福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

報告「つなごう!地域連携の輪!」

2016年11月16日 | 地域福祉


あら、かわいい♪
と、思わず試乗しました。
レバーを握ると動き離すと止まる、それだけの操作です。

車両ではなく、電動車椅子なので歩道走行。スピードは歩く速さです。
介護保険でレンタルできる新製品を、先日開催された「つなごう!地域連携の輪!~“したい生活”実現の為にできる事を共に考える~」 の展示部門でいろいろ拝見しました。

この会は、昨年に引き続き2回目の開催で、医療介護の専門職の方々が事例に添って対応を説明し、介護関連の情報を、医療、施設、介護方法、介護食、介護用品などの分野について広く住民に披露するというものです。
  

  

昨年の様子はこちらです。

さて、今年は新たな取り組みとして支え合いや見守り、居場所づくりをしている住民チームの対話会が開催されました。
  

参加したのは10団体。
あすみ見守り隊、大椎台自治会地域福祉委員会、大椎台助け合いの会、すいようカフェ、シニアリーダー緑区連絡会、みずき・かつら街おたすけ隊、やまぼうしたすけあいの会、NPO法人すこやかネットみどり、市民活動団体地域ケアパートナーほっと、NPO法人生活サポートグループぱれっと
で、私はすいようカフェの運営者として参加しました。

専門職の取り組みは明確ですが、住民の取り組みは自主性自発性に基づくものであるだけに、幅広く何でもありです。
わずか10団体ですが、取り組んでいること大切にしていること、課題として感じていることはさまざまでした。
孤独死、自治会との連携、受診サポート、移動の足の確保、買い物支援、交流の場づくりなどです。

今回は与えられた時間も1時間と短かかったのですが、お互いの存在を認知し合うことで、自らの活動の位置づけや意義を客観視できたように思います。
もしかしてそれは行政がしなければならない事ではないか?と感じることもあり、公・共・私の役割分担の検証と連携が必要です。
そして、どのような取り組みにしろ「人が幸福感とともに生ききる」ためのサポートだということを根底に置きたいと感じました。

今後もこのような住民同士の対話会が必要ということで意見は一致しました。
緑区の社会福祉協議会がその事務局的な役割を担ってくれそうで期待できます。

それぞれの取り組み内容や活動エリア、さまざまな拠点など住民自らが地図に落とし込んでいくような作業も面白いかもしれません。



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