LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

うわさの歯医者さん

2011-09-20 19:35:24 | 自然療法


いつか機会があったら行ってみたいなー、と思ってたところ。でも、子供預けてわざわざお一人さまで上京するほどのことでもないしなー、と思っていたのですが、なんせ最近、母の取り合いで愛(&体重)の重いチビモンスターたち。いい関係を保ち続けるためにもここは一つ距離を置きたいっ!(←恋人かっ)というわけで、子供たちと離れ、おひとりさまでついに行ってまいりました。いざ、自然育児系の方たちの間ではメジャー?(=世間ではマイナー)な歯医者であって歯医者でないグリーンハイツ歯科へ
歯のことで相談に行ったら怒られるというウワサの歯医者さん。電話で予約をしたら、「あのー、聞いておりますでしょうか・・・?歯医者というよりは整体とお考えください」
とのこと。とはいえ、やっぱり何らかの支障が歯になければ行きづらかったんですよね。実はワタクシ生まれてこの方虫歯というものになったことがありません。なので、馴染みのない歯医者さんって特に構えてしまうのです。今回行った理由は歯がなんとなくしみるときがあるような気がして、その隣の歯に・・・ガーンもしかしたら小さな穴?と思われるものを発見したため。ネットで調べたら、痛みをほとんど伴わない“トンネル虫歯”というのがあるそうで、もしかして、これ!?と思ったのです。治療が必要なほど痛くもないし、しみない、けれど検査してほしい、そうだ!グリーンハイツ歯科があったじゃないかと。

待たされている間ドキドキしてきました。そして、急に後悔と感謝の念がわきおこってきたのです。ああ、私いままで虫歯にもならずがんばってくれてた歯たちに感謝するの忘れてた、って。失ってはじめて分かるありがたみとでも言うのでしょうか?まあ、結果失っていませんでしたが

そうこうしているうちに先生登場。案の定「あー、歯は見ないんだよねえ」と言われてしまいました。でも、気になるんです!検査してほしいんです!・・・とは小心者の私には言えませんでしたが、問診票に書いておいたので一応診てくれました。
「いい?歯医者さんとは思わないでね?」
と首や背骨のどの部分にゆがみがあるのかを指摘してくれて、指圧のようなことをしてくれます。私の場合、ゆがみの原因は左奥歯のかみ合わせのズレからきていました。なぜ、かみ合わせのズレが起きてしまったのか・・・それははるか昔小学校高学年の頃だったでしょうか。検診で行った歯医者さんに「せっかく虫歯がないのだから、予防しましょうね」と言われるがまま奥歯の溝に樹脂を埋め込んだのです。これがさまざまなことの原因。いまなら分かります。身体のどの部分も個人個人にあわせてできている完全オーダーメイドのようなもの。そこに無理やり違う形のものをはめこんでしまったら?

「これを治すには自然に樹脂が削れていくか、歯が欠けるか歯槽膿漏になるか、虫歯になるしかないんです」

ええ、虫歯も!?そんなポジティブに捉えちゃう!?
そう、虫歯ですらもはや戦うべき相手ではない。あー、神之木クリニックと同じだあ。意味がって起るもの。気づき
崩れてしまった身体のバランスを取り戻そうと起る現象なのだそうです。先生によると甘いものを食べすぎたり、歯をよく磨かないから虫歯になるということはないそう。・・・確かに、虫歯ゼロのワタクシは歯磨きのいい加減さにおいては自信がある(←公開ブログでえばるところではない

キーワードは「バランス」。バランスが崩れてしまったら身体は懸命にそれを取り戻そう、と違う形で調整をはじめるそう。それが腰痛であり、虫歯などなど・・・。だから治療もしないほうがいい。
身体をもっと信じてあげて、そう言われているような気がしました。ん~身体ってエライっ!!!人がすることは何もない!
ああ、きっと地球も同じなんだ。人によってゆがまされてしまったさまざまなところを自分でバランスを取ろうとゆがみを治そうとしてるんだ。それが、自然災害なのかも・・・そんな思いも頭をよぎりました。

ちなみに症状をよくするためには「何もしない」のが一番いいそうです。普段しない運動をしたり、急に健康食を過剰に取ったり、水をいっぱい飲んだり・・・しないこと
ああ、がんばらないの、大得意です(笑)。なあんにもしなくても、身体がすこーしずつバランスを取り戻すために自分で調整している。
「ただ、感謝する。それだけです」
という神之木クリニックの先生の言葉がまたまたこだまします

そんなわけで、私はたいした症状じゃなかったのでもう行くこともないと思いますが、こういう歯医者さんはなかなかないので北は北海道から南は九州から患者さんが来るそうです!鎌倉で遠いと思ってたなんて甘かったわ

私自身の症状からは目からウロコほど解説はできませんが、院内に置いてあった先生のインタビュー記事は非常に興味深いものでした。
銀歯を本来持っていた歯と同じ大きさや形に近づけたら登校拒否が落ち着いたり、身体が傾いて転びやすい小学生の子が溝の樹脂を外したら症状が改善したり
腰痛、不妊も歯に原因があることが多いんだそう。というのも、私たちの身体は筋肉、骨、内臓、欠陥や神経など、身体中のすべてがつながり合って動いていて、脊柱の変化から身心に問題が起きてくるから。そして、その脊柱のズレというのは、差し歯や入れ歯、詰め物などで顎がずれ、それによって頭の重心が変わることが原因で生じてくるそうなのです。

さまざまなものが部分化され、全体が見えない、つながりが見えなくなってきているこの時代。身体の部分部分も当然ながらつながっていたんですねー。
身体と心も切り離すことができない。そう、先生のいうように全ては「バランス」。バランスを崩さないように、自分の心を身体をもっと大事にしなくちゃなあ
そんな気づきを得ながらも、実践できるかどうかは別問題。相変わらず家族に対してヒドイ態度を取る成長のない私なのでした・・・
うん、がんばろう。いや、がんばらずに自然体でいよう
私の歯たちよ、ありがとぉーーーーー


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