど、今人々が問題だと思っている事柄の多くは
少し前ならばそれが普通だと思われていた事だったりして、
問題意識を持てている事自体が、世界が平和になるプロセスの第一歩であると感じられて
未来は捨てたもんじゃない、と思えるのだ。
そう思いたいし。

30年ほど前、ベルリンの壁が壊されソ連が崩壊した。
夜中にテレビでルーマニアの独裁者、チャウシェスク大統領が処刑された、なんていうニュース速報が流れた。
バブルははじけたとは言え、一般的には景気は悪くなかった。
雑誌「CREA」が創刊したのはこの頃で、社会情勢に関する特集なんかもあったりして
それを読んでバルト三国を覚えて「こーゆーコトにも関心を持たねば」なんて思っていたものだった。

世界は時間を経る毎に変化の速度を増している。
インターネットや軍事など、様々なテクノロジーが日々発達する。
それに伴うグローバル化で、資源、食料で多くの国が依存し合う。
良い国が悪い国を倒してめでたしめでたし、なんていう勧善懲悪はあり得ないんだよなぁ。

戦争をしたり、自然環境を壊したり、核兵器を持ったり、人類は破滅に向かいたいのかと思ってしまう。
地球の歴史を考えたら、人類の誕生などごく最近のほんの一瞬の出来事に過ぎないなんてよく言われる。
人類は認知機能を持ったその時から破滅へと向かっており、それは残念ながら必然で
今もその歩みは止まらないということなのかもしれない。

何千年か何万年かしたら・・。
昔いたホモサピエンスという動物は、さも地球を思い通りに操れると思い込んでいたが、アッという間に自滅した・・。
人類の歴史など、そんなものになるかもしれない。

とかなんとかシニカルなコトを書いているのさえ、
侵略行為などどこか他人ごとと呑気に構えているようだが、そんなんじゃイカンな。

戦争反対。
ロシア軍は今すぐウクライナから撤退しろ。
例えキエフが陥落しても、不利益の方が遙かに上回るだろう。

そして、自国の政治にも関心を払わねば。
安倍元総理の米軍の核を共有する案について、私は断固反対する。


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