税理士法人 三田會計舎 日記より
貼り始め
第308回 債券か、預金か、思案のしどころです
昨年、オーストラリアの ANZ 銀行で口座を作り、
その時に作った定期預金が満期になった事は、
既にお伝えしました。
1年満期の定期預金が 6.1 %の利回りでした。
今回、更に 1年延長したのですが、
新しい金利は、4.75 %まで低下しています。
税引後では 4.275 %です。
日本の銀行金利と比べたら、夢のような金利ですが、
昨年と比較すると、がっかりです。
同様に債券ですが、
豪ドル建てで購入していた債券の多くが、
今年から来年にかけて満期を迎えます。
それらの債券利回りは、5.5 % ~ 6.5 %くらいです。
満期になり、豪ドルで償還されるわけですが、
今、同様な債券を購入すると、
その多くは、3 %台の利回りです。
運用利回りが、半分くらいまで低下してしまいます。
3 %台の債券に乗り換えるか、
4 %台の豪ドル建て定期預金するか、
思案のしどころです。
いずれにせよ、大幅な運用利回り低下は避けられません、
豪ドルは、為替相場の変動が、
他の通貨に比べ大きいのが難点です。
逆に、金利が高いのがメリットです。
したがって、短期の為替変動で一喜一憂することなく、
長期的に、複利で運用していくのが良いと思います。
中心相場は、1 A$ = 80 円ですので、
1豪ドル 80 円を割っている水準で購入するのがベターです。
今日の為替レートは、82 円 付近ですので、
もう少し下がったところで購入するのが良いでしょう。
一度にたくさん購入するのではなく、
何度かに分けて購入しても良いでしょう。
私は、豪ドルが安くなると、
とりあえず、豪ドル建てMMFを購入します。
そして、利回りの良い債券が見つかると、
MMFから豪ドル建て債券へ切り替えます。
今の金融情勢ですと、
3年、5年と、長期間金利の固定されてしまう債券よりも、
豪ドル建て定期預金を1年ごとに切り替えていく方が、
リスクが低いと考えています。
とはいえ、日本の銀行ではなく、
オーストラリアの銀行に預金することは鉄則ですね。
2012年 8月27日(月)
貼り終わり
待ってろ豪州。
もうすぐ行くから。