先日、アメリカの情報雑誌フォーブスで、10億ドル(約1180億円)以上の資産を所有する世界の長者番付(2006年版)が発表された。
それによると、世界一の金持ちは、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長。またか…、という感じだが、驚くことにその資産総額は500億ドル(約5兆9000億円)で、12年連続の1位ということ。
日本人のトップは107位の武富士前会長・武井保雄氏(54億ドル)で、日本人は上位100位から姿を消すことになった。
経済大国と言われる日本の1位でも、世界的には100位にも入れないとは…世界には、超大金持ちがたくさんいるんだと再認識させられる。
それにしても、ビル・ゲイツ会長の資産総額は500億ドル(約5兆9000億円)って…、いったいどんな莫大な金額なのか…。
1万円札を重ねていくと、1億円は1mの高さになる。1兆円は、1億円の1万倍であるが、その高さは何と1万m、つまり、10kmにもなる。世界最高峰のエベレスト山(チョモランマ)より高い。つまり、ビル・ゲイツさんって、エベレスト6個分の一万円札を持っているっていう感じとなる。
このゲイツさんですが、稼ぐ額が半端でないばかりではなく、寄付の額も半端じゃない。貧しい子どもの予防接種のために、7億5000万ドル(約770億円)を寄付したり、インドでのエイズ撲滅に1億ドル寄付、スマトラ沖地震の津波被害に対しても300万ドルの義援金を提供している。まさに、「ポーン」という音が聞こえてきそうだ。
彼は、奥さんと一緒に創設した「ビル&メリンダゲイツ財団」を通じて、これまでに49億ドルを寄付している。日本円にすると、約5兆4000億円、東京都の一般会計の予算規模とほぼ同じ額となる。こうして、世界一寄付するおじさんとしても有名になり、エリザベス女王から名誉騎士号の称号をも贈られた。
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