八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

恐怖と支配と服従

2013-08-10 00:41:23 | イケン!

 

Bomb

 

子供の頃から、

 

日本は唯一の被爆国として平和を 云々・・・・

という言葉に引っかかっている。

 

被爆した という事実は 天罰 でも 天災 でもない。

被害者がいれば、必ず加害者がいる。

 

広島と長崎に、

原子爆弾 を落としたのは アメリカ である。 

 

広島には、

"First Message For Hirohito" と落書きされた

 リトルボーイ(ウラン濃縮型) 

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長崎には、

"Second Kiss For Hirohito" と落書きされた

ファットマン(プルトニウム型)

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2種類の 原子爆弾 を実戦実験をされて、

 

広島では 14万人 

長崎では  7万4千人 が犠牲となった。

 

アメリカの行った原子爆弾の投下という

非戦闘員を大量殺戮、大量虐殺した行為は、

国際法に照らしても、明らかに犯罪行為である。

 

 

アメリカを恨め! という話ではない。

 

加爆国であるアメリカと、

被爆国である日本を同時に語らなければ、

平和への願いは伝わらない。

 

日本は唯一の被爆国として平和を訴え 云々・・・・

という言葉は、お人好し過ぎて気持ちが悪いのだ。

 

 

また、

 

原子爆弾を落とした

アメリカにシッポを振り、

 

アメリカの兵隊さんに

チョコレートとチューインガムをおねだりし、

 

かつて、出征兵士を見送った日の丸を

同じように振ってマッカーサーに感謝し、

 

アメリカにせっせと、

多額のみかじめ料を払い続け、

 

アメリカの核の傘の中に、

ちゃっかりと、すっぽり納まって、

 

日本の空は、

自由自在に米軍機が飛び交い・・・・

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非核三原則!

核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず・・・・

 

なんて言っても、説得力はない。

 

 

話は変わるが、

 

DV(ドメスティックバイオレンス) の三原則は

恐怖 と 支配 と 服従 だという。

 

2009年に起こった、

千葉団地殺人・次女連れ去り事件 のことを思い出す。

 

目の前で母親が殺されたにもかかわらず、

沖縄まで、恐い犯人に恋人気取りでついていった次女と、

 

原子爆弾を落とされたにも関わらず

恐いアメリカについてゆく日本の現状は、

妙に符合する。

 

日本は、

救いようのない ストックホルム症候群 なのだろうか?

 

 

 原爆は恐い

 恐いはメリケン

 メリケンはカウボーイ

 カウボーイはガンマン

 夕日のガンマンはこう言った・・・・

 

 「いいか、この世には2種類の人間がいる。

  弾を込めた銃を持ってる奴と、自分の墓を掘る奴だ。

  お前は墓を掘るほうだ」

 

 

 

 


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