福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

社会福祉法人の地域公益活動実践を聞いて

2016年10月26日 | 地域福祉


今日は、研修のためすいようカフェをお任せして新横浜駅前に行きました。
それは、全国社会福祉法人経営者協議会が主催する研修会で、その内容は、社会福祉法人の地域における公益的な取り組みの実践発表会です。
  

制度のはざまに埋もれたニーズを拾い、サポートし、行政を巻き込み、他法人に広げ、制度化へと導く、という重要な役割が社会福祉法人にはあるのですが、その役割が置き去りにされているのではないか?ということが議論され、社会福祉法人改革へと突き進んだというのが今の状況です。

既に取り組まれている先進的な実践の発表を聞くと、地域福祉として小さな団体が頑張っていたり、行政が手をつけながらあまりうまくいかなかったり、社会福祉協議会が取り組んでいたり、地域包括ケアに向かうものであったり・・・とさまざまです。

地域における公益的な取り組みの実践発表を聞いていて、引っかかった今後のキーワードを挙げてみます。
・連携
・複合的な課題
・アウトリーチ
・サードプレイス
・地域からの信頼はすぐには生まれない
・法人内での職員間の議論が大切
・法人内の業務分解による仕事の再配分とシェア
・民間企業とのコラボレーション
・小さな願いから始まる
・臨機応変な対応
・自助と互助で最期まで尊厳のある生活
・参加によって当事者はボランティアに化ける
・実践者こそ行政に物申せ
など。

社会福祉法人に限らず、行政や地域などあらゆる組織に当てはまることがらもあれば、法人経営のふくろうカフェと自主運営のすいようカフェに関わり続けて実感することもあります。
取りあえず羅列して、今後の道筋を考えてみたいと思います。



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