[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

流れ橋

2007-06-09 | ちょっと気になる最近の話題

ずっと以前からお気に入りの番組
『探偵、ナイトスクープ』

いつも録画したものを見ているのだが、
今回の依頼のなかに、
「流れ橋」
に関するものがあったので、特に注目して視聴した。

番組の内容そのものは、
時代劇の大ファンである依頼者のオジサンが、5年前に数々の時代劇シーンに登場する流れ橋を
見に行き、何気なく橋げたに渡した板の枚数を数えたところ、行きと帰りとではかなりの誤差が出た。
以来5年の間に20回ほど数えに行ったが、そのたびに数が違う。なんとか正確な枚数を
数えたい、というもの。長原成樹探偵が依頼者と共に流れ橋に行き、一緒に数えるのだが…。
というようなもの。

知らない方のために、この「流れ橋」とな何たるものかを説明すると、
(って言いながら、私は実際自分の目で見たことないので、偉そうに言えないのですが…)

正式には「上津屋(こうづや)橋」といい、橋の全長約356.5mもある。
府道八幡城陽線に架かっており、城陽市、八幡市、久御山町の町境の木津川に架かっている。

この流れ橋は普通の橋より、低い位置に架かっており、川が増水すると沈むようになっている。
いわゆる沈下橋だ。潜り橋や潜水橋とも言われ、このような橋は、四国の四万十川が有名だ。

これが驚くべきことに、川が増水すると、橋げたが外れる構造になっている。
増水時に水の抵抗を少なくするため、橋げたが浮いて流れるように設計されていて、
流された時には、つながれたワイヤーで繋ぎ止められるようになっている。
これが「流れ橋」という名前の由縁だ。

時代劇等の撮影場所としてよく使われているらしい。

この橋の存在は知っていて、以前、車でこの辺りに立ち寄ったとき、
“流れ橋 → ”という看板が目に入り、

「おおッ、行ってみよう!」

と思って、そこらを走り回ったのだが、結局わからずに、諦めた。
当時は、どんなものかをよく知らなかったので、
“小川にかかる、今にも崩れそうな小さな橋”をイメージしていた。

そして、この「流れ橋」はそのまま、忘れられた存在となっていた。

それを今回、テレビで見て、驚いた。
「こんなに近くに、こんなにカッコいい橋があるのか…」

これは行かにゃあかんなあ。


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