にちじょうさはんじ

2011-11-30 07:43:21 | Weblog
出張で、北京から新幹線で2時間程の河北省、省都「石家庄」にいく。
日本から新幹線チケットを買えないので、現地中国人スタッフに手配をお願いしたのだが、同行スタッフ分も含めて、帰りのチケットは、売上が上がらないから、もっと遠くからの乗車券でないと売らないと言われたと泣きつかれた。
可哀相なので、それでよしとしたが、簡単に言うと東京と京都の往復チケットを買おうとしたら、帰りは広島からのチケットじゃないと販売しないと言われたわけだ。


そして、こうした日常茶飯事を積み重ねて、この国は、日本のGDPを抜いたわけだ。

バタフライエフェクト

2011-11-10 18:05:29 | Weblog
チュニジア・エジプト・リビアと、まるで難攻不落の要塞の如く磐石と思われていたものが、いとも簡単に瓦解する。
昨日まで、日本を代表していたエクセレントカンパニーは、一夜にして巨額な損失隠しの温床と化し、転がり落ちるように管理銘柄となる。

あまりにも、めまぐるしく、急速に世界は変化し、一瞬にして勝ち組が負け組みに、逆もまた真なり。

クラウドの下でSNSが、強大なパワーとなって増殖を続ける。
情報が瞬時にシェアされ、連鎖を生み、世界中で繰り広げられるオセロゲーム。
ギリシャの次はイタリア  その次は...?


かつて、有り余る金に物を言わせて、アメリカの栄華の象徴ロックフェラーセンターを買い占めた日本のお膝元、銀座4丁目交差点では、今、中国のパナソニックHaierのネオンサインが煌々と誇らしげに光り輝いている。 本家パナソニックは、来年の3月期には、4000億円以上の赤字に転落する。

震災に遭い、津波に襲われ、放射能に汚され、それでも歯を食いしばっているのに。


お構いなしに、無機質に、最初はアマゾンの蝶の羽ばたき程度だったものが、地球を飲み込んでいく。

それでも、僕らは

明日も元気に

「ごきげんよう」  と

生きていかなければならない




のか?


バタフライエフェクト
カオス力学系において、通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できないような大きな差となる現象のことを指す。
アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴで大雨を降らせる」という例えがよく使われる。(wikipediaより)




クラス会

2011-11-07 18:16:18 | Weblog
昨晩は、高校のクラス会に出席するために銀座に向かった。
同窓会といいながら、実は、今年顔を合わせるのが3度目の人もいる。
出張を理由に一度失礼した回も合わせれば、今年だけで大小合わせてかれこれ4回は催されていることになる。

人恋しい世代なのかな?
ちなみに、恩師は既に鬼籍に入られており、師を囲んでのつながりは最早ない。

強いていえば、同級生ながら出家した和尚さんがおり、その風貌と功徳のお陰か、この手の集いで主導的な立場にいる。
間違いなく、四半期毎に開かれるクラス会の立役者だ。

ところが、昨晩はいつも異彩を(特に昨日はイタリアンの立食だったし)放つ和尚の姿が見当たらない。
聞けば、檀家の一人が危篤となり、 「その時」に備えて待機を余儀なくされたそうだ。

つまり、立派な、「業務上」の理由によるものだったのだ。