映画『テッド』 - R指定だよ

2013-01-27 00:36:53 | Weblog
映画『テッド』 - R指定予告編



街のいじめられっ子にすら相手にされない孤独な少年の一途な願いが届き、彼のたった一人の友達だったぬいぐるみのテディベアに命が宿る....。

この冒頭であれば、普通はファンタジーか冒険活劇を期待するわけだが....

この映画は、そういう意味では普通ではない。

この「寂しがり屋のエロかわいいオヤジ熊」が、尋常じゃなくおもしろい。

年末のオーストラリア便の機内上映で観た。

二人で歌うTHUNDER SONGが大好きだけれど、まともに訳すととんでもないことになる。


まあ、
なーーーんにも考えたくない時に観る分には最高の息抜きになるかな。


個人的にはテッドの眉毛がいいね!

PS
隣にいた子供は当然観賞禁止だったのでご安心を。

子曰

2013-01-22 09:04:42 | Weblog
一昨年、無錫のKempinski Hotelに宿泊した際、アメニティとして枕元に置いてあった栞が、最近になって読みかけのまま放置していた本の中から出てきた。

その栞に論語の一説が。

子曰、学而不思則罔、 思而不学則殆。
流石の漢文嫌いでも、これは見たことがある。
ただ、この栞。
ご丁寧に裏に英語訳が載っていた。
He who learns but doesn't think is lost.
He who thinks but doesn't learn is in great danger.
だって。

これってそっくり投資活動の心構えに当てはまるな。

昨年はお陰様で幸運にも豪ドルを中心に15%以上の利回りを出せて、今年は今だからこそレアルへシフトと企んではいるのだが、依然巷のブラジル経済への評価は低い。


んー。
どうすべ。

何せ
「思而不学則殆」
だからな。



ちなみに、栞を挟んだまま一年年以上も埃を被っていた本は、投資関係のものです。



年に一度くらいsnobbishな物言いをすると

2013-01-12 16:39:53 | Weblog
たとえばアランデュカスとかピエールガニェールのような大御所がProduceする「これでもか的なフレンチ」と違い、「そこ」には肩肘張らずとも過ごせる至極の時間がある。


そう。
青山の「ランベリー」では、日本人オーナーシェフである岸本直人氏の下、日本人ならではの繊細な感覚によって、日本ならではの食材が次々と極上のフレンチに仕立てあげられていく。

大袈裟ではなく、繰り出される料理のどれもが鏡映しのように驚くほど自分の味覚に「合う」。
まるで「牡蠣にはシャブリ」といった定番マリアージュのように。

ミシュランの星(ちなみにここは一つ星)を数える前に、先ずは自分の舌が素直に「美味しい」と感じられるものを満喫する。極端な話、それがラーメンであってもいい。それこそが本当の贅沢でしょ?

コンプリートディナー一本で勝負する潔さというか、矜持の念にも好感が持てる。


以前マイルドセブンと称して、叶えたい7つの夢の一つに「月に一度はランベリーの料理を味わいたい。」と掲げたが、それ程までに思い入れが強く、僕にとっては珠玉の名店。

ちなみに昨日食したメニューを挙げると、

本日のアミューズに続いて、
○濃厚なクレーム ド オマール、柚子のジュレ → プリプリなオマールエビの身を濃厚なクリームソースとまぶして口に運ぶ

○鹿児島県蒲生の早筍、ミクロの葉、アンショワ・ヴィネグレット →今年一番の筍は小さくて可愛らしかったが歯応え十分な食感

○近海釣りヤリイカとスッポン、豚足のファルシ 淡路島の玉葱のスープ トリュフと柚子の香り
→初めてのスッポンということで些かChallengingな食材ではあったが、中国でナマコの姿煮と対面済みの経験が皮肉にもここで活かされ(笑)、意外にもすんなりと喉を通る。滋養強壮にもよし。

○サワラの炭火焼 グレープフルーツのラケ 椎茸とマッシュルームのデュクセル 
→秀逸の味、絶品です。ラケとはラッカーを塗る意味。要するに照り焼きのことらしい。

○富士宮「さの萬」より熟成肉の炭火焼 カフェドパリバターソース
→これも初の、肉牛ではなくホルスタイン、つまり乳牛肉を炭火焼にしたもの。早くも美味しさを表現する語彙が枯渇したため、以下同文。

○デザートには苺のムラングとソルべ、ショコラ・ブラン、そしてランベリーの代名詞クグロフが供される。
→やはり以下同文。


嗚呼、官能的堪能!

時にはこういう「ときめき」があっていいと思う。

1月度のイベントが無事終了。








年が明けても

2013-01-04 07:37:30 | Weblog


経験則上、急にいいことが起こるがわけじゃない。

でも、何もせずに停滞を続けていたら停滞前線と一緒でなかなか晴れ間にお目にかかれないから。

2013年も少しずつ前へ進む。


前進するための「鉄則」。 それは、後退をしないこと。

人間だから、誤ちは犯す。
今年は出来るだけ同じ誤ちを繰り返さないようにしよう。
繰り返している内は前へ進めない。


それから、真っ直ぐに腕を伸ばして、その内側のことからシチューを温めるように、コトコトと変えていこう。


年末の30キロ走は訳あり断念したが、今年の走り初めは三鷹の西に位置する野川公園周辺を13キロゆっくりコトコト、(ううん?) トコトコと走破。 それでも 、これまでの10キロ走からすれば、3割増だ!立派なもんだ!と自画自賛。

以前、よく語録や著書を参考にしていた(今はすっかりオカルト化してしまい敬遠気味だが)斎藤ひとりさんの、
「仕事でも、何でも、正しいか正しくないかで迷った時には、楽しいか楽しくないかで判断すればよい」
といった意味合いの金言は、今でも心掛け実践している。

どうせ、今年も迷い道。
だから羅針盤を北北東に設定。
その先に、きっとおもしろいことがありそうな?

2009年の年明けに、一年の計と題して此処でこんなことを書いていた。

「飛べない鳥なら、走れ。
走れない馬なら、ゆっくりでもいいから荷物を曳け。

要するに、何でもいいから自分に出来ることを一生懸命やること。」

血気盛んだな...(笑)

今でもこの基本姿勢は変わっていないけれど。