2008年12月1日のブログ記事一覧-「赤壁」戦記2007

まだまだ「三国志」

2008-12-01 22:03:59 / 映画「赤壁」関連

映画「レッドクリフ」を見たら、また「三国志」を読みたくなって、今は吉川栄治さんの「三国志」を再読中です。

孔明さんの登場って、吉川版でも北方版でもちょうど半分くらいの所からなんですね。
「劇的登場」という言葉がぴったりで、孔明登場以降はそれまでの主役ががらりと入れ替わって「孔明三国志」となります。

でも私は、孔明登場に至るまでのいきさつも大好きです。三国志の面白いところはどんな人物にもちゃんと「過去」があるところ。たとえば。。。。

魯粛登場

レッドクリフで孔明さんのベストパートナーを務める魯粛ですが、じつは彼を呉に連れてきたのはほかならぬ周ユです。
孫権の兄、孫策が急死したあと、若干１９歳の孫権を補佐することになった周ユはどうしてももう一人補佐役が欲しくて、わざわざ魯粛を訪れて孫権に仕官させます。
そして魯粛はなんと孔明さんの７歳年上の諸葛謹を孫権に仕官させます。
感激！
もうこのころから未来の孔明さんとのつながりがあったわけです。
兄がちょうど２７歳、ということは弟の孔明さんは若干２０歳のころです。孔明さんは孫権の一歳年上ということになりますね。

烏丸

「レッドクリフ」で最初の献帝と曹操の会話に「烏丸の平定で兵も民も疲れている」とのことばがあります。
そう、曹操は赤壁の戦いの前に、最大の敵であった「袁紹一族」との戦いがあり、うーーーーんと東の方にある「烏丸」というところに遠征してたんですね。

その烏丸に行くまえに河北で戦っているときに曹操は「十面埋伏の計」で袁紹を退けました。
またレッドクリフＰＡＲＴⅠの最大の見せ場のひとつ八卦の陣は、実は曹操軍が劉備軍に対してつかった戦法です。

蔡瑁

ＰＡＲＴⅠで曹操に「誤字脱字」を指摘されたさえない蔡瑁さんですが、実は劉備が一時身を寄せていた荊州の劉表の後妻の兄（笑）だったんですね。
前妻の長男を廃して、後妻の子供を跡継ぎにしようと、兄・妹はじゃまな劉備を新野・じょう陽に追い払います。

そこで司馬徽に会った劉備は「あんたに足らんのは立派な軍師じゃ～」と言われて初めて「臥龍」の名前を知ります。孔明さんのことですがまだ知らないんですね、劉備は。

そして臥龍をさがしているときに別の軍師「徐庶」に出会い、彼の指導で曹操軍の「八門金鎖」の陣をビューティフルに打ち破ってしまう。
それがきっかけで曹操は劉備が軍師を得たことを知り、さっそく徐庶を取り上げられてしまいます。その徐庶が劉備のもとを去るとき、自分よりはるかに優れた軍師として「臥龍」＝諸葛亮孔明を教えてくれるというわけですね。

ということで、三国志を読んでいると人に歴史あり！で、とっても面白いし、「レッドクリフ」の前にも歴史ありだと思いいたるわけです。

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ＢＳjapanで「ウィンターソング」

2008-12-01 21:05:19 / Weblog

お友達のご連絡いただきました

１２月８日　月曜日　20:55～23:00
シネマクラッシュ「ウィンターソング」放送です

ＢＳjapanの放送はとても美しい映像が期待できますね

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ＴＯＨＯシネマズマガジン１２月号と東宝トピックス

2008-12-01 20:10:55 / 「K-20　怪人二十面相・伝」

今日、帰りに渋谷の映画館で「レッドクリフ」ＰＡＲＴⅡの前売り券を買ってＴＯＨＯシネマズマガジン１２月号をいただいてきました。

松たか子さんのインタビューが二ページ掲載です。

そして怪人さんの映画紹介、「プライドをかけて怪人Ｋ－２０とバトルを展開！

そうですね、プライドをかけてという言葉もある意味、合っていますね。

渋谷の交差点で信号待ちをしていたら、ＯＡＳＩＳのThe Shock Of The Lightning／ショック・オブ・ザ・ライトニングが聞こえてきて、思わず「すわＫ－２０の宣伝かしら！？」と見上げましたが。。。。。

ＣＤの宣伝でした。。。。。

ねぇ、タイアップするならきちんと皆様に伝わるようにタイアップした方がいいと思うのですが。。。。
いまだ私は街の中でポスター一枚見かけていませんよ。

ＲＯＢＯＴでアンチカさんが気合を入れていますが、私たちがいくら気合い入れたって、肝心の配給会社が気合を入れないと、「まだまだ観客は伸びそう」と言われている「レッドクリフ」の負けちゃいますよ（しくしく。。。。。そ、そんなことになったらどうしよう。。。。。）

怪人二十面相が一瞬にして金城武に！　東宝トピックス