今日はクリスマスイブですね。
なんだかんだといいながら、もう24日。
ということは今年も終了まであと7日。
マジですか?って感じです。
今日は全国的にはクリスマスイブなんでしょうけど、昌三園の女王的には
私の愛する
「嵐」のメンバーである
相葉ちゃんの
26回目のお誕生日です。相葉ちゃんオメデトウ。
まだやっと26歳なのね・・・・・
おっと、ここで、
「ケっ・・また嵐ネタか・・・」
と引き返そうとしたそこのアナタ。
ちょっと待って下さい!!今日は最後まで読んで頂きたく思います。
この相葉ちゃん、今度舞台に出演致します。
「グリーンフィンガーズ」という舞台です。
当然の事ですが、女王はファンクラブ向けの優先チケット販売にて席はゲットしております。(今回も高倍率の抽選をかいくぐり、めでたく入手いたしました!!)
とりあえず、嵐ヲタとしては舞台の内容云々よりも、相葉ちゃん目当てでチケットだけ取ったのですが、最近、ふと、どんな内容なんだろう・・・と気になりました。
というのも「グリーンフィンガーズ」という題名だったからです。
園芸好きな方ならご存知かもしれない、この言葉。
英語の慣用句で
「green fingers」(園芸の才能)という意味なんです。
日本語に直訳すると「みどりのゆび」、ナルホドなんとなくそんな感じがします。
植物を上手に育てる人の事ですが、何でそんな題名なの??と思っていました。
で、よく調べてみると、実話を元に数年前に映画化されたお話だったのです。
園芸大国イギリスの刑務所内で囚人達が庭を創りはじめる事から始まるこのお話。
主人公の囚人には実は「green fingers」が有り、そのお庭の独創性が認められ、やがて由緒あるガーデニングショーに出品するまでになるのですが・・・
簡単なストーリーは(コチラ)
映画化もされて、今ではDVDで見ることもできるのですが、
私は来年3月の舞台上演まで我慢して見ない事にしておきます。
気になって舞台を見に行きたくなった方、2009年の1月10日よりチケット一般販売ですが、おそらく秒殺で売り切れるかと思います。
「green fingers」植木屋の私にもぜひとも欲しい才能ではあります。
しかし、この言葉を見てふと思ったのですが、私はこの職業に就く前はただの園芸好きのお嬢さん(←当時)でした。
当時、自宅の玄関前には山のようなお花に囲まれていました。
園芸店で買ってきた植木鉢や、小さな苗や人から頂いた珍しい植物をそれはそれは大事にし、決して広くない庭で慎ましくガーデニングをしていたのです。
その後めでたく、念願の庭造りという職業に就いた私ですが、
でも、今、私は何かを私は忘れている気がするのです。
昔は10ポットずつくらいチョコチョコ買っていた花苗も、
今ではケース単位で注文、仕入れ。
欲しくても中々個人では手に入れられない珍しい植物も、
今では業者さんに問い合わせれば、大抵のものは手に入ります。
今でもお客様にご依頼を受ければ、花壇の管理や植木鉢の植え替えをし、育て方のご相談などに乗ったりしますし、ガーデニングに十分密接している毎日は送っているはずなのです。
でも・・・庭づくりを職業にしてしまった今、何かが違う・・・・
買ってきた小さな苗に蕾がついた喜び、小さかった木が大きくなってたくさんの花を付ける様になった嬉しさ、ふと園芸店で変わった品種の植物を見つけた時の充足感。たくさん育ったミントを収穫した時の達成感。
ふと気づけばそんな感情、ずいぶん長い間味わってないかもしれません。
花があふれていた、自宅の庭は今は整然と樹木が植えられ、父が気が向いた時にお花を植えるだけの庭になっています。
お客さんのお庭への情熱や、お客さん宅の大きくなった植物や、たくさんのお花を見てるだけで私はすっかり満足しきっておりましたが、「green fingers」が欲しくて欲しくてたまならかった昔の私をふと思い出しました。
相葉ちゃん見たさに、行く事になった舞台「グリーンフィンガーズ」
きっとお庭づくりを職業とする私への刺激になる事でしょう。
そして、夢見る園芸少女(?)だった昔の私を思い出すキッカケになりそうです。
今からとても楽しみです。
あぁ・・・コレでまた仕事が頑張れる・・・
と、ココまで書いて既にpm9:00前、ケーキとチキンが無くなりそうなのでそろそろ、家に帰らねばなりません。
皆様、よいクリスマスイブを!!
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